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成田21:30発の便で渡航する夢を見た。

かなりリアルな夢を見た。留学とか渡航に関連するやつ。

留学した期間はたったの3か月きっかりだったが、私の人生の中でそれはとても大きな時間だった。自分の中で、良い思い出を作って、色々なことを学んで帰ってこよう、と決めていたし、気づいたことはできる限りメモしたりしていた。自分で選んだ選択を、後悔につなげることだけはしたくなかった。

自分の選択を正しいものだと信じるために、私はいつも躍起になる。そしてそれはきっと私だけではないと思う。

けれど、躍起になる必要もなく、違う文化圏で違う言語を話して生活してみるというのは、楽しく苦しく刺激的なものだった。3か月という短い期間は、その場の生活に慣れるには短すぎるため、慣れてからはまた違う感情とか、精神状態になるのだろうと思うけれど、私はそこまで到達していない。

けれど3か月の滞在期間の間に、何度か英語で話す夢を見た。そして帰国してからも、例えば母国語が異なる数名と海外の田舎のコテージで会話をする夢とか、ドイツのノイシュバンシュタイン城みたいなお城が島ごとに浮かんでおり、それぞれの島をめぐる観光ができるヨーロッパの小国に行っている夢とか(こう書くととても「メルヘン」だ)、海外の高級、高層ホテルなのになぜか温泉があるところとか(グランドブダペストホテルみたいでもあり、しかし見たこともない吹き抜け空間に赤い絨毯がずっと続いている光景のようでもあり。)、

いかにも脳ががんばって記憶を処理、整理しているなあみたいな夢をたくさん見た。

昨日見た夢はそんな楽しいものではなく、もっと切羽詰まったものだった。

3月に渡航を検討していたはずなのに、なぜか1月18日の21:30成田発のチケットを取ってしまったことに今日気づいた。そして今日は1月17日の朝である。さてどうする??チケットは10万もしたし、いまさらキャンセルしてもお金も戻ってこない、もう行くしかない。

と荷造りをし始めるまさにそのときに、目が覚めた。あまりにもリアルな夢で「夢でよかった~」とかなりほっとしたし、すごく切羽詰まっていて、その焦燥感は昨年の渡航前を思い出し、ちょっとこわかった。

でも、すごくどこかに渡航したい気持ちが反映されている夢だった。夢が願望を表しているとするならば、私はそろそろ真剣に自分の強い願望と向き合う必要がありそうだ。

みなさんはどんな夢を見ますか?そこから何を読み取りますか?そして夢とどんな風に向き合っていますか?

写真は昨年の渡航前の成田空港。前日の大雪の影響でフライトが3時間も遅れたのは今にしてみれば良い思い出であり、全ての始まりのための洗礼のようでもある。

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