マリファナを摂取して自動車を運転!?

以前嗜好品のマリファナを解禁した州で交通事故が4%から14%上昇したとのニュース記事を取り上げたことを覚えていますか?

この結果については、マリファナと直接的な因果関係を示したデータでないものの、いかなる理由であれ、マリファナを吸ったら運転してはいけないということが分かります。つまりお酒を飲んでハイになって運転したら、死亡事故や交通事故を起こすリスクが高くなりますよね。それと全く同じことなのです。

マリファナ使用中に運転しないこと
マリファナが精神運動機能に与える悪影響はアルコールよりも少ないのだが、マリファナの使用中に運転すれば、事故を起こす危険は高くなります。合法的な規制のもとで、21歳以上の成人がマリファナを入手するのが昔より容易になった今、同時に、運転前にマリファナを吸わないように、というメッセージが一貫して人々に伝えられるようにしなければなりません。

運転前の飲酒については、飲酒撲滅キャンペーンが一般市民の飲酒運転を大幅に減少させたのと同じく、これと同じように注目度の高いキャンペーンを、マリファナを使用した状態での運転をやめさせるためにも展開しなければいけません。

マリファナ使用中の運転を対象にした公共広告キャンペーンは、特に18~25歳の若いグループに狙いを定めるべきです。マリファナを使う可能性、またマリファナを吸う人は運転
歴が浅く、一般的に言って危ない行為をしがちであり、もっと年上の経験豊富な人たちに比べて、マリファナの精神活性作用に慣れていない可能性もあります。

このキャンペーンは、国家薬物取締政策局ではなく、アメリカ公衆衛生学会やAAAオートクラブなど、民間の公衆衛生協会や交通安全活動組織が仕切ったほうが信憑性が増すのは間違いないのです。国家薬物取締政策局がこれまでに行ったキャンペーンが若者に与えた影響は、あまりにも小さかったからです。

取り締まる側のシステム強化も必要
成人によるマリファナの使用が合法化されたら、警察は、警察官を麻薬認識のエキスパートにする訓練を今以上に行ない、マリファナで陶酔した状態で車やバイクを運転している人をすぐさま識別できるようにすべきなのです。

路上唾液検査など、運転者の体内にTHCが存在しているかどうかを迅速に識別するためのマリファナ感知技術の開発も、警察がマリファナの影響下にある運転者をより正確に識別する作業の助けになると思います。

こうした技術の開発は、公共の安全を守るのに役立つだけでなく、マリファナ政策を緩和すれば路上の安全性に悪影響が出るという人々の懸念をやわらげることにも繋がりますし、マリファナも課税して合法的に管理する、ということに対する一般市民の受容度を高めると思います。

医療大麻の解禁をする州や国が著しく伸びているからこそ、ルールを厳重に整え、人々の生活に悪影響が出ないように最善を尽くし、また医療大麻を必要とする人々が少しでも困らないようにするべきです。

テクノロジーが活躍する時代
グーグル社や日本自動車メーカーなどは、自動運転システムの研究を日々行っていて、今では駐車場に自動で停める程度にまでテクノロジーが進化しています。昔、バックトゥーザフューチャーで空を飛ぶ自動車が発明されるのか、なんて子供心にワクワクしていましたが、空は飛べずとも全自動な車で行きたいところへ行ける世の中はそう遠くないのかもしれませんね。

そんな全自動の車があれば、マリファナを吸った後でも運転することは許されても、今の世の中では絶対に許されるべき行為ではありません。それこそ、嗜好品のマリファナが解禁された州などで死亡事故が多発するようなことがあれば、医療大麻までもが締め付けられる可能性があるわけです。

そのためにも適切なルールを作り、よりよい生活になればいいのではないでしょうか。

出典:マリファナはなぜ非合法なのか?

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