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発達理論-(3)その他の理論家

※発達理論の概要については、(1)「斬成的発達理論」エリクソンの無料公開部分より確認できます。
(コチラ↓)

1.ハヴィガースト(1900-1991)
「発達段階に対応する発達課題」を提唱~

アメリカ教育学者
「発達段階に対応する発達課題」の概念を最初に提唱。

「発達課題とは、人生の各段階の時期に生じる課題で、それを達成すれば人は幸福になり次の発達段階の課題も容易になるが、失敗した場合はその人は不幸になり社会から承認されず、次の発達段階の課題を成し遂げることが困難となる。」
(ハヴィガースト)

多くの発達課題は適切な時期があるが、中には人生を通して終わることのない課題や、青年期・中年期・老年期(人生の節目)になって改めて反復的に取り組まなければならない課題もある

《発達課題で要請される項目の特徴》
①身体的成熟
生物学的な器官(脳)の発達、身長・体重の増加などによって要請されるもの
②文化・社会からの要請
その人が帰属している文化・社会から
「~すべき、~するのが良い、~が当たり前」
という形で要請されたり、学校教育の普及・職業活動の高度化(技術化)によって新たな発達課題が求められたりする。
③個人の価値観や要求水準
進学や職業選択・パートナーの選択・ライフスタイル等、個人の価値観や要求レベルによって要請される。

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