写真に日焼けした想いを添えて
写真の構図を本で学んだ。写真を極めるつもりなんて微塵も湧いてこないが、何かを撮りたい気持ちは、心のポケットに入ってる。
雲がいい感じに入ってくれた。
このあと、黒塗りになった空には花火が咲いたけれど、雲のラインが入った夕方のほうが私は好き。
暑い時間帯に、階段を使う人はそう居なくて。
項垂れる私たちを、涼しげな色が見つめている。
フレッシュをレトロカラーに。
あつつ、ふわっ。
この蝶々を写した時、私の心も水を探し求めていた。
米よりオカズ。
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