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【デッキ紹介】Ai麻雀

お久しぶりです
今回は長年私がフリー対戦用で愛用している麻雀デッキをご紹介します
というのも、つい最近某有名デュエリストが「運命のドラ」を採用した【ドラクリフォート】というデッキを使用しており、そちらに感銘を受けて久々の浮上と相成りました
もし『「運命のドラ」を使いたい!』『遊戯王で麻雀デッキを使いたい!』『昨日徹夜で麻雀してた』という方がいれば是非参考にして下さい
ちなみに、手札誘発モンスターを1枚も採用しておらず(「無限泡影」があるため手札誘発完全不採用ではない)指名者も採用していないため、ガチガチの妨害には無力ですのでそこら辺はご了承ください

雀牌(デッキ)紹介

麻雀は全136枚ある麻雀牌から役を作るゲームです
遊戯王のデッキは40~60枚で作成するため136枚ある麻雀牌をデッキ枚数で再現するのは不可能ですが
136枚→(1+3)6枚→46枚
と解釈し、46枚デッキにまとめました
そしてデッキレシピを見てお気づきの通り、本デッキには「運命のドラ」3枚だけでなく「運命のウラドラ」も3枚採用しています
これらをどのように活用していくか、以下にてご紹介致します

ゲームプラン

麻雀には点数用語がいくつかあります
ゲームの親か、子かで点数が変わりますが、ここでは子の点数で統一して紹介します
・満貫:  8,000点
・跳満:12,000点
・倍満:16,000点
などなど、まだまだ用語はありますが本デッキ紹介では上記さえ把握して頂ければ充分です
では本デッキの勝ち筋を紹介します

1.「運命のドラ」活用満貫アガリ

「運命のドラ」は条件を満たすことで《相手モンスターのレベル×500》ダメージをあたえることができます
このカードを用いて以下のコンボを狙います
必要カード:「壊獣」カード+「セグメンタル・ドラゴン」+「運命のドラ」2枚
①「壊獣」カードを相手フィールドに特殊召喚する
②「運命のドラ」を2枚セット
③相手ターンに「運命のドラ」を2枚発動、レベル8のモンスターを対象に取るため『次のターンレベル7のモンスターを召喚できたら相手に500×8×2=8,000ダメージが入る状態』になる
リーチ!
④自分ターンに「セグメンタル・ドラゴン」(①:このカードはリリースなしで通常召喚できる。)を召喚する
リーチ!一発!ツモ!(運命の)ドラ2!満貫、8,000点ダメージ!

余談として「運命のドラ」を3枚発動することで跳満(12,000点)ダメージを与えることができます
が、そもそも上記満貫アガリの時点で難易度が高いため相当な運が必要です

2.「運命のウラドラ」活用満貫、跳満、倍満アガリ

「運命のウラドラ」は裏ドラ(デッキボトム)を確認してドラであれば(ドラゴン族、恐族、海族、幻族)追加効果を狙えるカードです
本デッキでは「怒炎壊獣ドゴラン」がドラ(恐族)であり「妨げられた壊獣の眠り」でのサーチを行いながらの「リンク・ディサイプル」や「天地返し」を使用して裏ドラを確定させることができます
それにより、以下の流れを狙いましょう
①「リンク・ディサイプル」や「天地返し」を使用して裏ドラを確定させる
②「星杯の守護竜アルマドゥーク」を融合召喚する
③「星杯の守護竜アルマドゥーク」を対象に「運命のウラドラ」を発動
④「星杯の守護竜アルマドゥーク」で全体攻撃、モンスターを戦闘破壊する度に3,000点回復+3枚ドロー
⑤攻撃力4,000なのでモンスター2体に攻撃して総攻撃力8,000で満貫!3体に攻撃して総攻撃力12,000で跳満!4体に攻撃して総攻撃力16,000で倍満!

3.ピンチの時は早アガリ!

麻雀には「早アガリ」というテクニックが存在します
麻雀は親の人が上がった際は得点UP+親継続というボーナスが与えられますので、他の人は何とか先に上がってそれを阻止しようとします
その際に使われるのが早アガリ、1,000点という安い手で上がることで親番を流す行為です
いわゆるゴミ手とも呼ばれており、これはゴミのように安い手であること、親が500点(ゴ)他の人が300(ミ)点払うことに由来するようです

本デッキも早アガリができるようになっています
遊戯王に麻雀で勝つのは至難の業、もしマッチ戦で相手に分がある時は早アガリして次の引きにかけるのも手です
早アガリをする際は「アクセスコード・トーカー」を活用しましょう
このカードは強力な破壊効果と高い攻撃力を誇るためリンクモンスタートップクラスの突破能力を持っています
リンク3のモンスターを素材にして攻撃力5,300になればゴミ(53)手で勝利することができます

以上、「運命のドラ」による満貫アガリ、「運命のウラドラ」による満貫跳満倍満アガリ、「アクセスコード・トーカー」による早アガリでした
状況と引きに応じてこれらを切り替えてアガリましょう

採用カード解説

デッキに採用されているカードを簡単に解説致します

セグメンタル・ドラゴン
「運命のドラ」を成立させるためのアガリ牌です
リリース無しで召喚できるレベル7のモンスターはいくつか有りますが、このカードは「フォーマッド・スキッパー」によるサーチが可能であり、「フォーマッド・スキッパー」もこのデッキでは初動としてカウントできるため本デッキでは「セグメンタル・ドラゴン」を採用しております

「壊獣」カード
「運命のドラ」で対象に取るためのカードです
単純なモンスター除去としても優秀ですが、「怒炎壊獣ドゴラン」と「妨げられた壊獣の眠り」は「運命のウラドラ」とのコンボにて裏ドラを確定させるのにも使用します

「フォーマッド・スキッパー」
リンク素材にすることで「セグメンタル・ドラゴン」をサーチすることができる効果を持ちます
その他にもガッチリ@イグニスター」を手札に加えることで「スプラッシュ・メイジ」→「デコード・トーカー・ヒートソウル」までリンク召喚を繋げることができ、デッキの初動としても役立ちます

アチチ@イグニスター」「ピカリ@イグニスター
本デッキの基本エンジンです
①「ピカリ@イグニスター」召喚、「めぐり-Ai-」をサーチ
②「ダークインファント@イグニスター」をリンク召喚、「イグニスターAiランド」をサーチ
③「めぐり-Ai-」を発動、「デコード・トーカー・ヒートソウル」を見せて「アチチ@イグニスター」をサーチ
④「イグニスターAiランド」の効果で「アチチ@イグニスター」を特殊召喚、「ドヨン@イグニスター」をサーチ
⑤「ダークインファント@イグニスター」+「アチチ@イグニスター」で「スプラッシュ・メイジ」をリンク召喚
⑥「イグニスターAiランド」の効果で「ドヨン@イグニスター」を特殊召喚、任意の「@イグニスター」モンスターを墓地から回収
⑦「スプラッシュ・メイジ」+「ドヨン@イグニスター」で「トランスコード・トーカー」をリンク召喚、「ドヨン@イグニスター」効果で「めぐり-Ai-」を回収
⑧「トランスコード・トーカー」で「スプラッシュ・メイジ」を蘇生、「スプラッシュ・メイジ」で任意のモンスターを蘇生
⑨「スプラッシュ・メイジ」と蘇生したモンスターで「デコード・トーカー・ヒートソウル」をリンク召喚

上記ルートにより、対象に取られない攻撃力2800と攻撃力3300が場に立ちつつ、「デコード・トーカー・ヒートソウル」の効果によりフリーチェーンで1000ライフ支払うことで1枚ツモる(ドローする)ことができます
「アチチ@イグニスター」からスタートした場合は「ピカリ@イグニスター」からサーチした「めぐり-Ai-」の効果で「ドシン@イグニスター」をサーチすることで同様の展開をすることができます

この盤面を基本としてドローしてコンボパーツを揃えながら戦いましょう
相手のデッキや盤面によっては展開先を「ジ・アライバル・サイバース@イグニスター」に変更することで強力な耐性と攻撃力(本デッキでは攻撃力4000で出します)で戦線を維持したり、「アクセスコード・トーカー」で早アガリを狙ったりと柔軟に戦うことができます

ガッチリ@イグニスター」「ドシン@イグニスター」
自身の効果で特殊召喚することができる効果を持ち、展開の上振れや誘発による妨害の踏み越えに使えます
また、それぞれ何らかの初動にも関わっております

天獄の王
任意の魔法罠をデッキからセットできる効果はコンボパーツを集める上で非常に役に立ちます
攻守も優秀なためある程度戦線を維持するのにも寄与してくれます
難点は、メインモンスターゾーンに居座ってしまうため「イグニスターAiランド」の効果が使えなくなってしまう点です
そのため採用枚数はかなり抑えめになっています
なお、直接「運命のドラ」をこのカードでセットしても発動タイミングが来る前に除外されてしまいます
そのため、「運命のドラ」を持ってきたい時は「トラップトリック」を経由しましょう

サイバネット・マイニング
初動である「@イグニスター」をサーチしたり、「フォーマッド・スキッパー」をサーチして「セグメンタル・ドラゴン」のサーチに繋げることが多いです
手札コストも「ドヨン@イグニスター」で補充できるため手札切れによる息切れはほとんど起こりません

キ-Ai-」「Aiドリング・ボーン
墓地から「@イグニスター」を蘇生させることができるカードです「Aiドリング・ボーン」は発動したターンサイバース族しか特殊召喚できないため「天獄の王」や「星杯の守護竜アルマドゥーク」は特殊召喚できなくなることは注意しましょう

禁じられた一滴
「@イグニスター」の回収能力と「デコード・トーカー・ヒートソウル」のドローで手札を大量に確保できるため、非常に使いやすいカードになります

バウンドリンク
このデッキではリンクモンスターを多用するため、使い終わったリンクモンスターの再利用&コンボパーツを集めるドローカードとしての採用です
また、ドロー後は引いた枚数分手札をデッキボトムに戻すため、裏ドラを確定させることもできる非常に器用なカードです
「貪欲な壺」も候補に入るのですが、「トランスコード・トーカー」から蘇生することも多く多少は墓地を利用するためこちらを採用しています

「無限泡影」「強制脱出装置」
便利罠枠です
主に「天獄の王」や「トラップトリック」との相性で選んでおります

トラップトリック」「天地返し
「運命のドラ」「運命のウラドラ」とのコンボを補助するカードです
特に「天地返し」は強力で、裏ドラ用カードを引いていなくても裏ドラを確定できるのはとても偉いです

リンク・ディサイプル」「リンク・ディヴォーティー」「コード・トーカー・インヴァート」「星杯の守護竜アルマドゥーク
「運命のウラドラ」コンボを行うためのカードです
必要カード:「アチチ@イグニスター(代用可能)」「運命のウラドラ」「怒炎壊獣ドゴラン」「イグニスターAiランド」
①「アチチ@イグニスター」を召喚、「ピカリ@イグニスター」をサーチ
②「リンク・ディサイプル」をリンク召喚
③「イグニスターAiランド」の効果で「ピカリ@イグニスター」を特殊召喚、「めぐり-Ai-」をサーチ、「めぐり-Ai-」を発動して任意の「@イグニスター」をサーチ
④「リンク・ディヴォーティー」をリンク召喚
⑤「リンク・ディサイプル」効果で「リンク・ディヴォーティー」をリリースして1ドローしつつ「怒炎壊獣ドゴラン」をデッキボトムに戻す(裏ドラ確定)
⑥「リンク・ディヴォーティー」効果でトークン2体特殊召喚、トークン2体で「コード・トーカー・インヴァート」をリンク召喚
⑦「コード・トーカー・インヴァート」の効果で「@イグニスター」を特殊召喚
⑧「@イグニスター」で「ダークインファント@イグニスター」をリンク召喚
⑨リンクモンスター3体をリリースし「星杯の守護竜アルマドゥーク」を融合召喚
⑩「運命のウラドラ」を発動!攻撃力4,000なのでモンスター2体に攻撃して総攻撃力8,000で満貫!3体に攻撃して総攻撃力12,000で跳満!4体に攻撃して総攻撃力16,000で倍満!

「リンクリボー」
「リンク・ディヴォーティー」のトークンから出したり、「フォーマッド・スキッパー」をリンク召喚の素材に使用する時に便利だったりと1枚入れておくと何かと便利なカード、重宝します

採用を検討していたカード

終焉龍 カオス・エンペラー
特殊召喚が容易で攻撃力も高く、このカードをリンク素材にすることで②の効果で裏ドラを確定させることができるカードです
ただし本デッキのリンクモンスターは素材制限が多く、中々自発的に②の効果を起動させることが難しかったため不採用としました
EXに余裕のある構築では便利だと思います

雀姉妹
麻雀関連カードでドロー効果を持ってるカードが弱いわけがない!
けど採用枠が無い(泣)

最後に

いかがだったでしょうか
コンボの勝ち口上がある、コンボ達成は難しいが楽しい、「壊獣」カードや「禁じられた一滴」などのおかげで結構対応力もあるためかなり愛用しているデッキになります
昔は「ガンナードラゴン」しかリリース無しで召喚できるレベル7が居なかったため中々上がることができない難しいデッキでしたが、「@イグニスター」と「運命のウラドラ」により多くの麻雀コンボを狙うことができるデッキとなりました
こんな組み方をしていて、ずっと「運命のドラ」で勝利するには「運命のドラ」を2枚発動する必要があると考えていたため【ドラクリフォート】は非常に革新的に感じた次第です

ちなみに、デッキ名の由来はもちろん「@イグニスター」のサポートカード「Ai」カードと麻雀にちなんで
サイバース族の世界観ともマッチしてとても気に入っているデッキ名です

とても長文になりましたが、ここまでお読み頂き有難うございました
では次回、「遊戯王界における雀荘運営編」にてお会いしましょう

もし記事に書いてない内容で、何か他にも知りたい情報があれば是非教えてください! 記事を更新してお答えしたり、今後の記事に盛り込んだりでお応えします!