鮭と鰊とニンジンと
相方が休みの日に一緒にいろいろ用事を済ませると帰りが遅くなるし疲れてるので夕食は手抜きをする。 スーパーに寄ったとき半額シールのついた薄塩の鮭の切り身の焼いたのと立派なお腹の鰊のまるの焼いたのが美味しそうだったので買ってきた。 その日はこれにチャチャッと作った汁物と 忘れ去られたきゅうりの糠漬けと ごはんと、お酒。
で、鮭の半分と鰊の半身が残りました。 鰊は生鰊ほど柔らかくないからたぶん少し干してある。
焼鮭: よくある大きさの薄塩の切り身がひとつ
焼鰊: 尾頭入れて 1 尺くらいの身だけ片側
ニンジン: 中くらいの半分使った残り
では、翌日に三平汁みちょーなのを作ります。 2 人ぶん。
行平(φ 210 mm)に活性炭の浄水(ウチの料理用の水)を 700 ml くらい差して、だし用昆布(常備|高くないやつ)を □ 90 mm くらい 2 枚をザッと水洗いして入れる。 とりあえず使わなくて生から干してあったシイタケの小さいの(φ 30 mm)が 2 つ半端だったのでこれも一緒に鍋に。
急いでるのでとりあえず弱火を点ける。
じゃがいも(常備|スーパーの) 1 つ皮を剥いて食べやすい大きさの、厚さ 5 mm くらいに切って残ってもそのまま冷蔵庫に仕舞える別の鍋(φ 160 mm)に入れておく。 ニンジンも同様に。
そろそろ昆布が戻ってきたころだから貝だし(常備|ユウキ)を小さじ 1 を行平に撒いて沸騰しないくらいの中火。 シイタケを取り出して半分に切って行平に戻す。
酒粕(常備|板粕じゃない柔らかいいいやつ)を、おたま(ホームセンターとかで標準的な大きさ)に半分くらい掬って、おたまごとじゃがいもの鍋に放り込んでおく。
お味噌(常備|いいやつ)小さじ 3 くらいをおたまの酒粕の横に置いておく。 このくらいだとおかずというよりは主食の塩分になるはず。 ガブガブ食べてください。
ザルにクッキングペーパー(リードとかの)を洗濯バサミで止めて行平の中身をじゃがいもの鍋のほうに漉し入れる。 シイタケはじゃがいもの鍋に、昆布はお好みで(私は細く切って切干しと炊いた)。
味噌と粕を少しほぐして中火を点ける。
白ネギ(常備)を好みに切ってよけておく。
まあ、あとは好きなもの(合うと思うもの)を入れてください。 大根がなかったのが残念。 この日は生シイタケ 2 (スライス)と、もやっしー(よくある 1 袋の 1/4 くらい)があったので追加。
じゃがいもとニンジンに火が通ったところで鮭と鰊をちぎって入れてネギを入れて、ひと煮立ちでできあがり。
酒粕はいいものを使ってください。 南関東にお住まいなら福光屋さんが銀座松屋ほか何件かに入ってますのでお出掛けください。 四角いパックに入ったのが置いてあると思いますのでお手にとってみて。 くせがないので和洋中の料理だけでなくお菓子にも使えるはず。 とても使いやすいですのでお試しを。 料理なら塩や砂糖を減らしても味わいを保てます。
ちなみにウチは今はもう少しくせのあるのを使っています。 お好きな或いは近場の酒蔵の一番柔らかいのを探すのも一興ですね。
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