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メソロギア:回復型異形


自己紹介

前回記事で紹介した雨天候凍結ロックデッキを参考にデッキを使ってくださる方を見受けて、嬉しい限りと感じているシュレ猫と申します。今回で6回目となるデッキ紹介ですが、今回は今シーズン使用して、11日目にして7000に到達することが出来た回復軸の異形デッキを紹介させていただけたらと思います。
本当は前シーズン使用していた削減デッキを紹介する予定でしたが、今シーズンであまりにも環境の変化が起きてしまったため予定を変更して今シーズンの情報を質感を持ってお届けできたらと思います。

例にもれず、上級者を対象というよりは、初めたての方や少し慣れてきた中級者を対象に紹介出来たら嬉しく思います。
では是非今回の記事やこれまでの記事を読んでいってください~!!

今回紹介するデッキ

デッキ概要

今回は第6回目にしてカードゲームの王道ともいえるグッドスタッフデッキを紹介させて頂きたいと思います。自分が言うグッドスタッフとは能力が少ない分ステータスが良いカードたちを詰めこみ、素の力で勝つことを目的とした考え方ですので通常と用途が違う場合は申し訳ないです。

今回のデッキテーマとしては「プレイングの幅を狭めた分、初心者でもデッキの能力を最大限に活かすことができる」ことをテーマとし、その中でも「LIFEを回復しながら試合を遅延することで、耐性が高いフィニッシャーを2回通すことで勝利を目指す」デッキです。デッキのタイトルにもある通り、異形の強さを「回復」に自分は見出しています。

テーマにも挙げさせて頂いた通り、異形というテーマがアタッカーの効果がないときに強い効果を発揮できるテーマであるため、必然的にカードの能力が少なく初心者からでも使いやすいデッキのため、過去一番で初心者にお勧めできるデッキかと思います。

デッキ構築


必要パック

Aパックで「クリシュナ」及び「膨らむ恍惚」を3枚取得を目指してください。

左:膨らむ恍惚  右:クリシュナ

クリシュナに関しては汎用カードのため3枚狙うのが吉です。膨らむ恍惚に関しては2枚に減らして、マッドサイエンティストちゃんを3枚に増やすのも良いと思います(マッドサイエンティストちゃんも汎用カードです)。特に11月シーズン時点ではAパックはかなり最強に近いパックですので剥いて損はないかと思います。

構築理由

今回はこれまでのデッキ紹介と違ってリアルタイムで使用しているデッキの紹介になりますが、これまで同様何をキーカードにしたかわかりますか?





LIFEを回復する優れもの!

実はこの「嵩みし悦楽」からスタートしています。あまりにも安直ですが、継続的にLIFEを回復するこのカードと

LIFE回復時にSP増加!

「ブリュンヒルデ」を組み合わせることで、召喚時にSPが還ってくるシステム(悦楽でアタッカー召喚時にLIFEが1回復し、回復したときにSPが4増加する)を構築し、継続的にアタックを可能にするハードルを下げることを実現したいがために作ったデッキとなっています。

また、今シーズンは「暗黒神」という環境を大いに荒らしまわっている最恐のカードが支配していますが、異形は暗黒神に対してLIFEを回復することによってリーサルをずらしSPをより必要とさせることや「吠える鉄槌」を2回殴るリーサルなど相性を6:4ほどの比率で有利を取れることがデッキ採用理由となっています。
同様に「ユートグレス」による問答無用の8点バーンを飛ばしてくる緑騎士に対してもLIFE回復によって相手に必要なサイクル数を増やし、その間にLIFEを詰めることが可能なことや、蜘蛛デッキが減少したことも追い風となっています。

回し方

回し方は主に2パターンに分かれます。
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①7-7-10以上や7-10-10以上など必要SPを少なく回す

このパターンでは2/7アタッカーのアリアを通せるときに回し、残りの攻撃をクリシュナや異形アタッカーを引けば勝ちという状態に持っていくことを目指します。このパターンを採択するときは初手にアリアがいることやブリュンヒルデを保持している状態で異形チャージャーのチェインを発動していきたい時に採択していきます。「アリア」「ブリュンヒルデ」「嵩みし悦楽」が手札にあるとき「アリア」を召喚してもSPが2増加するため、攻めながらSPをためることによってアグロ寄りの攻めを実現することもできます。相手にあと一回攻撃を通されたら負けるぞという圧を出したいデッキ相手(コントロールよりのデッキや現環境に蔓延る暗黒神、ユートグレス等)には積極的にこちらの択を狙いましょう。
こちらのパターンを狙うために2/7アタッカーとして「クロスボウの使い手」などもデッキに採用する価値はあるかもしれません。皆様の手でお確かめください。

②12-12による詰みを作り出す

こちらのパターンでは「吠える鉄槌」や「ソードマスター」を二回通して勝利を狙おうというすごくわかりやすいパターンです。目指す動きとしては「膨らむ恍惚」で「吠える鉄槌」×2をサーチし、10チャージャー×2によって28SPをためコストが14になった「吠える鉄槌」を2連打して勝利を決めるという流れです。
この時「吠える鉄槌」⇒「妬みし奸悪」⇒「吠える鉄槌」などのように14チャージがたまった時点で吠える鉄槌を出し、一度異形チャージャーのチェインを発動するターンをはさんだ上で再度14SPをためてフィニッシャーとして二回目の「吠える鉄槌」を通して勝利という択も見えるようにしましょう。
こちらのパターンでは相手がLIFEを回復しないことが前提となることや、一回の攻撃を通せなかった時のリスクが大きいのですが、その分相手によってはこちらのチャージャーをためている時間が、抗うことのできない死のカウントダウンが始まっていることと同義になる場合があり詰めろの質は大きく向上します。
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マリガンの目安としては「アリア」以外のアタッカーは基本的にマリガンの対象、ブリュンヒルデや10チャージャーは積極的に手札に残すことを目指しましょう。アリア以外のアタッカーは「膨らむ恍惚」でサーチしてくることを前提としているためマリガンするときには躊躇わず送っちゃってください。

膨らむ恍惚の使い方としてはアタッカーをサーチすることはもちろんのことながら、妬みし奸悪を0/12チャージャーとしてサーチすることも可能な事や10チャージャーをサーチすることも可能であること、手札によってはサーチを一部しないことも検討に入れた方が良いことなど広い視野を持っておきましょう。

細かなプレイングが出る場面としては、一見負けが確定してしまったように見える場面でも手札のバニラアタッカーを捨てトップの引きで「纏わる狂信」を引いたことによる延命などもできるため、バニラアタッカーを捨てチェインにかけることも視野には入れておきましょう。

採用カード

右と左どちらを採用する?

この二枚のどちらを採用するのかについての考えだけを書いておきます。初めは「穢れし潰滅」の方を採用していました。手札破壊の方が能力としては魅力に映ったからです。しかし、今回のデッキにおいては「LIFEを回復することによって相手のリーサルをずらすこと」が目的であり、アタッカー等のダメージを半減にする「纏わる狂信」の効果は通常のデッキ以上に相手に重くのしかかるため、テーマと照らし合わせて左を採用しました。このようにテーマに照らし合わせてデッキ作成を考えてみると良いと思います。

同様にケルピー軸も異形には存在するかと思います。自分が今回紹介したリーサルパターン②の場合では10チャージャーを素早く引き当てるためにもケルピー軸の方が強い部分あるかもしれません。しかし、少なくとも7000到達までは異形の良さである回復に注目をしたかったため今回のようなデッキ構築になっています。もしかしたら、残りのシーズン期間でケルピー軸を使用するかもしれません。

使用した感想

バニラアタッカーを多く採用していることからも攻め方はどうしても単調的になってしまいます。そのため、初心者の方には扱いやすい面も大きくあるものの、使い手の択を選ぶ幅が狭まることは改善ポイントだと思います。

しかしながら膨らむ恍惚で何をサーチするか、バニラアタッカーを投げた後にチェインをつなげるのか、それとも再度バニラアタッカーを投げ続けるのかなど、こちらが有利な駆け引きを仕掛けることが出来る立ち回りも多く、その立ち回りを引き出せるかどうかに使い手のPSや練度が反映されるため開拓の余地があるデッキともいえるでしょう。少なくとも私はまだまだ引き出せていないと感じるばかりです。

またブリュンヒルデを採用しているものの、上振れカードとしての採用になっているため下ぶれたときのリカバリーには慣れがいるかと思います。初手でアタッカーを捨て、次ターンで異形チャージャーのチェインを発動させることを狙うなど場合によってチャージが出来る場面でもチャージをしないで立ち回る必要がある場合もあります。こういった考えを持てるかどうかは正しく練度になると思いますので、、取れる選択肢の幅を如何に広げてプレイできるかを目指してこのデッキを練習してみてください。

まとめ

今回は回復軸の異形デッキを紹介してみました(11/12時点)。残りのシーズン期間で異形の改善案があれば編集していく予定です。
今回の異形デッキでは「LIFEを回復することによって相手がLIFEを削りきるのに手間取っている間に、こちらが耐性の高い大型アタッカーでLIFEを削り切っちゃおう」ということをコンセプトに過去一番で初心者にも回しやすいであろうデッキを紹介してみました。
前回の記事も皆様共有やコメントありがとうございました。皆様のいいねやコメントはいつも励みになっています、ありがとうございます!!
それでは皆様も創意工夫しながら楽しんでみてください~!!!


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