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亡くなった母からのサインにほっこり

私は生まれ持っての体質や特性のせいか、色んな種類の不思議なことを数えきれないくらい体験してきています。 なので私の中では ”不思議体験” という意識はなく、大抵は普通のこと 当たり前のこと として受け入れています。

そんな私でも、その体験が家族や友達などに関係するパーソナルなものであれば、やはり心は動かされ 心に残り続けます。

これは私のそんな体験です。

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「母が亡くなった」と日本の家族から連絡が来たのは、ある年の私の誕生日の前日でした。その前の年、私は実に9年ぶりに日本に帰国し、久しぶりに家族に会っていました。そして連絡の数か月前にも再度帰国していました。

急遽フライトを手配して帰国。コロナ前だったので面倒な手続きは一切なく すんなりと帰国でき、お通夜には間に合わなかったけれど、すぐに母の顔を見る事ができました。私の誕生日当日でした。


そして四十九日が過ぎるまでの日本滞在が始まりました。

帰国から10日ほど経ったある日の午前中、母が趣味で何十年と通っていたお花の教室の先生と お友達が来て下さって、色んな思い出話を聴かせて頂きました。

そしてその日の午後、今度は姉が来て 午前中と同じリビングで、四十九日の法要の打ち合わせを2人でしていました。



午後2時を過ぎた頃、どこからか『ハッピーバースデー』のメロディーが微かに聞こえ始めました。「ハッピーバースデイ トゥーユー♪」というお馴染みのあのメロディー。 私と姉はお互い顔を見合わせ「どこから聞こえてるの?」と周りを見回す。

リビングには、部屋が明るい時だけ 毎時0分に何曲かの内からランダムに音楽が鳴る時計が 壁に掛かっていますが『ハッピーバースデー』は、その中に含まれていません。それに時刻は2時ちょうどから既に20分程過ぎています。

私たちが次に考えを巡らせたのは、外の信号機。実家の前にある道路の信号機は、むかしは『とおりゃんせ』の曲などが流れていましたが、この時は既に ”鳥の鳴き声” に変更されていました。

「何だろうねー」と姉と言いながら、私は一息ついてお手洗いに。

そして用を足している途中(失礼😅)突然、ある事を思い出しました。

それは前年 私が帰国した時に見せてもらった、母が知り合いの方から頂いたメロディー付きのバースデーカードの事。 日本帰国時はいつも目が回るほど忙しく過ごしていた為、私は約1年半前に見た そのカードの事をすっかり忘れていました。



用を足し終えるのも もどかしく お手洗いから出て、私は姉に向かって「分かったー!」と叫びながらリビングに走って戻る。姉は「ナニゴト?!」という顔をしている。

慌てて姉に説明し、そのカードを出してきて見せる。そのカードは、私が座っていた椅子の後ろの棚に立てかけてあった。(なぜ音の方向に気付かなかったのだろう?)


でもこのカード、去年私が見た時は 接触が悪くて 何度開いても 滅多にメロディーが流れず、スイッチのボタンも物凄く固くてなかなかちゃんと鳴らなかった。

それが誰も触っていないのに勝手に鳴りだした。それも午前中 母のお友達がたくさんいた時ではなく、私と姉が二人でいた時に。1年半ぶりに。

この時も何度か開いたり、ボタンを押したりしてみたが、やはり接触が悪くボタンも固かった。勝手に鳴ったのは、後にも先にも その時だけだった。


そしてその日は、奇しくも母の誕生日


姉も こういうことを 割りとすんなり受け入れるタイプなので、「へぇーなるほど、そういうことね」的な冷静なリアクション。

この頃の私は、未だ日中も 寝る時も 毎日 母を想い 泣いていたし、外出中に年配の女性を見る度に号泣しそうで、その度に必死に涙をこらえていましたが、この時は ちゃんと家族だけの時に、自分の存在と誕生日をアピールしてきた母に何だかほっこり🤗

姉と共有できる母との新しい思い出を作ってくれました。私の場合、こういうことは大抵一人で経験するので、誰かと一緒に同じ体験ができるのは嬉しいものです。



この滞在期間中、他にも色々母からのサインを受け取りましたが、もう一つだけご紹介します。


ある日、父の寝室のカーテンが一部外れていたので、椅子に乗って手を伸ばして直していたところ、部屋の入口の方から「気を付けてー」と母の声が突然 はっきりと聞こえたので咄嗟に振り向きました。そこに母の姿はありません。

そして次の瞬間 思い出しました。『あー、それよく言ってたなー。今のこのシチュエーション見たら絶対に言うよなぁ』と。言い方もまさに、母のあの言い方でした😊

私は入口の方を見ながら「うん、気を付けるよ」と、声に出して返事をして作業を続けました。


このように身近な人たちは、肉体を卒業して次のステージに旅立っても、私たちが呼びかけたり、彼らが私たちにメッセージを伝えたい時は、いつも近くに来てくれています。


姿は見えなくても、触れられなくても、声は聞こえなくても、あなたがその人の存在を必要とする時、いつもそばに来てくれています。


生前に辛かった心の傷からも、痛かった、不自由だった肉体からも解放されて、自由に好きな所へ行き、やりたい事を存分に楽しんでおられると思います。


もし旅立った人の事を想って、悲しい苦しい思いをしている方がおられるのなら、そんな風に信じて、ほんの少しでも気持ちを楽にして頂けたらなぁと思っています。

ところで四十九日の法要に出席する為に長期滞在していた私ですが、日にちが迫った頃に父がインフルエンザに罹り、私はそれが移ってしまい、法要当日は2人して家でお留守番するというオチに、、、😷


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