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中島哲也ワールド全開ホラーエンターテインメント「来る」(映画)

原作は『ぼぎわんが、来る』という小説です。これを読んだとき、昔観たコポッラ製作の「ジーパーズ・クリーパーズ」を思い出しました。

ホラー映画で続編も出ています。続編のタイトルはヒューマンキャッチャー(笑)

その中にブギーマンというのが出てきますが、ブギーマン→ぼきわんと変換されています。たしか原作にはそんなくだりがあった気がします。

さて、本作はその『ぼきわんが、来る』を中島哲也ワールド全開で表現しています。これが中島哲也だ!って感じの映画でした。

「あれ」と呼ばれる何かが「来る」というのがストーリーの軸です。

正直、全く怖くありませんでしたが(笑)ホラー嫌いな妻が安心して観ていたので間違いありません。
監督自信もホラー映画を撮った感覚はないと仰っておりますね。

出演者は豪華です。
主演に岡田准一さん、妻夫木聡さんと黒木華さんは夫婦役でした。松たか子さんと小松菜奈さんは姉妹の霊媒師。その他にも、青木崇高さんや柴田理恵さんなど出演しています。

車のシーンで、岡田准一さん、妻夫木聡さんと青木崇高さんの三人が同時に映っているのは何だか感慨深いものがありました。

松たか子さん演じる霊媒師は、「面白い人、いかにお客さんに笑ってもらえるかか勝負」本人もと語っています。まんまと、笑ってしまいました。

柴田理恵さんも味わいのある演技でした。

プロデューサーは川村元気さんで、中島哲也監督とは「告白」以来のタッグです。ヒットの予感あります。私見では海外の方がウケそうな気がしております。

しかし、中島哲也監督は、相変わらず、空のカット好きですね(笑)毎回、空を映します(笑)



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