中日新聞杯2018のレース回顧・結果

中京芝2000ｍ良
1:59.3 58.7-60.6 H^2
12.6 - 11.0 - 12.2 - 11.5 - 11.4 - 11.8 - 12.3 - 12.3 - 11.8 - 12.4

展開分析・総評

　途中までエテルナミノルも含めてこれは良い展開だなと思っていたがマイスタイルが中盤で強烈に引き上げすぎた感じ。中京だとどうしても３～４角の下りがあってそこでペースを落しながらというのは好ましくない。もちろん余力を持って入れればそれでもいいんだけど、中盤で飛ばしながら３～４角の下りでペースダウンだと、前中盤無理せずコーナー地点で下りで勢いをつけたほうが体力ロスなく入りやすくなる。

　中京でペースが上がりにくいのは坂スタートもあるし、結局前半～中盤でペースを引き上げてしまうと惰性で突っ込むタイプが有利になりやすいってのもあるんじゃないかなと。前目で残る馬はペースをコントロールしてすっと動ける馬がほとんどで、マイスタイルもそういう競馬はできると思っていただけに前半レースを支配していながらここまで飛ばしたのは。函館や福島とはわけが違うからね。ペースをコントロールしてくると思ったけどそこが誤算だったかな（昆調教師はそういうレース運びを示唆したコメントをしていたんだが…）

　まあ半分以上は愚痴になってしまったけど、展開としては結局前が飛ばしすぎて３～４角で前はペースダウン。ここで無理をせず３～４角でじわっと動けた馬がラップ推移的には有利だったと思う。基礎スピードを高いレベルで問われたうえで後半もポテンシャル戦となったし、メートルダール辺り展開的に噛み合わなかった。