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マインクラフトから際限なく広がっていくコンピューターの遊び方(CoderDojo神山 #26 開催のご報告)

こんにちは、コーダー道場神山の本橋です!

突然ですがコーダー道場神山では方針として『コンピューターをおもちゃとして遊ぶ』ことを推進しています。

マウスやキーボードの扱い方から、ファイルやネットワークの概念まで、どんな目的であっても日常的にパソコンを触っている時間が長ければ長いほど理解が深まっていくものです。

というお話を、マインクラフトを通して見ていきたいと思います。

あらゆる学習の基本

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😆「レシピを調べてきたよ!」

今月の道場では、ニンジャのひとりが道場で遊ぶマインクラフトを楽しみに友人たちと下調べのメモを作ってきていました。マインクラフトでは3x3のマスに素材を配置することで様々なアイテムを合成することができます。このメモは合成のレシピですね。

ぎっちり書き込まれたメモからは『次にゲームをするときはこんな冒険をしよう!』というワクワクが感じられます。こういうメモを作る楽しい時間はおとなになるとなかなか得難いものがあります。

冒険に出発!

前回用意したマインクラフトコーナーをみんなで遊べるように整備していくことにしました。

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手始めにギャラリービューも用意。みんなでワイワイ会話をしながらゲームを進めていました。

その光景があまりに楽しげだったので、次回はもう一歩勧めてYoutubeライブにゲームプレイを配信しようと思います。

作った建物を3Dプリント

それとマインクラフトを楽しむためにもう一つ用意している遊び方が、建築の3Dプリントです。ゲームの中で作った建物は3Dデータとして取り出すことができるので、そこからさらに3Dプリンタを使ってプリントすることができます。

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この写真は、2019年に徳島大学で開催されたマイクライベントの中で作った阿波おどりの桟敷を3Dプリントしたものです。

こちらの動画の2分50秒あたりや5分あたりに登場しています。

ゲームの中でプログラミングをして、ロボットに阿波踊りを踊らせよう!という企画でした。桟敷自体も参加した子どもたちが作りました。

マインクラフトはゲームの中でプログラミングをすることもできれば、反対にゲームの外で行ったプログラミングを使ってゲームに影響を与えることもできます。

とにかくいろんな遊びにつながっていくので、冒頭でお話した「日常的にコンピューターで遊ぶ」ことについては圧倒的な存在感があります。大人の方々も試しに自分のパソコンを持ち込んで、子どもたちと一緒になってマインクラフトを楽しんでみてください。

マインクラフトで身につく5つの力

保護者向けにこんな本も用意しました。

※kindle版は販売が終わってしまったようですが、BookLive!yodobashi.comGoogle Booksなどから購入することができます。

子どもたちはゲームの中で何をしているのか、どんな学びがあるのか、マインクラフトはどうして問題解決能力を育むのか、などなど、プログラミング教育の視点からわかりやすく解説した本です。

よかったら手にとって目次だけでもご覧になってみてください。子どもたちが夢中になる魅力の一端を読み取れると思います。

ロックマンと科学実験

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とはいえプログラミング環境も整えたいので、新刊も要チェック。

ロックマン本はアクションゲームを作りたいニンジャにはうってつけ! 冒頭の何章かを追いかけて作ってみましたが、ロックマンのスプライトを使えるだけでも雰囲気が出ますね。

科学実験は割とガチの科学実験をしています。パソコンに繋いだ外部マイクと2台のスピーカーを使って『音が波である検証実験』なんて聞いただけでもワクワクしませんか? 

夏休みの自由研究もこの手の本から拾い集めると面白いかもしれません。こちらも毎回の道場に持っていっています。



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