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東京競馬場に行ってきた(1)

以前、「そのうち競馬場には行ってみたい」と書いたことがある。

その後、有給などの消化も兼ね、10月10日に休みが取れることになった。だいたい競馬は土日にやるものという印象はあって、調べてみたら10月10日には東京で毎日王冠というレースがあると分かった。毎日王冠といえば、オグリキャップが古馬を相手に大外から差し切ったり、サイレンススズカ・エルコンドルパサー・グラスワンダーが激戦を繰り広げたりしたレースで、天皇賞(秋)に優先出走枠が取れることから、G1級のレースともいわれているとか…。まあ初めて見る重賞レースとしては申し分ないだろう。

今の中央競馬は指定席の観客のみ入場可能で、しかも指定席は抽選。G1レースだと相当な激戦になることは想像に難くない。事実、先月のスプリンターズステークスは、車椅子専用席ですら抽選倍率5倍だったというすさまじさである。しかし、いかにG1級とはいえG2レースの毎日王冠であれば、多少は抽選倍率も下がるであろうと思い、抽選受付開始と同時に予約を申し込みしてみた。結果、見事当選となり、初めて競馬場へ行くことになったのである。

さて、当日は府中まで車で行き、予約してある駐車場に車を止めてから電車で競馬場に行くことにした。多磨霊園駅近くの駐車場に車を置き、多磨霊園駅からまず東府中へ行くことにした。

実はこの時はわざわざ切符を買っているのだが、何を考えたかというと、以下の画像で判断してほしい(笑)。念のため書いておくが、人の動きが途切れた時にやっているので、邪魔にはなっていないはずである。

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ここから競馬場まで歩いて行ってもよかったのだが、雨が降ってきたので電車で行くことに。余談だが、京王は競馬場線以外はすべて乗ったことがあったので、これで京王の鉄道全線完乗となった。

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駅からは連絡橋があり、そのままでも入れるのだが、わざわざ地上に降りていくことにした。というのは、いろいろ見ておきたいものもあるからである。

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といってもそんなたいそうなものではなく、単にゲーム内で使われている場所に行きたかっただけなのであるが。しかしゲームの背景描写、なかなか細かい。

入場の時には検温や身分証確認の後、リストバンドを装着して入場となる。

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まず最初に行ったのはウオッカ像。64年ぶりに日本ダービーを制覇した牝馬として有名であるが、東京競馬場の古馬G1をすべて制覇してしまうという偉業を成し遂げてもいる(ちなみに牡馬だとヴィクトリアマイルに出走できないため不可能だそう)。

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次に行ったのは駿川たづな像…ではなくトキノミノル像。10戦10勝で日本ダービーを制したが、破傷風でこの世を去ってしまい、幻の馬ともいわれているとか。ここは立ち入り禁止区域の中になってしまっているので、正面からは撮影できなかった。

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その後パドックの脇を歩きながら、「G1焼き」を売っているお店に行く。今川焼(呼び方には諸説あり)なのであるが、ここのは円ではなく蹄鉄の形をしているので、「G1焼き」でいいだろう。

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パドックに馬が出ていていたのでしばし見物。ここで馬の状態を確認して馬券購入に臨むのだそうだが、あいにく私はそこまでの知識はないので、ただ見るだけである。

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さて、建物の中に入るが、適当に進んでいたらスマートシートのエリアに出てしまった。しかし広いなぁ…と。

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建物の中に戻り、エスカレーターで6階まで上り、予約してあった指定席に向かう。指定席エリア入口にはゲートがあり、リストバンドを見せないと入れてもらえない。

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さて、席に行ってみると、本来2人で1卓のところを、ソーシャルディスタンスの確保のため1人1卓で発売している。まあ一人で広々と使えるので、これは悪くない。卓上モニタでは競馬関連の動画や、ターフビジョンの内容を手元で見ることができる。また、AC100Vコンセントも卓の下にあるので、充電ケーブルさえ持ってきていれば、スマホ電池切れの心配もいらない。

ここをベースにして、競馬場内をあちこち行ってもかまわないのだが、とりあえず1レースくらい見てからにしようと考えた。実は、馬の撮影練習をしてみたいというのも動機の1つなのである。「撮り鉄」ならぬ「撮り馬」だ。

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なかなか難しいものであるが、どうも撮り方は鉄道撮影とも通じるものがある気がする。

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