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中田敦彦のYouTube大学 麻薬編で大麻について紹介

中田敦彦さんのユーチューブで大麻についての解説がありましたので、動画をみた要約など。

参考図書  大麻解禁の真実 https://amzn.to/2P0xG1L

①脱法ドラッグとは何だったの?
②大麻合法化とはどういう状態?
この2つの視点で解説されています。

危険ドラッグ・麻薬って?

合法ドラッグ、脱法ドラッグ、違法ドラッグなどが流行る
2014年→危険ドラッグに統一
危険ドラッグとは規制薬物から合成成分を変えて規制を逃れたものであって、合成成分を調整するたびより危険度が増す

麻薬の種類
・興奮系 覚せい剤、コカイン、MDMA、タバコ
・抑制系 ヘロイン、モルヒネ、アルコール、睡眠薬
・幻覚系 LSD、"大麻"、マジックマッシュルーム

米国の規制物質法
(きせいぶっしつほう、英語: Controlled Substances Act, CSA)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A6%8F%E5%88%B6%E7%89%A9%E8%B3%AA%E6%B3%95
麻薬が危険性などでスケジュールⅠ〜Ⅴで振り分けられている
スケジュールⅠ(ヘロイン・LSD・MDMA・”大麻”)
スケジュールⅡ(コカイン、覚醒剤)
この中で大麻は最も規制の厳しいスケジュールⅠにカテゴライズ。

大麻合法化の流れ

・ウルグアイ・カナダ 合法
・イスラエル・オランダ 医療用は合法
・イスラエル 嗜好用も"非犯罪化"、逮捕されない、罰金刑だが実質的にはほぼとられない状態

【麻薬】危険ドラッグや大麻から自分の身を守るための授業〜前編〜「薬物乱用はダメ。ゼッタイ。」

大麻の種類

大麻は産業用・医療用・嗜好用とある
日本で違法なのは医療用と嗜好用
例えば麻のシャツ(産業用)を着てても逮捕されない

大麻もすべてが違法ではない
THCは違法 覚醒成分 葉や花の部分
CBDは合法 リラックス成分 茎・種の部分、ヘンプシードオイルなど

アメリカでは?

現在
医療用が合法 33州
嗜好用が合法 10州
両方非合法なのは4州しかない

1937年 大麻課税法
大麻に法外な税金をかけて実質的に使えなくした

そもそも大麻が規制物質法のスケジュールⅠに入っているのがおかしいという議論がある

1920〜33年 禁酒法時代
アルコールも麻薬の一つ
アルコールを禁止にすることで、裏組織・マフィアが密造酒を販売し、むしろ犯罪が増える

禁酒法廃止になったことがきっかけで大麻が規制対象になった?
・禁酒法のための連邦捜査局の捜査対象がなくなったので代わりに大麻へ
・メキシコ移民への反発

1970薬物規制法
大麻がスケジュールⅠに指定される
科学的根拠がなかったので研究結果が揃うまでの暫定処理として

結果→大麻の危険度がアルコールやニコチンより低いとの報告がでてしまう
これをニクソン大統領が受け取り拒否
ヒッピー文化への反発?
むしろ医療大麻としては有効性が確認されている

医療大麻の効果
・抗がん剤の副作用緩和
・うつ病緩和
・緑内障による失明を防止
・癇癪の発作を治療
・PTSDを解消 など」

2014年 連邦捜査局による逮捕は禁止
合法州では普通に店で売っている状態になる

日本での大麻合法化の流れは?

戦前は自由
江戸では生活に便利は三草(さんそう) 紅花・藍・大麻とされて使われていた

1948 大麻取締法 GHQ
日本の神道では麻を使う風習がある(しめ縄とかも麻)
国家神道×軍国主義の結びつきを懸念して大麻を強く規制
・規制の理由が世界と違う
・過剰に厳しい
・規制の理由が明確にされていない

1980年 ポールマッカートニーが日本に大麻を持ち込んで捕まる
「厳しい法律は見直す必要がある」と発言

麻薬だからダメ、体に悪影響があるから違法というわけではない
そもそも大麻の悪影響や医療への有効性を調べようにも、日本は研究用大麻すら禁止されているから事実の調査ができない

日本人は遵法精神が強いという特徴がある
「違法だからダメゼッタイ」であって、規制される理由や合理性を考えない
だから逆に脱法ドラッグのようなものが「違法じゃないからOK」という理由で流行ることもある

麻薬から自分の身を守るための授業〜後編〜日本の大麻合法化はどうなる?


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