年に8回行われる祝祭をサバトと言います。 日本でもっとも知られているサバトはハロウィン（サウィン）でしょうか？ それとも次に有名なのは映画ミッドサマーの夏至祭？ わたしのような現代魔女は人のいけにえとか他者を害する儀式はしませんのでご安心を！

　2月の節分の頃に行うサバトはインボルグ（イモルグ）という名前です。

　サバトの内容は基本的に自分が信仰する神様と自然への感謝です。未熟者のわたしは、感謝できる心、当たり前なことなどない、という教えを覚え直す機会にもなってます。だからなるべくすべてのサバトを行いたいと思いつつ、昨年は準備でちから尽きて当日寝込むことが多かった！ もちろん後に小さいお祈りはするんですが、ちゃんとサバトしたいのでインボルグへの準備期間を多めにつくり、手を抜けるところは抜いて気力体力を残して行おうと決心しました！

　当日、わたしは心にねじりハチマキを装備し、お部屋の掃除やケーキ作り、入浴など手順どおりに進めて本番を迎えます。

　ところが、いつもなら瞑想もわりと早く入り込めるのにできない。呼吸が深くならない。抽象的にいうとおなかが落ちてくれないような状態になりました。なんで？と戸惑っていると普段は平気なのにお香の煙がいやに苦しく感じたりなどして儀式に集中できませんでした。

　そして数日後に原因がわかりました。当日わたしは過呼吸だったのです。過呼吸というと苦しくてバタンを倒れるイメージが個人的にはあるんですが、私は軽めの過呼吸持ちでして、無自覚に症状が出ている事が多々あります。

　からだが季節の変わり目に順応できなかったか、日頃のストレスか、はたまた両方か。 どれにしても私は自分の体をもっと知る必要を感じました。瞑想できないのはつらいですもんね！

　サバトに限らずあらゆる儀式、日常生活でも呼吸がとても大切なのだと実感しました。今年の目標がドリフトしてゆく事でおなじみの時鳥ですが、己のあらゆる範疇を自覚するための一年になりそうです。

　いろいろと力み過ぎていたのかも知れないので、ほととぎすは要所要所で息をつける「ほっとひといき！ほととぎす」を意識しようと思います！！！コンビニみたいな謳い文句！

　ほっととぎすのサバト体験でした(о´∀`о)