それでも殺してはいけない命

元農水次官の長男殺害事件は知れば知るほど
こちらも苦しくなる。
長男の言動は常軌を逸していたし、父親も親として最善と思われる
対応はしていたと思われる(本当に最善だったかは別として)

ほとほと困り果て、苦悩した上での決断。
周囲の誰もが父親をかばい、執行猶予を請願しているようだ。

もし自分の子供がこの長男だったらどうする?
また、自分が長男の立場だったらどうか?

現在、国内には引きこもりの人が100万人いるとされているが
実数はその倍200万人にのぼるのではないかとも云われている。

引きこもりの人を家から出す「引き出し屋」というのもいて
訴訟問題になっているケースもある。

長男はアスペルガーだった。
きちんとした治療を受けていたらどうだったのか?

いろんな「?」が僕の頭をよぎる。

しかし、どんな最悪な人間でも、どんな最悪な状態であったとしても
やはり殺人は許されないだろう。
※この父がその後自殺をしていたのなら最も収まりがいいが

求刑は8年。
まもなくその判決が言い渡される
どういう判決が下るのか
そして父は上告するのか
注視していたい

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?