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HAREM SCAREM/HAREM SCAREM

1988年頃に、Harry Hess(vo,key)、Pete Leaperance(g)、Mike Gionet(b)、Darren Smith(ds)の4人で結成されたHAREM SCAREMの1991年のデビュー作。日本では2ndの次に1994年にリリースされたが、なぜ日本でもデビューできなかったのかが不思議なぐらいよくできたデビューアルバムであると思う。サウンドは、一言でいってしまえば爽やかなハードポップであるが、親しみやすく優しさと力強さあふれるメロディや、印象的なヴォーカルハーモニー、耳に残るギタープレイなど、HAREM SCAREMらしさはすでに発揮されており、いまだにLIVEで演奏され続けている代表曲も多い。カナダ出身というのが、音楽的にどんな影響をあたえるのかははっきりとは分からないが、アメリカやヨーロッパのバンドとはまた違った魅力である独特の透明感・・・が味わえる作品でもあると思う。日本盤にはボーナストラックとして3曲のアコースティックヴァージョンが収録されており、素晴らしいアレンジで剥き出しになった楽曲がさらに輝きを放っている。

1 Hard To Love
2 Distant Memory
3 With A Little Love
4 Honestly
5 Love Reaction
6 Slowly Slipping Away
7 All Over Again
8 Don't Give Your Heart Away
9 How Long
10 Something To Say
BONUS TRACKS
(ACOUSTIC SESION)
11 Slowly Slipping Away
12 How Long
13 Hard To Love

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