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美味しいビリヤニの作り方

カレー好きで、週末カレー屋までやってる身として、ビリヤニは避けて通れない。しかし、カレーと比べてビリヤニを作るのは敷居が高い。

まず材料。カレーは普通の日本のお米でもいいが、ビリヤニはバスマティライスでなければいけない。バスマティライスならベターなのではなく、バスマティライスがマストだ。また、エッセンス水が必要になる。ローズウォーターとケウラウォーター 。それでも、材料は買えばいい。大久保で売ってる。通販でもいい。ただ、使いきれるかが心配なだけ。

次にフライドオニオン。ちゃんと作りたければ、玉ねぎを切って、油で揚げなければいけない。面倒だし、油がもったいない気がする。業務用のフライドオニオンを買ってもいい。しかし、これも使いきれるか不安だ。自分は中華風カレー家なので、中華食材を流用してもいいかもしれない。油葱酥(フライドエシャロット)だ。油葱酥なら卤肉饭(ルーローファン)と鸡肉饭(ジーローファン)のためにストックがある。

最後に鍋だ。ビリヤニは炊き込みご飯でもなければ、チャーハンでもない。蒸し料理だ。炊飯器で炊けない。炊飯器で炊くやり方もあるらしいが、それはビリヤニではない。インド風炊き込みご飯だ。普通の両手鍋を使うやり方もある。しかし、それでちゃんと蒸せるのか?

友人からLINEで日本ビリヤニ協会のホームページが送られてくる。知らなかった。こんなのがあるんだ。ビリヤニストアがある。覗いてみる。あ、ビリヤニ鍋が売ってる。ポチッとな。買っちゃった。

それ以外は自由だ。ビリヤニの作り方には色々な流儀がある。先にマサラを炒めてしまうやり方もあるし、炒めずマリネのまま鍋に入れてコメと一緒に蒸してしまうやり方もある。コメとマサラをレイヤーに重ねるやり方もあるし、マリネの上にただコメを敷き詰めるやり方もある。油も普通のサラダ油を使う人もいれば、ボクのようにココナッツオイルを使う人もいるだろう。スパイスの配分も人それぞれ。絶対的に正しいやり方はない(と思う)。

実際に作ってみると、簡単だった。カレーの方が手間がかかる。ポークビンダルーと同じくらいの手軽さ。ビリヤニもポークビンダルーもマリネを作って寝かしておき、それを炒めるだけだから。味見ができないから、不安だったが、ちゃんと美味しかった。次は麻咖喱風にアレンジしよう。きっと美味しいはずだ。

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