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銚子「香海」へ入梅イワシを食べに行く

イワシというと、最近は回転寿司なんかでも生で出すようになったし、魚の店だとそこそこおいしいけど別に旅行のメインになるような食材じゃなくね?というのが一般的なイワシのイメージだと思う。

この2018年6月下旬に、たまたま「入梅イワシ」というこの季節の銚子のイワシが最強だという話を知ったので、食べに行った。

銚子「香海」

いわしの鉄火丼 八百円
なんかこう、もう見た目がすごいけど味については口に入れた瞬間絶句する。した。
脂の乗っている魚のうまさというのは、脂!ジューシィ!と思う向きもあるだろうが、見た目から想像されるこってり感は皆無で、とにかくうまさの塊が口の中に飛び込んでくる。いわしと聞いて想像できるうまさの何かとは次元の違う存在なので、ぜひもう行って食って来てくれとしか言えない。

香海の外観はかなりディープな感じであり、正直観光客は全くいない。私たちが訪れた時は地元漁師っぽい人が仕事上がりに食べていた。

おまかせ定食 千三百円
興奮しすぎて全景を撮影するのを忘れた。以下の美しい刺身盛り合わせに加えていわしの天ぷら二つを含む天ぷらの盛り合わせと鯖の塩焼きが付いて来た。
どうかしている。当然味は優勝です。米が足りなくて死ぬかと思った。
色々な温度のイワシが美味しいということがわかった。

いわしのなめろう 六百円
人生なめろうランキングで優勝した。

等、相当やりたい放題の食事が出てくるのだが、一番高い定食が1300円なのに質も量もおかしい。
インターネット的にはレビューの件数も少ないし、外観も地元指向だし、特に行列とかできないし、へんな有名店になって行列とかできるようになったらいやなんだけど、幸いわたしには影響力は無いのでぜひ読んだ人は行ってください。

こちらのイワシ、ランチで食べるのと夜に食べるのとだとイワシの食感が違うレベルの超鮮度イワシを出していると店主の談。(ランチだと死後硬直でコリコリしているレベルの新鮮さ)あと、捌いたことがある人ならわかるだろうけど、イワシみたいな魚は食べられるようにするのがとてもめんどくさい。なのにこの価格そして質。

絶対に損はさせないので、入梅イワシを食べに行ってください。
わたしは来年も行きます。

香海

銚子駅から徒歩だと15分くらい。シケだと船が出なくてイワシが入らない事もあるので、前日に電話で問い合わせをした方が良いです。
香海
〒288-0041 千葉県銚子市中央町6−30
0479-25-3703
https://goo.gl/maps/Viy7WSfnET12

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