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第12回「春の名曲フェア~マキタの春~」より、「時には娼婦のように」(黒沢年男)

ザ・カセットテープ・ミュージック」のトーク書籍化「カセットテープ少年時代 80年代歌謡曲解放区」が、6月1日発売に。今夜は、この6月2日(土)にマキタスポーツ&スージー鈴木出演の発売記念トークイベントが東京・HMV&BOOKS SHIBUYAで行われることにちなみ、マキタスポーツセレクト回のトークも紹介。第12回「春の名曲フェア~マキタの春~」で選曲されたのは、マキタスポーツならではの視点が詰まった「春の歌」だった。

♪「時には娼婦のように黒沢年男(1978年)
スージー鈴木:(イントロが流れ)あぁ、何か事件が起きる…。
マキタスポーツ:詞をよく聴いてください。
(1コーラスが終わりトークへ)
スージー鈴木:今日のテーマ、何でしたっけ? 「春」でしたっけ?
マキタスポーツ:やっぱりあの…春歌(笑)。
スージー鈴木:そういうことだったんだ!
マキタスポーツ:えっちぃ曲ですね。子どもの頃、こんな歌が普通に歌謡番組で歌われてたわけですから。珍現象です。
スージー鈴木:それはそうですね。小学校5年生の私も「ザ・ベストテン」を見ていて、この「黒い靴下」っていう言葉に、なんかモヤモヤっとしてね(笑)。
マキタスポーツ:僕なんか、スージーさんよりも4つぐらい年下なんで、意味が分からなかったんです。ただ、なんかいけないことを歌われてるような気がして。「娼婦」っていう言葉とか、「乳房」っていう言葉とか、「黒い靴下」とか…。これは恐らく、ろくでもねぇことを歌っているに違いないとは思いつつ、分からないから、お母さんにうっかり「娼婦って何?」って聞いたんです。
スージー鈴木:アハハハハッ。
マキタスポーツ:もう、うちの空気がえらいことになっちゃって。でも、この曲って耳なじみがよくて。俺ね、縦笛で吹いてましたから(笑)。畑のあぜ道沿いで、あの曲をリコーダーで吹きながら下校してる小学生でした(笑)。
スージー鈴木:一説によると、歌謡曲というジャンルが無くなったのはアダルトビデオの普及と関係してるっていう。これ僕、正しいと思うんですよね。
マキタスポーツ:面白いですね。
スージー鈴木:この翌年1979年に、松坂慶子の「愛の水中花」がリリースされて。
マキタスポーツ:出た! あれはたまらんな。お世話になった(笑)。
スージー鈴木:バニーガールの姿で歌っていましたからね。あれは何かと言うと、アダルトビデオの役割を、歌謡曲が果たしていたってことですよね。

第12回春の名曲フェア~マキタの春~」(2018年3月9日放送)
A面①「悲しみよこんにちは」斉藤由貴 ②「時には娼婦のように」黒沢年男(現:黒沢年雄) ③「純のテーマ」~ドラマ「北の国から」 さだまさし
B面①「春のからっ風」泉谷しげる ②「パープルモンスーン」上田知華 ③「僕等のダイアリー」H2O

『カセットテープ少年時代 80年代歌謡曲解放区』

監修・協力:ザ・カセットテープ・ミュージック、マキタスポーツ、スージー鈴木
定価(本体1,389円+税)
ISBN:978-4-04-896260-5
発行:KADOKAWA
https://www.kadokawa.co.jp/product/321802000665/

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ザ・カセットテープ・ミュージック 80年代歌謡曲想論

全国無料放送BS12 トゥエルビ「ザ・カセットテープ・ミュージック」(毎週金曜深夜2:00~放送中!)から、MC・マキタスポーツとスージー鈴木による『80年代歌謡曲』をめぐる珠玉のトークをダイジェスト!(編集:ザテレビジョン)
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