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6月の始まりと焦らないことについて。


月初の忙しさという感じの日だった。

朝は昨日の残りのカレーを食べて、コーヒーを飲みながら微睡んでいた。

土曜の午後ってどこか特別な感じ。

小学生の頃、土曜が半ドンの日はなんだかワクワクしてて、習い事もなくてゆっくりゲームできたりするのが嬉しかった。

何だかそんな昔のことをふと思い出すような緩やかな午後だった。

最近気づいたのは周りから「楽しそうですね」と言われることが増えたこと。

いろんな人と関わってる事がそう見えるらしい。

なんだか不思議な気分だった。

自分では日々楽しいなと自覚していたが、それを他人から言われると少し驚く。

あーやっぱり伝わるんだなと。

別に引き寄せとかは好きじゃないけど、やっぱり楽しそうにしてると楽しい人が寄ってくるのは確かなんだなと実感する。

実際今うつとかそういう精神的な疾患の自覚はない。

だからといって治ったー!とも思ってない。

でも昔みたいな鉛のような気分になることもないし、塞ぎ込むことも減った。

なんとかなるって言葉が自然にでる程度にはなった。

そんな変化が自分だけではなく周りにも伝わってると思うとうれしかった。

音楽を演奏していても、いい評価を頂くことが増えた。

「音がいいね」

なんだかうれしい言葉。

やっぱり人は見ている。

言語化できるできないは別にして人は人をすごく見ている。

そしてそれを残酷にも自らの表情や態度で自然と表現する。

だから僕らは傷つく日があるんだ。

でもそんなとこばかりを見ていてもしょうがなくて、

時計はずーっと動いているし、

2019年はもう半年を過ぎようとしてるし、

令和も1ヶ月が過ぎた。

だから僕らは今できることを真剣にやるしかない。

自分に正直に。

周りに素直に。

そんな小さなことを積み重ねることしか、平凡な僕らには道がない。

一足飛びにどこかには行けない。

僕は自分のことをせっかちだと思う。

でもこれってとってももったいなくて、

せっかちに焦る必要なんてどこにもない。

焦っても時間は早く進まないし、物事も早く片付かない。

だからと言って立ち止まってもいられない。

だから考える。

だからやってみる。

小さく小さく。

石を1つづつ積み上げるように。

それはいつか砦になる。

それはいつか城になる。

そしていつか町になり、人と人とが交わる場所になる。

だから小さな町を作るように生きようと思う。

素晴らしい町じゃなくていい。

自分らしい町をつくりたい。

読んでいただきありがとうございます。もし気に入っていただけたらサポートをおねがいします。今後の感性を磨くための読書費や学びへの費用とさせていただきます。