【ネタバレあり】『白銀の祟り』反省会
どうも、現在「ポプラキミノベル小説大賞」応募に向けて原稿を書いている卯月絢華（カツペソ）です。
エブリスタの作品管理ページには「今読まれています！」というステータスが表示されてるんですけど最近この作品が地味に読まれてるみたいです。
あとがきでも書いたんですけど実はこれ2023年下期のメフィスト賞に出そうとしてボツったヤツなんです。
一応規定枚数は超えてたんですけど講談社に送る自信が無くなってしまってエブリスタに供養したんですけどなぜか異様に伸びてます。（執筆時点で1332PV）
あらすじとしてはこんな感じっすかね。
兵庫県豊岡市でとある女性が川の中で自ら命を絶つという痛ましい事件が発生した。女性の名前は間宮亜紀といい、彼女には藤崎亮という婚約者がいた。
亜紀の死は間宮家に悲しみをもたらし、そして妹である美和を発狂させた。発狂した美和は、首を括って死亡。2人の死を不審に思った兵庫県警では一連の自殺に対して「間宮家連続不審死事件」と名付けて捜査本部を設置。西田仁美という刑事が事件を担当することになった。
一方、芦屋ではとある内気な女性が仁美の捜査の手伝いをしていた。彼女の名前は神無月絢奈といい、仁美とは京極夏彦好きという共通点を持っていた。
そんな中で、第3の事件、そして第4の事件が発生。被害者は間宮姉妹の父親・間宮賢治と母親の間宮由香だった。死因はそれぞれ焼死と斬首で、特に賢治殺しに関しては目撃者がいた中での殺人事件だった。
一連の事件の被疑者を藤崎家の誰かであると見た仁美は、先輩刑事の鶴丸龍巳と共に藤崎家へと向かうのだが、そこで2人が目の当たりにしたものとは……！？
別件で取り寄せたブックオフオンラインの資料の中に「真言立川流」の貴重な資料があって「真言立川流をベースに殺人事件を書いたらいい感じになるんじゃないか」と思って書いたんですけどよく考えたらこのネタって尊敬する京極夏彦先生の『狂骨の夢』とほぼほぼカブってるんですよね。
だからボツにしたんですけど完結状態にさせた途端にめちゃくちゃ伸びてる。正直予想外でした。
登場人物とかの裏話
主人公である「神無月絢奈」は自分を反映させて書きました。なんていうか自分ってメンタル強くないんですよね。
「陰キャで内気でコミュ障、それでもってパソコンに強い」というのは思いっきり自分のことです。流石にリストカットはしないんですけど。
もう一人の主人公かもしれない兵庫県警捜査一課の「西田仁美」は直球にhitomiと「中学校の時に友人だったhitomi好きのミステリオタク」から取らせてもらっています。連絡先とか忘れちゃったんですけどもしこの記事を読んでたらキャラ使用料はじぶん銀行の私の口座宛に振り込んでほしいです。多分請求されないと思いますけど。
西田仁美の先輩刑事である「鶴丸龍巳」は……これ、相当なhitomi好きじゃないと気付かないネタだと思うんです。
「鶴丸」は刀剣乱舞の推し刀である鶴丸国永から取らせてもらったんですけど「龍巳」の方はhitomiのライブツアーでバンマスを務めていた守時タツミさんから取らせてもらったんです。
まあ詳しくは『hitomi LIVE TOUR 2002 "huma-rhythm"』のDVD辺りでも見てください。イケメンです。
ちなみに間宮家と藤崎家ですが面倒くさかったのでChatGPTに家系図を生成してもらってそれを反映させました。登場人物を考えるぐらいだったら別にAIを頼っても問題ないと思うんですけどどうなんでしょうか。この件に対しては別途意見を求めても良さそうな気がしますので追々記事として書いていきたいと思います。
小ネタ？
アパートの一室は女性の部屋とは思えないもので溢れていた。昔から憧れているhitomiのレトロなアルバムのポスターが貼られているところはまだ女子力が高いが、本棚に入っている京極夏彦の分厚いノベルスと鬼退治の漫画全巻で若干マイナスに針が振れ、そしてロボットアニメのプラモデルでマイナスに振り切る。ちなみに京極夏彦の小説はほぼ全作揃えているという強火担である。
すみませんホントにすみませんこれ自分の今の部屋の状況です。流石に芦屋には住んでませんが。ちなみに本文には書いてないですけどDo As Infinityの第1期のアルバムと1.5期、2期前半のアルバムも全部揃ってます。まあhitomiと伴都美子は同じ釜のメシを食ってる仲ですし。
スマホのサブスクからはhitomiの『there is...』が流れている。基本的に、絢奈は本を読む時はサブスクで適当な音楽を流す、もしくはFM802を垂れ流すことが多い。しかし、この時間帯のFM802は子供向け番組なので選択肢は実質サブスク一本である。
昨年Spotifyの「聴いた曲ランキング」によると1位は『SAMURAI DRIVE』だそうです。というかサブスクだと聴かれた曲がそのまま履歴に反映されるので若干恥ずかしいんです。だからXperia 1 IVに変えてからはhitomiの楽曲は極力オフラインの音楽アプリで聴くようにしているんですけど突発的に聴きたくなる時はやっぱりSpotifyが頼りになるんです。
ちなみにFM802の「子供向け番組」は月～木の午後9時からオンエアしている『ROCK KIDS 802』のことですね。関西人なら一度は通る青春の番組といえばいいでしょうか。現在のDJは落合健太郎さんです。イケボ。（ちなみに私は夕方時代の浅井博章・西田新世代です）
「縲檎・樒┌譛医＆繧薙▲縺ヲ縲∝━縺励＞繧薙〒縺吶？縲」
「そうかな」
「縺？縺九i縲∝ヵ縺檎悄險？遶句キ晄オ√▲縺ヲ縺？≧螟峨↑螳玲蕗縺ョ譛ォ陬斐□縺ィ縺励※繧ゅ？∝暑驕斐〒縺？k繧医？？」
ノイズがかかった記憶を再現するために藤崎大輝のセリフを文字化けにさせてみました。
ちなみに文字化けを解読するとこんな感じになります。
「神無月さんって、優しいんですね？」
「そうかな」
「そうだ。僕が真言立川流っていう変な宗教の末裔でも友達でいてくれるよね？」
「それで、天皇杯はどっちが勝ったんだ」
「ビクトリア神戸ですよ」
「マジか」
「すごい試合だったんですから。相手が川崎フロンティアーレだったのもあるんですけど」
「ああ、僕が撃たれる前に勝ち残っていたのがビクトリア神戸と川崎フロンティアーレとサンブレイズ広島、そしてアビスタ福岡の4チームだったのは覚えている。そこからどうなったんだ」
「ビクトリアが大武選手のハットトリックなら、フロンティアーレはプレミアリーグから帰ってきた二笘選手のすごいゴールがあって……3対2でビクトリア神戸が勝ちました！ 病室もすごい盛り上がりだったんですから」
ビクトリア神戸＝ヴィッセル神戸
川崎フロンティアーレ＝川崎フロンターレ
サンブレイズ広島＝サンフレッチェ広島
アビスタ福岡＝アビスパ福岡
ですね。
実際今年の天皇杯に残りそうな4チームとなってしまいましたが実際どうなんでしょう。ところでヴィッセル神戸と天皇杯って言えば何だかバルサのせいでモメてるみたいですね。まあサポーター辞めたんですけど。
三笘薫から棒を一本抜いて二笘にしてみたり、大迫勇也と武藤嘉紀を合体させて大武にしてみたりしてるところを見ると我ながら結構ヤケクソだったんですね。まさに反省会です。
ちなみに令和5年度の天皇杯の決勝戦は残念ながら？12月9日が決勝戦らしいです。（ACLの日程を考慮した結果らしい）
なんとなくサブスクを起動したスマホからは、hitomiの『SAMURAI DRIVE』が流れている。絢奈にとって一番テンションが上がる曲で、なおかつエンジンがかかる曲でもある。
「『腑甲斐無いなんて自分を責めんな』……か。そうだよな、腑甲斐無いって思っちゃダメだな。さてと、眠くなってきたし、今日はこの辺で寝るか」
私の好きな言葉です。
終
制作・著作
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ⓃⒽⓀ
最後に
とにかくエブリスタに供養して伸びてる拙作ですがうっかり出版社の目に触れて書籍化のオファーとか来てしまったらどうしましょう。メフィスト賞どころじゃありません。まあどうせ上期はダメですし下期に全賭けしてるんですけど。
最近朝ドラや大河ドラマにおける「反省会タグ」が物議を醸していて実際自分も「#どうする家康反省会」でdisってるクチなんですけど反省会って本来はこういう意味で使うんだと思ってます。
まあ反省会と言いつつ一種のオーディオコメンタリーみたいな感じなんですけど。
とにかく、拙作を掲載してしまったことが一番の反省かもしれません。読んでくれてありがとうございました！
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