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アドラー心理学から、ユニークなキャリアのヒントを得る。

アドラー心理学って何?

アドラー心理学ってご存知ですか?フロイト、ユングにならび心理学の3大巨匠として知られています。そんなアドラー心理学で、日常のキャリアにおいて、とてもヒントになったことを共有します。

キャリア形成において、大事なのは、イベント(何らかのいい出来事、悪い出来事)が起こった後の、「解釈」(こう思う、感じる)がその後の行き先を決めるともいわれてます。(キャリアの社会的学習理論とも言います)

アドラー心理学は、非常にユニークな視点で、日常の出来事のとらえ方のヒントを与えてくれるのです。

とっても難しい😵ので、ざっくり2点、個人的に役に立つ、行動が変わるかも?という視点を紹介します。

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❶自分の課題と、他人の課題を分ける事が大事!うまくスルーせよ。

ざっくり言うと、他人に振り回されないようにしましょう ということです。もっと具体的な例を挙げましょう。例えば、仕事であなたが何らかのプロジェクトを担当していて、当初の目標を達成したとしましょう。自分なりにも頑張ったと自負できる結果です。しかし、上司は「これでは、全然駄目だ!もっと頑張ってほしいなあ。」と言われたとします。正直残念な気持ちになりますね。

しかし、当初の自分なりの課題(合意した課題)は達成したので、自分の課題は達成していると前向きにとらえてよいはずなのです。もっと頑張ってほしいというのは「他人の課題」であり、立ち入る必要はない(上司がもっと良い成績を上に報告したいだけかもしれません)ということです。

こう書くと、「いやいや、上司の期待にも応えようよ」と思うかもしれませんが(実際そういう場面もあるかもしれませんが)、それに応えてどんどん働いてしまうと、その上司のためにもよくありません。上司の認識として、「人は、無理に言えば何でもやるんだ」と刷り込まれてしまい、他の人にもそのやり方を展開してしまうかもしれません。一線を引くということは、自分の為ならず、周りの為でもあると思うのです。

これに関連したものとして、スルーするスキルが昨今注目されてます。。

アップル創業者のスティーブ・ジョブズも「他人の時間を生きてはいけない」と有名なスタンフォード大学の卒業スピーチで言ってます。

https://www.youtube.com/watch?v=VyzqHFdzBKg

人間、限られた大事な時間があるので、無理に他人の課題に生きる必要はないのです。

❷人間が動くのは「目的」だけ。過去の「原因」ではない。

例えば、「自分は、幼いころに親が英語を学ばせてくれなかった。だから英語ができないんだ」という人がいたとします。しかし、アドラー心理学では、このような人は、単に「英語を学びたくない人」と捉えるでしょう。

結局、なんだかんだ過去の原因を持ち出して、できない理由を語る人は、それが「原因」なのではなく、「目的」が無いのだということです。

確かに、本当に英語ができるようになりたいと思えば、そんな過去のことを持ち出さず、その瞬間も躍起になって学習しているはずです。

もし、なかなか実現しないなあ と思うことがあって、原因ばかり考えているとしたら、「自分はそれは本当はやりたくないのでは」とよく考えてみたらどうでしょう。単に、誰かに勧められた、社会的にこうなってるからやらねばならぬ的な発想で、実現したいと錯覚しているだけではないですか?

そうであれば、本来本当に目指すべき「目的」を考えてみましょう。

いかがでしょうか、皆さまのキャリア形成のヒントになれば幸いです

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