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【哲会を分析する】10月哲会結果分析

割引あり

「閉ザサレシ新幹線ノ半島(サロス=エレス・ナガサキケン)」よりこんにちわ。
C.Bです。
毎月300~500の大会情報をTwitterから拾って、その集計ならび報告を行っています。

今回は北九州で行われた競技形式の交流会 哲会 の大会結果を分析していきます。
タイミングとしては『WORLD PREMIERE PACK 2023』が発売された2週間後の大会となりました。

【大会概要】
・イベント名:哲会 ~竜星の嵐 小倉駅前店~
・開催日:2023.10.8(Sun)
・開催場所:竜星の嵐 小倉駅前店
・対戦形式:個人戦(予選スイスドロー 4回戦 & 本選トーナメント 4回戦)
・参加人数:64人
・参加費:500円/1名
・抽選方法:先着順

今回はこちらの大会結果と、普段#からふだで公開されているデッキとの比較をしながら哲会の傾向を読み取ってみましょう!

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哲会とは?

「哲会」とは現存の個人CSで最古最大級であるTCSの主催者にして遊戯王の担い手ことTetsuさんが主催する競技形式の交流会です。
年1回年末に福岡にて開催されるTCSに向けて腕を磨くデュエリストや、大会とかCSと呼ばれるものに初めて参加するデュエリストへ向けて開催される交流会になります。

今年のTCSに関しても続々と情報が上がってきております。
是非腕に自信のある方、大型イベントに興味のある方、サブイベント込みで遊戯王を楽しめる1日になりますので是非チェックしてみてください!

デッキ分布

さあ、本題の大会デッキ分布になります。
10月2週目の#からふだ優勝デッキまとめと比較してみましょう。

予選デッキ分布

予選は非常に多くの【ラビュリンス】がいることが分かります。
CSでは再度「アリアス型」と呼ばれる【ラビュリンス】が注目され盛り上がりを見せている10月環境。
哲会でも多くの白銀の城在住の方がその力を見せつけるべく奮起している様子が伺えます。

2番目に多いのは【ピュアリィ】3番目に多いのは【神碑】となっておりました。
ランキングデュエル等で優勝報告の多い【R-ACE】【炎王】が少数しか出場していないことから使い慣れたデッキと洗練されたプレイングで大会に挑む傾向があるように感じます。
特に【ピュアリィ】はプレイング難易度が高い分熟練者が使うイメージがあり、ランキングデュエルよりCSでよく見かける印象です。

メタとしては「コズミック・サイクロン」「ハーピィの羽根帚」の魔法罠除去や「深淵の宣告者」「エクシーズ・オーバーディレイ」等の「ノワール対策」、広く対策を見るなら「応戦するG」などがサイドデッキに欲しくなりそうな環境でした。

本選デッキ分布

本選出場デッキはこちらです。
上位にいた【ラビュリンス】は多くがふるい落とされ1名のみに、【神碑】も1名まで選別された中本選メンバーの中で唯一複数デッキ進出を果たしている【ピュアリィ】は流石です。
このグラフから福岡の【ピュアリィ】使いの高い練度が伺えます。
12月のTCSも間違いなく上位に上がり、優勝候補に名を連ねると考えられます。

その他本選出場デッキも高い注目度を誇るデッキ達で、【破械】は単体としても【ラビュリンス】と出張しても大会での活躍が見込める優秀なデッキです。

【覇王門魔術師】は『エイジオブオーバーロード』での新規の登場により、今までマニアの使うペンデュラム時代の環境デッキだったのが一躍現環境の最前線でも通用する力を手に入れたデッキです。

【超重バスブレ】も・・・・・・【超重バスブレ】!?
なんだこれ!?
そう、この大会は何と【超重バスブレ】という謎のデッキが並み居る強豪を薙ぎ払い注目を集めました。
どんなデッキだったのかは後ほど。

そしてこの本選を見るに、【神碑】【ラビュリンス】に対する対策はサイドデッキに入っておりメタを意識されていたことが伺えますが、【ピュアリィ】はノーマークだったようです。
実際10月初頭は【神碑】に注目が集まっていたこともあり、対策を意識する方は多かったのではないでしょうか?
多種多様なデッキに優勝の目がある群雄割拠な現環境、流行を押さえておくのも大事なようです。

上位デッキレシピ

そんな中優勝したのは【神碑】でした!
決勝戦は【神碑】VS【超重バスブレ】という異質なマッチメイクで行われ注目を集めました。

どちらも永続効果で相手の動きを封じる点では共通していますが、片やデッキ破壊、片やビートダウン。
勝利の方向性は異なり、テンポを握って盤面を制圧した方に分がある戦いでしょう。

まとめ

【ラビュリンス】【ピュアリィ】【神碑】などのデッキが多かった10月哲会、サイドデッキには「ニビル」が多く採用されている様子も伺えるところから【R-ACE】が少ないのはメタを多く貼られている福岡の環境から数を減らしてしまった可能性があります。

今回着目したデッキはどのデッキも「サモンリミッター」やその他「群雄割拠」「御前試合」等の強力な永続罠を採用するケースが見られます。
こちらの展開を縛ってくる永続罠を先攻から貼られる可能性が充分考えられるため、サイドデッキからの対策が必要になると考えられます。

今回上位に入ったデッキ達はどれも独特な対策を求めてくるデッキであるため、サイドデッキの構築は大変ですが以下に続くサイドデッキ分析も参考に構築してみてください!

さて、以下からは手札誘発、サイドデッキについて分析していきます。

さらに、今回は冒頭でも述べた通りnoteのSNSプロモーション機能を使用しております!
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