7月はボツリヌス菌が切れたため、ひねもす、テレビを点けていました。

　普段は決まったテレビ番組しか視聴しません。スッキリやバイキング、午後のワイドショーなどきちんと観たのは初めてかもしれません。

　たまたま時期的に、吉本興業の話題が世間を賑わせていました。

　吉本興業の会長が、元ダウンタウンのマネージャーということもあり、本書を手に取りました。

　若き日の大﨑会長が社長になるまでの歴史を綴っています。

　皮肉なことに「ファミリー」や「裏社会」や「コンプライアンス」「反社会的勢力の排除」といった文言も登場します。

　立身出世への美談や武勇伝が、今回の騒動で霞んでしまい残念な結果になりました。

　笑いは病気にもいいはず。心から笑えるお笑いを届けてほしいですね。