my sister wedding
6月4日(Tue)
結婚式の話。
4日前、姉の結婚式(神前式)があった。
お互いの親族のみでのグアムでの挙式。
式を挙げたいというよりも、親族同士での旅行がしたいという新郎新婦の気持ちから。
チャペルは壁一面の大きな窓からたくさんの光が降り注ぎ、青い海と空が見える。
光の反射で水面がきらきらしてる。
右側に新郎の家族、左側に新婦の家族。
前の2列ほどだけに全員が座る。
先に新郎の入場。
ボルドーのタキシードがすごく似合ってた。
そして新婦(姉)の入場。姉の意向で、父と母、2人に挟まれてバージンロードを歩く。
すでに母が涙ぐんでいた。
結婚式入場の音楽がパイプオルガンの音で流れる。
姉は綺麗なメイクに、裾が長く胸元がスッキリした真っ白なドレス。
一生で一番の美しい瞬間。
普段姉はあまりしっかりメイクをしないから、ぐんと魅力が引き出された姿に わぁっ てなった。
父は、素知らぬ顔をして歩いてるけどちょっと泣きそうだったと思う。
私も同じ。泣かなかったし、笑ってたけど。
母が喜んで泣いていて、父も嬉しそうでちょっと寂しそうで、祖母が綺麗ね、と喜んでいて。(弟は横にいて無言だったので不明、、。背が高いので顔が見えてない。笑)
みんなが幸せを感じていること、姉が素敵な人に出会えたこと、家族が喜んでいる姿に、
ああ良かったなぁ、と心から思った。
そして私自身はまだ結婚を感じるようなことはないので、姉が親や祖母にその喜びをあげてくれたことに ありがとう、と思った。
2人の意向により、牧師さんもいなかった。
2人が考えた誓いの言葉を私たちに向かって述べる。
親族だけで、形式ばったこともなく、お祝いの気持ちだけを持って参列できる感じが良かった。
私は大人になって結婚式に出席したことがなかったので、結婚式自体にもワクワクしていて、出る前からとっても楽しみだった。
実際、その期待を上回るような、今までに知らないような感情になった。
なんというか、結婚という奇跡的な出来事を心から感じられたんだと思う。
姉から、式の中で私にも何か役目をくれる、と事前に言ってくれていて、
でも当日に言うね、と言うのでなんだろうなと思っていたら、誓いの証明書へのサインだった。
新郎側の親族のサインは、新郎のお父様。
そして新婦側のサインを、私に託してくれた。
進行してくれているスタッフさんから、新婦の妹様よりサインをいただきます、と呼ばれた。
先にサインをした新郎のお父様に習って両家にお辞儀をし、新郎新婦にもお辞儀をして、サインを書いた。
新郎新婦とお父様は漢字フルネームのサインをしていたけど、そこのサインはローマ字でも筆記体でもなんでも良いと言われていたので、私はよく書く筆記体で自分の名前を書いた。
姉も私がこうやって書くことを想定していたみたい。
フラワーシャワーをして、式が終わった後は写真撮影をした。
新郎側の家族がみんな、姉をかわいいかわいい、と褒めてくれる。式中も、姉が登場したときに新郎側の家族の方が泣いていた。優しいご家族なのだ。
我々新婦側の家族はというと、もちろん姉のドレス姿はとても綺麗なんだけど、私の家族はみんな褒めるのがあまり上手くない。
上手くないというか、言葉にするのは気恥ずかしいような感じなんだろう。
そしてなるべく泣かんとする感じな気がする。
だから、口に出してかわいい、と言ってくれるのがありがたいな、と思ってた。
私は結婚に対して、きらきらのドレスを着たいなという気持ちや、誓いをするほどの人と出会えたらとってもすごいことだな、という憧れはあるけれど 今までそんなに関心が強いことではなかった。
姉が入籍したことにも、さほど実感はなかった。
だけど今回、式に参列し2人の姿を見て
結婚ということがとても奇跡的なことで、本当に幸せなことなんだ、と感じた。
お互いに大切に思う人に出会えたこと。
そのお互いの家族が参列し祝福してくれること。
ものすごいことだなぁ、と思った。
新郎は前々から私も知ってる人。正直最初は少し苦手だったんだけど 笑
(姉いわく、私に似てるとこがあるらしい。自分でもちょっと分かるところはある)
だんだんと話しやすくなって、仲良くなって、今は2人の住む家にもよく遊びに行く。
姉と一緒になってくれて、しあわせをありがとう、って思う。
ブーケトスはなかったけど今回未婚の女性は私しかいなかったので、一瞬持たせてもらったブーケにチャンスをもらいたいな 笑
(しかも先に帰国する私のキャリーケースに空きがあり、ブーケを託されて今は私の部屋にある)
2人の未来がしあわせでありますように。
Happy Marriage ✩ ✩
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