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Zoom&LINEのビデオ通話勉強会

ビデオ通話のやり方

 2020年8月29日〜9月19日の毎週土曜日、井の頭一丁目地域のシニア向けに4回にわたってZoom&LINEのビデオ通話のやり方についてお伝えいたしました。だいぶ時間が経ってしまいましたが雑感をまとめておきます。
 下の写真は井の頭東部地区公会堂での勉強会の様子です。サポートに来てくれた大学生3名がマンツーマンでビデオ通話のやり方についてレクチャーしました。

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 井の頭一丁目町会で契約しているモバイルWi-Fiへの接続、ICT機器を使うとできることの簡単な紹介の後、個別にビデオ通話の練習、全体でビデオ通話、感想の共有、今後のフォローについて、という流れでした。
 アカウント、インストール、ダウンロード、アプリ、ID等、前提となるICT用語についてわかりやすく説明することに始まり、そもそもZoomやLINEのインストール、アカウント登録から必要だったり、LINEをやらない方には個別にメールでZoomのURLを送信するなど、個別対応はなかなか大変でした。
 結論を言えば「習うより慣れろ」、これに尽きると思います。用語や言葉の意味を深く知ることよりも、原理や理屈はわからないけれどICTサービスを利用できる、ある程度使いこなせる(ここではビデオ通話)状態に持っていくことが重要だと、改めて実感しました。

シニアのデジタルデバイド解消という重要課題

 コロナ渦において人との対面や接触が制限されている中、それでもスマホやタブレット、パソコンを使えば遠隔で人とコミュニケーションを取ることができるようになる、と私たちは改めて知ることができました。コロナ渦の以前、2019年当時はビデオ通話なんて全然当たり前ではなかったので、未曾有の感染症が図らずも人類のICTに対する意識やスキルを高めることにつながりました。
 一方でシニアのデジタルデバイド解消は重要課題です。渋谷区では2021年度予算に、65歳上の区民へスマホを無償貸与する事業を盛り込みました。狙いはシニアの生活の質向上です。


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