すぐれた直感とはなんだろうか

勘がいいとか、直感的とか、論理や試行を省いて最短であたりをつける能力の高い人がいる。

多分そういう人は常に当たる勘を携えているわけではない。その能力の正体は、「勘の精度が高い」ではなく、「勘の精度を読む精度が高い」なのではないだろうか。

勘は、仮説と置き換えてもいい。証明されてないけど、こうな気がするというものだ。実際検証したときに是非がわかる。

で、勘のいい人は一つの勘がどのくらいの確率で正しいかがよくわかっているから、自信があれば推すし、50%くらいだったら検証して間違いだとしても「そんなもんだろうな」と思うし、未知数なら未知数の前提で動く。要は、勘の確からしさによって正しい扱い方ができる。

逆に言えば勘の悪い人は、正しくない可能性の高い勘に執着してしまう人ということになる。ひどい時は10%の勘を、ろくに検証もせずに突っ走ったりする。

っていう勘なんだけど、60%くらいの自信があります。

#コラム

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