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CoderDojo神山 #6 "open!" 開催のご報告

今月の神山道場

こんにちは、コーダー道場神山チャンピオンの本橋です。神山道場は一ヶ月に一回の開催なので毎回季節感がガラリと変わります。先月は春らしくなってエンドウ豆が鈴なりでした。今月は梅雨入りを目前にして、コーダー道場でお借りしているビルの玄関口にツバメが巣を作って子育てしていました。町内でも早いところでは巣立ちの練習をしている一家もいます。

こうして毎月のレポートを書いていると季節の変化を気にかけるようになります。来月はどんな変化があるのか、道場を重ねるごとに楽しみが増えていきます。でも周囲は畑も川もあるから暖かくなってくると虫が増えてなかなか大変なことになりそう、、、

micro:bitをゲームに使う

道場#6の前の週に徳島大学で「とくしまプログラミングフェスタ2019」というイベントが開催されました。「コーダー道場徳島」の谷岡先生による主催で、毎度のことながらぼくもメンター役でお手伝いです。

https://cdtokushima.github.io/open/poster/20190512.pdf

そこに持ち込んで展示したスティック型のゲームコントローラーがこちら。

切り出した竹にmicro:bitを埋め込んで、ボタンと傾きセンサーが入力、LEDパネルが出力です。作例としてシューティングゲームを作って展示をしましたが、遊んでいる中で棒インターフェースを使ったゲームを作ったり、こんなコントローラー作れないかな? などオリジナルの発想を広げるきっかけになればという狙いです。

このくらいの工作なら材料とノコギリ、電動ドリル、あとは簡単な配線だけでできます。メイカースペースの設備の使い方をご案内しますので希望者はどうぞお申し出ください。

コーダー道場神山はプログラミングの入り口であると同時にデジタルものづくりの入り口でもあるのです。隙あらばこうやってデジタルな遊びをフィジカルな遊びにつなげようと仕掛けていきますよ。

徳大のイベントではコントローラーの感想を貰うために体験コーナーを設けて参加者のみなさんに遊んでもらいました。同じように神山道場でも体験コーナーを用意していきます。みなさんぜひ遊んでみてご意見をください。

micro:bit本体もTFabWorksさまから複数個提供していただいています。触ってみたい方はいつでも言ってください。持ち帰ってプログラミングしたいニンジャには貸し出しもしますよ!

micro:bitでゲームを作る

さてそんなmicro:bitに興味を持ったニンジャがひとりいました。scratch上で簡単な使い方をレクチャーすると、彼はゲームコントローラーとして使おうと取り組んでいたようです。

Aボタンを押すと「ATTACK」、Bボタンを押すと「JUMP」と手元のLEDに表示されるプログラムを作っていました。次回の道場でも是非続きを作っていってください。

Scratchでゲームを作る

そして前回から引き続きステージクリアタイプのゲームを作ってきたニンジャたち。彼らから1つのステージをクリアしたあとで次のステージに進めるにはどうしたらよいか?という質問を受けました。

「はじめてのプログラミング」にもあるようにステージ変数を用意してそれを見るのが常道だとして、さて変数の説明に困りました。

ひとまず「ステージ」という変数を作らせ、ここに入れる数字と「=」ブロック、「もし~」ブロックの挙動を一通り体験してもらいます。そのあとは変数にあれこれ入れて試してみて、慣れてもらうことにしました。ここで困ったのがまたもや全角半角問題。全角の数字を記入すると何を入れてもゼロと判定されてしまいます。このことについては次回の導入時に簡単に説明してみようと思います。

"open!" ...?

ところで#6のタイトルに付けた"open!"ですが、開催予告の際には宝箱の中にmicrobitを仕込んだ照度センサーによるコントローラーを作ろうと思って付けたものです。告知の後になってスティックコントローラーに方向転換してしまいました。

de:code2019でPAC IN TOWNの話をお聞きしてたらパクパクさせたくなったのでそのうち宝箱コントローラー作ってみようと思います。


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