楽しいキャンプ2018_180422_0086

ウェブディレクターはキャンプに向いている

こんにちは。都内でウェブディレクターやってます。
今日は、キャンプの楽しさをお話しつつ、ウェブディレクターってなんというか、キャンプに向いているよね、という話をしたいと思います。よろしくお願いします。

キャンプ道具を揃えるのが楽しい

まずキャンプ用の道具を買い揃えるのが楽しい。先に断っておくがこれは、沼だ。間違いなく沼だ。キャンプ用品を販売するメーカーは国内外含め多数あり、お手軽にファミリーキャンプを楽しむことができる低価格のものから、ガチ勢のための山岳キャンプ用の高価格なものまで実に様々だ。当然それぞれに特色があるが、共通しているのはとにかく利便性に長けているという点である。キャンプ用品は、自宅からキャンプ場まで運搬する前提で作られており、かつ屋外でハードに使用することになるので、丈夫でありつつもコンパクトに収納できるものが多い。数多あるキャンプ道具のなかで、革新的なものを見つけたときは小躍りしたくなるくらいテンションが上がってしまう。キャンプと言えば焚き火、焚き火には専用の焚き火台と呼ばれるものが必要であり、定番はsnow peakの焚き火台だと思われるが、これが丈夫さにパラメータを全フリしたような代物で、Lサイズとなると付属品を含めた総重量は6kg近くになる。とにかく重い。肩に担いで数メートル歩くだけで買ったことを後悔できるだけの重さがある。まあ、焚き火台なんてそんなものだろうと思っていたが、缶ジュースよりも軽い焚き火台などもあるので、まったく気が抜けない。

写真は件の超軽い焚き火台。フレームがこんな細っそいし、炭床のメッシュで超軽いのに焚き火ができちゃう。調べれば調べるほどいろいろな道具が見つかってしまう。ナショナル・ブランドもあれば、個人で製造しているようなガレージブランドもあり、すべてのブランドを把握するのは無理かもしれない、と思えるほどだ。だがウェブディレクターは、複数の選択肢からひとつを選ぶ判断を迫られることは日常茶飯事であるし、ネットの海を検索し最善解を見つけることにも慣れっこだ、ゆえにウェブディレクターはキャンプに向いている。でしょう?

キャンプの旅程を考えるのが楽しい

キャンプとは、ざっくり言えば「野営」ということになるだろうが、「野営」に決まったルールがあるとは思えない。テントを張って寝れば「野営」と言えるかもしれないが。非常にシンプルな定義なので、テントを張ったり、川遊びをしたり、森を散策したり、飯盒炊爨したり、燻製つくってみたり、キャンプ場で何かをしてみても、あるいは何もしなくても、それはそれで自由だ。次のキャンプは何をしようかな、とプラン策定、考えを巡らせるのも楽しい。
ついついGoogle mapに行ってみたいスポットをプロットし、キャンプの旅程を組んだりしてしまう、そんなウェブディレクターも居るだろう。というか私がそうだ。やはりウェブディレクターはキャンプに向いている。

キャンプ場へ向かう前の旅程も楽しい。多くの場合は、キャンプ場へそのまま向かうのではなく、キャンプ場周辺のスーパーや道の駅などで買い出しをしたり、近場の日帰り温泉を経由してみたりすることになるが、地場の野菜や肉、あるいは地酒を仕入れてみたり、眺望がグンバツの温泉につかったりするのも小旅行感が煽られ、また一様に楽しい。

山梨の「ほったらかし温泉」の眺望の凄さよ。

キャンプサイトをレイアウトするのが楽しい

もちろん整備されたキャンプ場はたくさんあるが、「野営」は基本野っ原なので、地面が必ずしも水平ではない場合もある。デコボコしていたり一方に傾いていたり、砂利だったり、草木が生い茂っていたりと様々。

同伴者の人数と、キャンプサイトの空間を鑑みながら、テントやタープ、テーブルや椅子など持ち込んだ道具をどうレイアウトしてリビングスペース、キッチンスペースを構築するのが便利なのか、気持ちいいのか、パターンを考えながら設営していくのが楽しい。

大勢で車座になって囲炉裏テーブルを囲むのも楽しい。

ファミリーキャンプする際のレイアウトを考えるのも楽しい。

ソロキャンプで秘密基地のような空間を作るのもの楽しい。

楽しく野営するためのUXを作り上げることに面白味がある。ウェブディレクターならサイト構成書やワイヤーフレームを書いたりもするだろう。あれと全く一緒だ。というのは言いすぎだろうか。

自然のなかでごはんを食べるのが楽しい

異論は認めない。外で食べるごはんはどうしたって美味しい。テント設営でお腹を空かせたあと、キレイな景色を見ながら外で食べるごはんはだいたいウマい。

BBQでお肉や海鮮、野菜を豪快に焼いて食べるがウマいのは当然として、外で飲むコーヒーも良い。

朝起きで富士山を眼前にコーヒーを飲む。前の日に生豆から焙煎されたコーヒー豆を手挽きのミルで粉にしてから、ゆっくりをお湯を注ぐのだ。コーヒーの良い香りが鼻孔をくすぐるのだ。もう一口飲んで、全俺が満場一致でウマいとレスポンスを返してくる。ウェブディレクターだろうがなんだろうが、外で摂る食事は誰だって美味しく感じるはず。

燻製つくるのも楽しいよね。

ただただのんびりするのが楽しい

前述のとおりキャンプでは、特にこれをすべきというルールもないので、ただただボーッとしているだけというのも、アリ。ボーッと焚き火の揺らぐ炎を眺めつつ飲む酒は最高。焚だき火をしなくても、お酒を飲まずとも、ただただ何もやらない、自然のなかでボーッとする時間はなんと贅沢なことか。

IT業界では、他の業種と比較して、年間総実労働時間が長く、週の労働時間が60時間以上の雇用者の割合が高い産業です。

過ぎたるは及ばざるが如し。働きすぎはよろしく無い。IT業界に従事するウェブディレクターは、たまには何もしない時間も必要ですよね。
というかウェブディレクターどうのこうのは抜きにしてもキャンプ楽しいけどね。

息子と沢ガニを眺める私。

このエントリを書いた人:マメ比久造
いまいま好きな豆はタンザニア、エーデルワイス農園。

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