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キャリアコンサルタント資格は更新すべき?と迷う方の判断基準5選

キャリアコンサルタントは2016年に国家資格化された資格で約7万人の人が試験に合格し登録しています。その更新期限は5年となっており、更新料に加え、5年間のうちに38時間の研修(1時間研修費約3000円~5000円)をこなさねばなりません。

この資格は更新すべきか?について迷う方が増えています。

更新する人、しない人、どのような基準で考えればいいのでしょう?判断基準5選を紹介しましょう!!なお、厚生労働省によると、約7割が更新をしており、3割は更新しないという事実があります。

参考:更新の状況をみると、最初の更新時期を迎えた令和 3 年度における更新率は 69.0%、 令和 4 年度における更新率は 70.6%となっている。 当該 2 年間に更新を受けた者のうち、 スーパービジョンを受けたことによる控除を活用した者は 0.7%、実務従事による控除を 活用した者は 35.3%であった。

厚生労働省

判断基準5選


1)費用対効果(採算は合うか)
2)現職で必要か
3)キャリアプラン(将来設計)には必要か
4)専門家とのネットワーキングの価値があるか
5)代替の資格があるか?

上記の5つを判断基準とし、3つ以上当てはまれば、積極的に更新してもよいのではないでしょうか。

1)資格更新の費用対効果:

資格更新の費用対効果:

更新に必要な費用と時間を考慮し、それが自身の金銭面またはキャリアにプラスにもたらすであろう利益と比較します。更新費用がそこそこ高い資格なので、その費用を取り戻せるかというキャッシュでの観点があります。
もちろん、お金だけが全てではないという方は、考慮しなくてもOKですが、さすがに1円もプラスの収入がないと厳しいものです。

この費用対効果の観点は、以下の記事を参照ください。結論として、副業でキャッシュがプラスになる方もいます。

2)現職での必要性:

現職での必要性

自分の現在の職場または業務でキャリアコンサルタントの資格が必要かどうかを評価します。資格が直接的な昇進や職務の拡大につながる場合は、更新が推奨されます。

例えば、社内でキャリア推進室に勤務している、人事部に勤務している。公共の施設でキャリアコンサルタントの資格が推奨されている、などの場合です。

しかし、この資格が「必須」とはされていないことから、「あった方がいい」レベルにとどまる傾向にはあります。どちらかというと、自分自身の箔をつける、自己研鑽のため、という理由もあるでしょう。

3)キャリアの将来設計に必要

キャリアの将来設計:

自分自身の長期的なキャリアプランにおいて、キャリアコンサルタントとしての資格がどのような役割を果たすかを検討します。例えば、将来、独立してキャリアコンサルティング業を開業する予定がある場合は、採算を気にせず、更新して、更なる専門性を磨いておくことは得策でしょう。

4)ネットワーキングと専門家コミュニティへの参加:

ネットワーキングと専門家コミュニティへの参加

資格更新プロセスや関連する研修に参加することで、同業のプロフェッショナルや専門家コミュニティとのネットワーキングの機会が得られることは重要なメリットです。このネットワーキングは、資格を更新しないと得られない人脈となりそうです。これは、新たな仕事の機会を見つける上で有利に働くことがあります。

5)代替の資格の有無

代替の資格の観点

:キャリアコンサルタントの資格以外にも、自身のキャリア目標に貢献する可能性のある他の資格や研修があるかを検討します。場合によっては、新たな資格取得の方が有益な場合もあります。

例えば、産業カウンセラー、GCDF-Japanキャリアカウンセラー、CDA、EAPメンタルヘルスカウンセラーなど、必ずしも国家資格でなくても、活動上、問題ないよね、という方は、代替できるかが、更新の基準となるでしょう。

いかがでしょうか?更新するもしないも、前向きに判断できるとよいですね。

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