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母乳育児のポイント・気をつけたいこと

第一子のとき、初めての母乳育児で散々苦労しました。
産院で基本的なやり方は教わったものの、体質上詰まりやすく、退院後のおっぱいトラブルも多かったです。(>_<)
そして何より母乳育児について実際に役立つ情報が本にもネットにも圧倒的に不足していると感じました。

結局色々な人の知恵を借りつつ、1ヶ月頃〜仕事復帰のため8ヶ月まで完母で育てました。
その際に気をつけていたこと、トラブルが起きた時はどうすればいいか、自分への備忘録の意味も含め、簡単にまとめます。

※なお下記は、私が通っていた産院や桶谷式母乳相談室の助産師さんに聞いて集めた情報です。

1.基本的なスタンス
2.母乳育児の基本
3.食生活で気をつけること
4.母乳に良い食事・悪い食事
5.こんな時は…?トラブル時対応について
6.その他の疑問

1.基本的なスタンス

・あくまで子の成長が第一。
1カ月健診、4カ月健診などで体重の増え方がイマイチと言われた場合、ミルクを足せばいいや、くらいの心持ちで。

・外野の意見にいちいち落ち込まない。
周囲から「母乳足りてないんじゃない?」攻撃を受けたら、産院や母乳相談室、支援センターで体重を測って伸びを見る。
無事に体重が伸びていれば外野の攻撃は気にしなくてOK。

・母体も大事。
詰まり、白斑、しこりなどトラブルが出たら放置せず、すぐに「桶谷式母乳相談室」に電話をして駆け込んでいました。
放っておいて乳腺炎になると高熱が出たり、最悪手術が必要になります。

2.母乳育児の基本

・授乳前にはマッサージを。最初のうちは乳首が柔らかくなるくらい、入念に。
→2-3カ月くらいすると特にマッサージをしなくともやわやわになっているはず。

・授乳は詰まりやすい方の胸から先に、が基本。
→例えば左が詰まりやすい人は基本的に左→右の順に。
偏りすぎてもよくないので3回に1回は右→左の順に。

・授乳中はダラダラすわせない。左右5分ずつ、と決める。
→ちなみに第一子のときはだんだん飲める量が多くなってきて、離乳食開始時(5カ月)には左右3分ずつになりました。

・胸にまっすぐの角度で飲ませる。
→傾いていたりするとしこりの原因に。

3.食生活で気をつけること

・夜よりむしろ朝昼しっかり食べること。
ご飯も多めに食べてOK。

・主食にオススメなのは、
ご飯>>うどん>>>パスタやパン 

4. 母乳に良い食事・悪い食事

○=和食、魚(タンパク質をしっかりとる!)
×=糖質、脂質、牛肉、刺激物

(個人的にはケーキを食べるとすぐに詰まっていました…泣)

・餅もNG。
昔の人は「母乳を出すには餅を食べろ」と言ったけれど、それは食糧不足・栄養不足の時代の話。今は餅を食べすぎると母乳の出が良くなりすぎて詰まりやすくなるそう。

5. こんなときは…?トラブル時対応について

・白斑が出た!
→ストレス、食生活が原因の可能性。
◎食生活を見直し、ひたすら授乳を続ける。
痛いようなら産院や母乳相談室に相談を。

・乳首を噛まれる
→ストレス、食生活、排卵により母乳の質が悪くなっている(=美味しくない)可能性。
◎食生活を見直し、母乳の質を良くするためこまめな授乳を。

・しこりができた
→ストレス、食生活、飲ませ方が原因の可能性。
◎じゃがいも湿布でしこり部分を冷やす。
※効果は人によると思いますが、私は一晩貼ると翌日しこりがなくなったりと、だいぶお世話になりました。
作り方は下記。写真付きで見たい方は「じゃがいも湿布」でググるともっとわかりやすく書いているママさんブログで見られるはず!

☆じゃがいも湿布☆
・用意するもの
 じゃがいも(1個)、小麦粉(大さじ1〜2)、酢(少々)、キッチンペーパー
・作り方
1.じゃがいもをすりおろす
2.小麦粉とお酢を加えてよく混ぜる。ペースト状になればOK。小麦粉の量はじゃがいもの大きさにより適宜調節
3.キッチンペーパーにスプーンで塗りつける
4.キッチンペーパーを畳みブラの中の患部に貼り付ける

6.その他の疑問

・夜の添い乳は?
→詰まりやすい人、しこりできやすい人はやめた方がいい。
傾いて授乳することで詰まりやすくなる。

・夜間断乳は?
→母乳の質が悪くなるのでオススメしない。

・卒乳に最適な時期は?
→一人歩きできるようになったら。
※それ以前に事情があって断乳する場合、いきなりやめると詰まったり痛くなったりするので、個人的には母乳相談室で相談をしつつ2カ月くらいかけて徐々に断乳するのがよいかな、と思います。

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