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『REIGN』のおはなし

皆さんこんにちは、REIGN EMCO代表のcawata-キャワタ-です。
おそらくこの記事を見ている方の多くは僕が「REIGN」というブランドの大会を運営していることをご存じかと思います。ですがその中でもここ最近知ってくださった方は特に多いと思うのでここら辺でcawata-キャワタ-個人の活動の話を交えながらREIGNの歴史を振り返ってみようと思います。

大会運営との出会い

まず、そもそもなぜ僕が"大会運営"というものをやり始めたのかというと現在、Cygamesよりリリースされているゲーム「Shadowverse」がきっかけです。このゲームと出会ったことでネットを介して何かを行うということの楽しさなどを学べたと思います。そのネット活動の始まりがShadowverseアマチュアチームRevの設立ですね。これをしたのが確か2017年2月頃です(多分)。もしかしたら2016年かもしれない。で、2017年中に僕の力不足により、解散となりました。
その後、個人活動であるミラティブでの配信活動を行っていましたが、Shadowverseプレイヤーのためのコミュニティサイト「シャドバトル」というものを知りました。そこでは記事の投稿やチーム結成、イベントの開催などを行うことが出来、当時にしては物珍しさもあり多くのプレイヤーが使用するサイトになっていました。そこで初めてコミュニティ大会という存在を知り、興味本位でやってみたくなりました。それがきっかけですね。

活動初期の大会はこんな感じ

僕が大会運営をやり始めたのが2017年6月下旬頃です。始めるきっかけになった「シャドバトル」を使ったものが最初です。
当時はShadowverseのライト層に向けた大会、特別ルールの大会が流行っていました。その頃はまだ今のようにShadowverseを競技として捉えるプレイヤーは少なかったと思います。そのため、流れに乗って僕も企画していきました。
そこで最初に企画したのが「Shadowverse特別ルール大会:カードパック1種類対決」でした。しかも、初っ端から4回連続開催です。今思うと我ながらすごいなと思います。人が集まる確証でもあったんですかね。記録には残していないので確実ではありませんが記憶では32人は超えて何なら40~50人くらい集まってた記憶があります。そこで初めて大会を開催して感じたのは"参加者の楽しむ姿"や"優勝者の喜ぶ姿"を見て嬉しかったというプラスの気持ちです。自分が作り出した大会でそういうプレイヤーの姿を見れるのはとても嬉しかったです。
この特別ルール大会がヒットしたのを受けてその翌月の2017年8月から始めたのが「Shadowverse月例大会」という企画です。これは以前の特別ルール大会とは違って今のREIGNの原型にもなるような競技的なものになります。ルールもゲーム内ランクマッチのようなものに合わせていきました。しかし、競技的イメージの少なかった当時では最初のほうは人が全然集まりませんでした。記憶では16人くらいとかだった気がします。ですがそれでもほかの主催者さんの大会を見たりしていてこれから育てればきっと多くの人が参加する大会になるという確信から今あるブランドの原型「Shadowverseオンライン大会REIGN」という名称での通常ルール大会の開催に本格的に乗り出しました。

シャドバトル公認運営者就任

2017年8月の時点で「Shadowverseオンライン大会REIGN」が出来たとは言っても当時は「Shadowverse特別ルール大会」との2本運営で主力は特別ルール大会のほうだったのでREIGNが日の目を浴びるのはもう少し先の話になります。
特別ルール大会を初回で4大会開催し終えたころ、大会運営で使用していた「シャドバトル」の運営から連絡を頂きました。その内容は「これからシャドバトルが企画する『おもしろ制限大会ウィーク』の公認運営者になってもらいたい」というものでした。この企画は2017年10月から始まったシャドバトル主催の企画で公認運営者複数名が1週間のうちにそれぞれ特別ルール大会を開催するというものです。僕は連絡をもらったときとても喜びましたし、もちろんこれを快諾しました。ここで2017年10月20日、僕はシャドバトル公認運営者に就任します。これが僕に初めてついた肩書になるんですかね。
このシャドバトル公認運営者に就任してからは僕の「Shadowverse特別ルール大会」が「おもしろ制限大会ウィーク」とリンクしていく形になります。「Shadowverse特別ルール大会:カードパック1種類対決」の5回目以降の開催の他に「コスト平均対決」「デフォルトデッキ対決」「ナーフカード対決」「レアリティ固定対決」「スケルトンCUP」など多くの特別ルール大会を開催していきました。それによってcawata-キャワタ-=特別ルール大会みたいなイメージがついていたと思います。
しかし、始まりがあれば終わりがあります。それが2018年5月の「シャドバトル」閉鎖に伴う公認運営者の引退でした。2017年末から2018年の初めにかけてShadowverseはeSportsシーンへの展開が進んでいきました。競技性ある大会が好まれるようになり、大会主催者がターゲットにするべきプレイヤー層が180度変わりました。その影響を大きく受けたライト層向けのコンテンツを展開した「シャドバトル」は閉鎖に追い込まれたのです。それに伴って公認運営者としての僕の大会運営も終わりを迎えました。

REIGN本格始動

「シャドバトル」が閉鎖になる前、2017年末ごろから僕自身変わり時であることはSNSの様子を見ていたり、自分が主催する大会の参加者数などを見ていて把握はしていました。でも、1から作り上げた主力の「Shadowverse特別ルール大会」をこのまま終わらせたくはない気持ちが強かったです。それでも現実は甘くないのでシャドバトル閉鎖と共にこのコンテンツは消えていきました。
そこで本格始動したのが8月に発表していた「Shadowverseオンライン大会REIGN」です。これは以前行っていた特別ルール大会とは違って移り変わるShadowverseに対応した大会、つまり競技性の強い大会をテーマにしたものになります。大会運営に使用するサイトもLobi Tournamentに変わり、新しい気持ちでいました。試験的に2018年1月から4月の期間でテスト大会を開催し、どれくらい集まるかの検証を行った上でシャドバトル閉鎖後に本格始動したのは本当に成功したと思っています。その結果、多い時で約64人、通常時で40人程度が集まる大会を継続して運営していくことが出来ました。ここからはeSportsに対応していくのに必死でした。公式大会の練習場になるような大会づくりをしていきつつ、独自性を追求していくことに苦戦しました。しかし、これを2018年の1年間行えたことでREIGNという名前はShadowverseプレイヤーに広く知れ渡ったと思っています。

"新しい"ことづくめの2019年。

こういった所謂下積み時代があったから更なる飛躍を2019年で出来たと思っています。2019年3月に遂にShadowverse以外のゲームタイトルの大会を開催することを決意し、Supercell社からリリースされている「ブロスタ」の大会を、更にはSEGA社からリリースされている「リボルバーズエイト」の大会を始めました。ブロスタ大会は運営面での課題点の克服が望まれなかったので1回で終了してしまいましたが、リボルバーズエイト大会は3月から今の11月まで続く2つ目の柱になってくれています。そんなリボルバーズエイトも12月にサービス終了してしまうのですが...

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既にそれなりの認知度を持っているように見えるREIGNもまだまだコミュニティ大会の端くれです。今年になってからShadowverse界隈ではコミュニティ大会を開催する主催者が爆発的に増えています。その分、横の厚みが増したので嬉しさもある反面、参加者の取り合いになって去年にはなかった課題も生まれています。それでも今、継続的に運営出来ているのは参加してくれる人がいるからなので感謝しかありません。
そして、今年で一番変わったのはGame Tournament「REIGN」(現名称)を複数人で運営し、そのための団体を作ったことです。基本的には僕が主導で行っていることが多いですがサポートであったり、企画面で協力してくれる仲間が増えたのはとても心強いです。特に2019年9月から開始した「クラッシュ・ロワイヤル」大会では既に多くの人に参加してもらえており、企画もいろいろと出てきているのでリボルバーズエイトに代わる柱となればと思っています。

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最後に紹介すべきは「メソロギア」公式大会の開催です。今まで自分が主催した大会を開催するというパターンだったものが共催という形で携わることになった初めての大会です。そして、それがゲーム開発の方も携わる公式大会であるということ。個人制作のゲームではあれどちゃんと多くのプレイヤーを抱える1つのゲームであることに変わりはありません。この大会でREIGNのことをより多くの方に知ってもらえている気がするのでこれからもメソロギアと共に成長していければと思っています。

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まとめて

2017年6月に僕が大会運営を始めて早くも2年半が経ちますが時代の移り変わりや流れをつかむのは難しいことだと思ってます。それと合わせて参加者に求められているものは何か、大会にオリジナリティを持たせるにはどうするか、REIGNを発展させるためのブランディングなど課題は山積みです。何なら前よりも大変な気がします。他にもスポンサーをつけるにはどうするか、大会をより多くの人に知ってもらうための宣伝方法なども毎日考えるくらい大変です。それでもそれ以上の嬉しさや楽しさを感じるために日々運営しています。大変なことがこれから先起こるかもしれないけどやりたいことを形にしていくことで変わることもあると思うので自分なりに"REIGN"というブランドを作り上げていこうと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。

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