見出し画像

すっきり、なんて簡単にはいかないけれど。

3月末からの予定ぎっしり、充実の毎日。よーしやるぞーと頑張っていたのですが あ、あれ、調子がおかしい。ちょっとまずい、となって小休止の日。

ひたすら家の中を掃除したら、びっくりするほど台所はべとべとしていて、床はざらざら。音楽を聴きながら、スマホも持たずにひたすら磨くと、見違えるようにすっきりしました。心なしか心もすっきり。

トイレも、排水溝も、食洗機の中も洗いました。空気清浄機も加湿器も全部洗って、洗われたまま山積みになっていた洗濯物はしまって、もう使わないであろうセーターを片付けました。前はいつ洗ったかな、、というシーツと枕カバーも洗濯してすっきり。

葉が黄色くなってしまい、植え替えねばと気になっていた蘭は、ポットを切り開くと根がつまり、うまく排水されておらずちょっとカビていました。ありゃりゃ。とりあえず吊る方法で育ててみることに。

部屋の至る所にあった、子供たちの作った工作のものも、本当に気に入っているものだけにして埃をかぶっていた物を処分しました。
もらったままで来ていなかった衣類も整理。運ぼうと思うとちょっとした重さに。
「もったいないから捨てられなかった」というものを受け取るのはなかなか、自分にその器がないと難しいなとあらためて。「すんごく大好きで捨てられない!」というものにはそれなりの良さもあったりするのですが、もうすでにそのものは役目を終えている場合もあるので、残すものや、とりいれるものは自分の本当に好きなものだけでいいなぁ、と思います。

物を持つ、というのは実はとてもパワーがいること。それこそ立って半畳寝て一畳、物を持つことのできなかった時代に比べると、私たちの生活はとてもとても豊かになりました。そして今度は、物を得る、よりもそれらを維持したり活用することが問われているなーとも。受け継がれてきた「とっておかないとダメ、物を大事に」を、今一度見直す時に来ているかな、と思います。

特に、この頃の地震の多さに思うところもあり、台所は諦めていますが、寝室はなるべくものがない、安全な空間にしたいなと考えたり。すこしずつ。棚を横にして使うようにしたら圧迫感が減って安心して眠れるようになったり。少しの工夫でぐっと暮らしやすくできるのだなーなど思ったりします。

部屋の片付けをしていると、ああ、ざわざわとした感じの正体は、家を整えられていなかったことも大きいな、忙しい時こそ、家が休めるような空間になっているか、荒れてもすぐに片付けられるくらいの量になっているか、気をつけなければと思うようになりました。そして、いつか子供達に受け継いで欲しいものなんて、私の今座っている椅子や、いつもつかっている茶碗ひとつふたつくらいで良いのではないか、と。(もちろん引き継いでくれたらうれしいけれど、それは彼らの自由だなと)

私の代でたくさんたくさん使い、使い切ったと言えるような物と暮らしていきたいし、それらを大切に使いたい。腐ることなく暮らし良くする工夫を諦めずにいたいと思うのでした。

らぶ♡




この記事が参加している募集

新生活をたのしく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?