感謝祭2017_2

2017年忘備録5

どうにか年内に間に合いそうです、2017年度分。
まずは感謝祭・Thanksgiving Day。続いてクリスマスを。
思ったよりも写真の枚数が多かったので2回に分けることにしました。
(お正月は年明けに「お正月についての考察」と題してまとめようかと。)

毎年、明るい時間にその年に使う分の食器の色合わせ。
テーブルランナーや花材など、コーディネートも併せて考えます。
テーブル上のライトが黄色なので、すっかり日が落ちて暗くなり、
さあ、ディナータイムという頃には色がうまくわからないからです。

これは(この色の影響は)撮影時においてもなかなか手強く、
目で見ていいなあと思った光景も、あとで写真を見ると暗いわ、
色がわからないわ、と散々だったりします(泣けます)。
なのでいいなあと思った組み合わせのものや早く上がったお料理は
明るいうちに撮るに限るというのが、ここ数年思うことだったりします。

ということで、出来た順からどんどん撮っていく。
まずはチーズプレートです。オリーブボードは盛り付けにも最適です。
見た目も可愛く、パーティーには欠かせないチーズとフルーツ。
今回はブリーとブルー。そこに種無しの黒ブドウとザクロの組み合わせ。

それから焼きあがったホールチキン。どーんと(笑)。
感謝祭といえばターキーですが、うちで消費するにはどうも大きすぎて。
ハーブや柑橘類で「収穫・実りに感謝」的なイメージに盛り付けです。
欠かせないスタッフィングはマフィン型で焼き上げてみました。

テーブルの雰囲気はこんな感じ。が、しかし。ここでタイムアウトです。
西の空からの最後の光が落ちて、ライトオンとなりました。

そんなわけで写真は一旦諦め、さあ、お料理の仕上げです。
とにもかくにも、温かいスープをつけなければと思っていたところ、
せっかくだからと撮ってもらいました。サービスショット(笑)。
STAUB大好き。サフラン色(日本ではマスタードですね)を手にご満悦。
いつも撮るばかりですから、こういうのはなんだか嬉しかったりします。

それでこれが、ライトの下でのテーブルの様子です。
これでも明るめに加工したのですが、やっぱり暗いですね。
私的にはこんな感じの方が実は好きだったりするのですが、
参考にするための記録写真的には、問題ありありですね。
うまくフラッシュを使って撮り分ける、これが目下の課題かと。

さあ、気を取り直して、デザートです。
ターキーと並んで感謝祭のイメージといえばクランベリー。
お肉に合わせるソースをはじめ様々なところで登場します。
今回はレモンと合わせてケーキにしました。

Nordick ware の Anniversary Bundt pan を使っています。
形が綺麗なのでデコレーションはせず、アイシングだけにしました。
クランベリー特有の甘酸っぱさがいい感じです。
ティーセットはババリアンチャイナ、IMPERIALのトリオです。
オレンジ色の装飾が感謝祭にはピッタリかと思って用意しました。

感謝祭は、日本で言うところのお正月のようなものでしょうか。
離れている家族たちがこの日は集まり、温かい食卓を囲みます。
ゆっくりとおいしい食事を楽しめば会話も弾む、そんな日なのです。

起源を辿れば、ネイティブアメリカンとヨーロッパからの人たちの
なかなかに厳しい(手放しでは祝えない)歴史の話になってしまいますが、
いつかそれを超えて、アメリカ人が家族と一緒に仲良く過ごす日、
みんながそう思えて、楽しめる日になってくれればと願っています。

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