槽から滴る搾りたてのお酒を濃すぎて口に合わないと宣ふニホンジンに驚いた

 

とある酒造に団体で見学に行ったときのこと。

総勢 15 名くらいだったろうか。

工程を最初から巡り、最後に今搾っているお酒(銘柄は忘れた)を呑ませてもらった。 その後、何種類かの(壜に入ったお酒の)試飲。

私と相方は搾りたてが一番の好みと顔を見合わせたが、あとの全員が 「濃過ぎる」 と。

これには驚いた。 お酒が嫌いなのに参加したわけではあるまい方方のハズだのにそれ ?


まあ作り手に言わせると 「荒過ぎる」 ということになるんだろうけどそれにしたって、ねえ …

ワインを薄めて飲むのはお子ちゃまなんだけどな。


国税の品評会なんぞどこ吹く風な硬派な作り手さんだのにかわいそう。


レストランでも服でもそうだけど客のレベルが落ちると空しさに抗えない作り手さんはどんどん落ちてゆくのよねえ。

世の習いってやつですか。


嗚呼。

*


二伸

アレをイタリアの酒飲みが口にしたら何て言うかちょっと気になるけど殺到されて手に入らなくなると困るからそれを試すのは私が死んでからにしてくれ。 ww

**


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?