きゅーかんばーの転びがちライフ 娘と「カニカマが出来るまで」の話
娘ちゃんの指が紫に染まっていてギョッとしたきゅーかんばーです。正確に言うと爪の周りだけど。一瞬、血が滲み出てるのかと思ったし。どうして?
娘「アサガオを押し付けたから。」 さっきそういえばアサガオの汁で絵を描いてたね。素敵な絵だなあと思ったよ。ついでにマニュキアにしようと思ったのかな。
娘「あはは、そう。」 当たり。爪には塗れずに、皮膚に染み込んでしまったのだね。絵はどこに行っちゃったのかな。
娘「捨てた。」 あ、そうですか。
午前中は一緒に取り組む予定があって無事楽しく頑張りました。さあお昼にしようか。
娘「カニカマってどうしてこうやって細く細くなるの❓」 どうして裂けるのかってことかな。カニカマをかじりながら、ふとした疑問。
う〜ん、一本一本細〜いのをくっつけてるとか? 適当過ぎるか、むしろそんな訳ないか。ここはチャンスだな、調べて見てみよう。
ちゃんとあるんですね、動画。「カニカマが出来るまで。」工場見学に行ってみよう。
大量のタラのすり身にカニの汁、それからカニ油を入れるそうで。
娘「カニ油なんてあるんだ。」 ね、ママも知らなかったな。カニの風味あふれる油、高級そう。
すり身シートに切れ目を入れて、クルクルと巻いていくんだね。カーテンみたいなシートが一本のスティックになっていくよ。細い系状のものを束ねる訳じゃなかったんだな。糸にして束ねてって、考えてみれば二度手間だよね。
ここで問題。表面の赤い色はどうやって付けるのでしょう?
食紅を混ぜたシートを一枚作るんだけど、それをフィルムにまず貼り付けるそうで。フィルムに。意外。それをすり身本体に巻きつけていく。で、圧縮すると、食紅がすり身の切れ目に染み込むから、カニみたいな筋になるらしい。
考えた人天才だな。あの絶妙にカニっぽいけどフェイクっぽい独特の筋は、こうして出来上がるんだね。スッキリ。
娘「カニカマはね、タラのすり身にカニの汁とカニの油を入れてね、〜〜(省略)〜〜で、ギュッとするとあのあかいすじができるんだよ❗️」 説明ありがとう。見てたよ〜、全部一緒に見てたよ〜。
巻き上げる中心の方まで裂けるようにしたのは、料理にアレンジしやすいように親切?そこはちょっと分からなかったけど。
娘ちゃんのハテナから、ひとつ物知りになれたよ。これからもふとした疑問から発見がちょっとずつ出来ていったら楽しいだろうな。適当なことを言ってないで、一緒に調べるチャンスにしてみよう。毎日冒険、だいたいやらかしがちです。
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