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正式に賃貸借契約を結びました

トイレと手洗い場の設置に向けて

 旧・アンティーク日本の心に残る骨董品類や家財道具の譲渡や片付けもだいぶ進んできました。誰もが気軽に立ち寄れるサードプレイスや時間貸しとして使えるレンタルスペースなどへの活用に向けて具体化させていこうと考えています。
 しかし、トイレもエアコンもWi-Fiも無い状態なので、これではあまりにも活用の余地が狭い……。ということでまずは優先的にトイレと手洗い場を作ります。以前参加した内装ワークショップで壁紙貼りや漆喰塗りのレクチャーをしてくださった夏水組坂田夏水さんにご相談させていただき、少しずつ前に進めています。

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所有者さんとの信頼関係がベース

 イノイチサードプレイスプロジェクトは旧・アンティーク日本の心を拠点に活動させてもらっています。つまり、物件の所有者さんが許容してくださっていることが大前提です。3月から活動をスタートさせてきましたがトイレや手洗い場の設置に向けてこの度、正式に賃貸借契約を結ぶことになりました。今後は毎月しっかり賃料をお支払いしていきます。といっても、所有者さんのご厚意によりかなり低廉な賃料ですが。
 そもそも賃貸物件として不動産市場に出している物件ではありません。ですのであくまでも所有者さんのご理解やご協力があってのことです。所有者さんとの信頼関係がベースにあることを改めて自覚しました。

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賃貸借契約は不動産会社を通さなくても結べる

 今回の賃貸借契約は不動産会社を通さずに当事者同士で結びました。手間や費用がかからない分、契約の内容についてしっかり理解し、適切な使用や賃料支払いなど責任を果たしていくことが重要になります。賃貸借契約書のテンプレートは国土交通省のウェブサイトに公開されていますので参考にしました。

 また、トイレと手洗い場の設置に関しては「増改築」に当たるため、増改築の申請書を提出し、承諾をいただいた上で、増改築の詳細について定めた合意書も別途交わしています。


まちの余白を活用して新しい価値をつくる活動はみなさんのサポートに支えられています。