【日記】2020年に遊んだゲーム

タイトル通り。
モノによっては個別で記事書きたいけど忘れちゃうので、簡易版兼備忘録。

映画やアニメ版もやろうか迷う。反響は期待できないし。とりあえずゲームから書くか

KINGDOM HEARTS Ⅲ

ネタバレあり。初手嘘をついていくスタイル。実際にプレイしたのは去年なんですけどね…最後に起動したの今年やしええやろ…シリーズファンなので書いておきたい。リアタイでナンバリングとBirth by sleepあたりまでプレイして、リマスター版が出てから重い腰を上げて2.8もやりつつ、悪評が小耳に挟まれた状態で触れたⅢだった。悪いけど、映像作品化されているタイトルは実況を見て済ましてしまった。
いや~~~~~~~~~~10数年も待たせやがって!!!!!!!!いや待った甲斐があった!!!!!!!小学校高学年から中学の終わりまで狂ったようにⅡとⅡFMをやった分の応酬はしっかり受け取った!!!!
割とどこでも言われていることなんだけど、ディズニーとスクエニのコラボ作品としては見れば神オブ神ゲー。初代を思い出させるディズニーアトラクションやキャラ達との夢の共演がそのまんまテレビゲームに落とし込まれてきている。FFキャラの中途半端な介入が無いのが個人的に良かった。まあスコールやクラウドの出番綺麗に終わったしな。グミシップが黒塗りの高級車に追突してしまい、ホスト風の男達が出てきてテンポ崩れるかと思ったけど、開発時期被ってたんやろなぁ…個人的には出ないでくれて助かった。
単純にトイストーリーとかモンスターズインクとか世代ドストライクなのもあるし、ラプンツェル以降再びのディズニールネサンスと呼ばれている10年代のディズニー作品も半分くらい見ているので、どのワールドも大切な思い出の数々といった趣き。ベイマックス参加してくれてありがとう…!マジで。

十余年待った「キングダムハーツⅢ」としては熟しすぎて腐り落ちたとしか表現しようがない。
本筋がじれったすぎる。機関の者がワールドに干渉してきて魔物を生み出し、倒しても奴らの狙いは最終ステージの決戦までおあずけ。辿り着いたとしても倒し次第エンジェルビーツの卒業式みたいなムービーが何度も何度も何度も挿入され、全然感情移入できなかったので全員ネタキャラにしか見えない。ただ敵を倒すのではなく、悪事を止めたうえで最終的に赦すというのはソラさん達にしかできず、そこはよかった。大塚親子が熱演の末に死闘を繰り広げたマスター以外は敵根絶不可能だからしょうがないんだけどね…

一方で戦士の帰還の数々には泣かされまくった。ゲーム人生史上最も感情移入したキャラクターがロクサスな男なので。アイツの時もアイツの時も泣きじゃくりながら遊んだ。よかったぜ…
なんやかんやいって最後まで遊んで後悔はなかった。最新技術でグラも超綺麗だし。
ちなみにプラウドモードでLv40くらいで終わった。ストーリーややりこみ補完DLCのReMindは未購入なので、気が向いたらやる予定。トロコンもしたいけど苦行そうだなぁ…

ワンダと巨像 PS4版

このゲームに初めて触れた時「プレイ済だと思われてそうだな」と勝手に思った。ダクソ好きな人がダクソの前に履修してそうなゲームというか、ワンダやって育った人にダクソが刺さってそうというほうが正しいだろうか。ソウルシリーズのディレクター宮崎英高もICOの影響を受けてデモンズソウルを作ったらしいし、俺が触れるのは必然だったとしか言いようがない。
多くを語らない考察はかどる独特なデザインのゲームだということは、PS2版が出た当初から知っていた。高校生の頃、部活でオタクの女の子が好きなゲームに挙げていたり、他にも金曜に発売したゲームを月曜には終わらせてしまう戦闘民族みたいな友人に勧められた記憶があり、「ワンダ好きな奴は変人しか居ない」と今でも思っている。フツーにやりたかったのだけど、PS+のフリプが来るまでタイミングを逃しまくっていたのだ。ようやく変人たちのセンチメンタルジャーニーを歩くことができた。
プレイの感想をざっくり言うと、とっても予想通りの神ゲーだった。こういうのが食べたいと思ってフラッと入ったラーメン屋で希望通りのものがでてきたので喜んで平らげてしまった。
10時間程度で一周できるのが非常にいい。それでいてただ無駄な時間を楽しめる寄り道のバリエーションが多く、そちらに没頭できる。砂漠が好きなので、大橋の真下やトンボの巨像エリアに伸びる砂漠をアグロを連れ歩いて岩陰なんかを撮って回ったり、殺した巨像の死骸を見に行ったり、どの高さから死ぬのか試したりしていたが、クリア後特典が予想より多くトロフィー集めが意外と難しそうなのでそれ以来触っていない。

探索とボス戦に特化しているのは非常に遊びやすかった。ゼルダが大好きなので、同じ脳をフルに使って詰めゼルダをしている気分だったか。演出も音楽も気持ちよかったし、ユーザーエクスペリエンスにレクイエムされる喜び部門では俺から今年の最優秀賞を差し上げたい。
構成上仕方ないのだが、巨像の出現エリアを間違えて進んでしまうとだだっぴろいイベントが起こりそうなエリアで何も起こらないという肩透かしな状況に出くわしてしまう。俺は右手に宝箱が見えるとそれ以外の分かれ道を全て探索してから戻ってこないと気が済まないタイプなので、全巨像の半分くらい道を間違えて森を歩いたり、誰も居ない池を数十分泳ぎ回ったりした。それだけだったかな、不満は。
後味ももうね…なんとなくわかってはいたけどここまで来るとは。よかった。いや最悪(誉め言葉)来世またやりたいゲーム。
ちなみにリメイクに定評があるらしいBluePointくんのゲームを遊ぶのはこれが初めてだった。PS5版のデモンズソウルも安泰だろう。


深世海 Into the Depths switch版

現在個別記事を執筆中。今年最大の推しゲー。
ニンダイで見た時、心の中でなにかが勃起した。性癖すぎ。インディーズゲーかと思ったらカプコンかよ。新規IPでここまで丁寧に少数精鋭で作らせてもらえるなんてすごいなぁと思った。

ただでさえアクションゲーでは水中ステージはクソゲー待ったなしなのに、舞台が深海である。それに始まり、アンモナイトの形をした水中住居や、沖縄~中国あたりのちょっと不気味でロマンチックなビジュアルを持った「エスニック深海パンク」的なファッションがちりばめられたビジュアルとUI。世界観やキャラクターと何から何までニッチが過ぎるPVに「これ今年のうちにやっとかないとダメだ!」と思い、夏のセールでちょうどタイミングもよかったのでプレイした。急いだくせに3か月ほど遅れて買ったのである。
実を言うとメトロイドヴァニアなPVに惹かれて、プレイしていないことを思い出した初代「メトロイド」と「スーパーメトロイド」を先にswitch onlineでクリアしてから触ることにした。いやはやこっちもよかったね…スーパーこんなに愛されてるだけあるわ。改めて自分がメトロイドファンを名乗りたいと思った。

個人的にはインタラクティブ・ミュージックの教科書のようなゲームだった。主人公や環境の状態によってBGMの雰囲気やパートがシームレスに変遷するやつね。サントラが出てるけど、クリア特典でそのパート弄りまでできる自動演奏装置なるモードが追加されるのでそっちが楽しすぎる…
この深世海、性癖に引っ掛かったならぜひ触るべきである。そうしたら最後、すべての情報がご褒美になる。ラスダンがマジで印象深かった。進んできてよかった~!と思えたし、エンディングも更に頷かざるを得ない。道中記憶消してもう一回やりたい…!!!グッズがめちゃくちゃオシャレだけど、ググったころには全て完売していたのが非常に残念。俺のアンテナが足りないとは悔しいぜ!!

モンスターハンターワールド:アイスボーン PS4版

PS+でのフリプに開始したものの、セールで購入して間もなく積んでいる。定額恐怖症だし金ねンだわ。
モンハンはガキの頃から大好きなのでだいたい出遅れても買ったタイトルはラスボスまでやったり、野良と一期一会しつつHR150くらいまでは延々とできるタイプなので、MHXXぶりに遊んだ(クロスシリーズは1000時間以上遊んでしまった…)。ただ、MHW本編後に歴戦をいくらかこなしていないとMRのモンスターが硬すぎるし火力もぶっとんでいるので、ゼノ・ジーヴァを倒した装備でブラントドスやバフバロを45分ほど殴って倒した思い出がある。
新規はガーディアンシリーズや防衛隊の武器でワールド本編をすっ飛ばせるが、ゼノを倒して終わりくらいの性能である。当時武器集めにはもってこい(だと思う)の上位歴戦マム太郎もMRが解放された後は行く理由が皆無で過疎っていたので、歴戦クエを回し終わってからアボーンに突入することができなかった。まあ、もっと探したりフレにキャリーしてもらえばあったんだろうけどさ…
タイミングを誤ったとは思わないけど、なんやかんやで遊びきれていない。頃合いを見てまたやろうかな。

機動戦士ガンダム バトルオペレーション2

やっている友達が増えたくないのであんまり話さないようにしているんだが、実は狂ったようにやっている。Zガンダムの機体が大好きで、MSV等のマイナー機体を最高峰のグラで動かせるリアル寄りのゲームが無いのでやらざるを得ない(ガンオンがリアル寄りなわけねーだろハゲ。けぇんな)。
非常に遊びにくい。いや、遊べない。このゲームでは遊ぶことができない。一番ろくでなしな奴が楽しめて、まともに遊ぼうとするほど損をする。ガンダム+基本無料とあれば、荒れていて当然である。キッズでもなければ、ひとりひとりが最後の砦だと思ってやるべき。
3年目にして通報機能が来たので、少しでも遊びやすくなればなと思う。一応サービス終わるまでやるつもり。前作もDUST514やるまではやってたし。
レートが伸び悩んでおり、現在地上A+前半、宇宙A前半。宇宙の方が好きなので上げたいのだが、尋常でないくらい人が居ない。6vs6だけど一組でも出来上がって誰かが戦闘開始してしまうっぽいと、ロビーで待機していても3人くらいしか集まらない。15人しか同接おらんのか?終わるゾこのゲーム。これを読んでいる奴は今すぐ宇宙に来い。レートに250~600があったら押せ。それだけでいいから
キャプボを買ったので、短めの戦術考察動画とか上げたいんだよね。ただ今よそで別のことをしていて忙しいので、来年下半期までにサービス終了のアナウンスが無ければ動くかな~~くらい。Youtubeで活動してみることがあったとして、その時に小道具で使うにはニッチだし手応えのあるタイトルだと思っている。blenderやunityの勉強しながら技術で遊んでお金にしたい気持ちが強いんだが、いつになるやらね

電脳戦機バーチャロン マスターピース 1995~2001

セールだったので購入。まあオラタン稼働店舗が減ってしまったし、都内のゲーセンにも行きたくないので一人で遊ぶために買わざるを得なかった。
PS+に入ってた時たまたまオラタンのランクマに行ったら、初陣候補生1なのに相手が元帥カンスト通算数千戦で草を禁じ得なかった(このあとその人としかろくにマッチングせず二日くらいで数十連敗した)。
懐かしんでソロでやるなら止めないけど、やるならTwitterやDiscordでコミュニティ参加していかないと遊び相手一生見つからないと思う。探すとチャロンが遊べる旅館とか、Vtuberの配信なんかも割とあって根強いのだが、基本的に当時のプレイヤーのおっさん達と箱版で初めた人達が殆どで、彼らが必至こいて繋ぎ留めてあげている印象が強い。残った者たちがIPのゆるやかな死を少しでも遅らせ、やわらげているのだ。
無論マスピから入った新規も確認済みで、一人暮らしで機材とか揃っていたら環境次第では動画や配信もしたい救いたいゲームなんだが、いかんせんそういうのはできそうにない。すまんな…

Minecraft Java Edition

ゲームであってもライフワーク。フレンドが立てていた鯖に2~3年住んでいたのだが、みんな飽きてしまったので自分がホストになり、週末に一人ローカルホストでコツコツと、安達としまむらやヒプマイを見ながら牧場の整備をしている(ポート開放で詰んで鯖建てられませんでした…)。
寂しい。けどどこに何を建てたいかが割とはっきりしており、誰にも邪魔されたくないのでこれでいい。マイクラはこうでなくてはならない。
Twitterで言うことは何もないからワールドの紹介も進捗報告も無いけど、バニラの最近のバージョンがずっと神ゲーでうれしい。まあ一人になったから1.16.2のアイテム増殖バグでネザライト増やして遊んでるんですけどね…配信とかするならマイクラもええな

SEKIRO:SHADOWS DIE TWICE PS4版

想像以上のゲーム。ソウルシリーズではないのでまあやんなくてもいいかな…と思っていたけど、GOTY EDITIONを予約特価+amazonギフトがついて3,500円で買えたのでやっている。
発売より一年越しにプレイを始める以上、メッセ機能実装によるネタバレとか、TwitterでRTAのタイムが流れてきてしまうなどのしょうがないこともあったので、今までのフロムゲーより少しだけ情報がある状態でのスタートになってしまったが、今思えばリアタイだったら絶対投げてる。

え…このゲームムズすぎん…?????今まで遊んだゲームで一番難しいんですが。
ダークソウルⅡ初見時は「前作の二倍ムズいな」と思ったし、Bloodborneは「ダクソの二倍ムズいな」と感じ、ダクソⅢは「あ~帰ってきた!これだよこれ!(死亡)」の連続だったけど、今回は「ブボーンの二倍ムズいな」というアホみたいな感想を抱いている。
どうすればクリアできるかの導線が非常に作り込まれていて、それでいて徹頭徹尾難攻不落である。レベルの概念が無いので、それらを上げまくって「よくわかんないけどゴリ押せちゃった」ということも皆無である。
数回プレイすればヒントがわかるのに、フロムは頑なに火の玉ストレートを1000本ノックさせてくるので、きっちり撃ち返すことでしか超えられない。一応スキルやアイテムで最大効果500本まで減らせたり、究極的には「スルーしても問題ないならすればよい」と潔く教えてくれる。しかし、本筋がキツく感じた時に回り道要素で1000本ノックすると少しだけ攻略がラクになるといういやらしいデザインをしているので、どっちみち片方はノックせねばならない。しかしバトルレベルは本当に解りやすい。後で戻ってきてゆっくり倒せばいいやと思える敵が沢山いるので、俺は心おきなく後回しにしている。素晴らしい。

現在葦名城天守を攻めたら最悪大きいイベントや弦ちゃん戦で戻れなくなっちゃったら嫌だな…と感じたので、寄り道をしまくっている。虫がダメなのでアソコで泣きじゃくり、仙峯寺で遊んでいろいろあって泣きじゃくっている。ミスは全て自己責任であり、どこも理不尽ではない。遊んでいて楽しいというより、嬉しい。今までフロムゲーを遊んでいてよかったな、また罠にはめてきたなといった感じだ。ソウルシリーズとある程度同じフォーマットを利用した新規のゲームとしても、単純にゲームとしても。宮崎がいつも提唱している「ゲームが本来持つ挑戦・発見・達成感」という原点から目を逸らすことなく、より研ぎ澄ました形の作品になっている。今回はRPGではないので、目的も自分で想像する義理が無く、はっきりしており、寄り道しまくって酒を集め、柿を食って袈裟を斬って回ろうが忘れることもない。シンプルで奥が深いとはこういうゲームを言うのか…間違いなく、人生で遊んだゲームで最も手応えを感じている。二度と忘れん。このゲーム絶対殺す。


以上。


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