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弦楽器のスケール練習用伴奏(G major/minor)

弦楽器でスケールの練習をするとき,一音弾くごとにチューナを覗き込んで音程の答え合わせしたり,録音してある音階に合わて練習したりしても,その場限りの音程確認にしかならない気がするんだよね。それに,こういう方法だと調性感のある半音階スケールは一生弾けない気がする。

で,なにかスケールの練習の役に立つ良い伴奏パタンはないか,いろいろ考えてみた。条件は以下の通り。

  1. 苦手なところを一部分弾き直すのにも自動追従して欲しい

  2. スケールを弾くテンポを倍速とか4倍速とかに変えた場合も自動追従して欲しい。

  3. 和声感のあるスケールの弾き方が身につく伴奏が望ましい。

  4. アルペジオや半音階スケールなど他の基礎練習にも使えるといいな。

で,結局のところ,G majorのスケールならGの音をずっと鳴らしておいて,それに合わせて音程をとればいいよねという単純な結論に落ち着いた。それで上のすべての条件をクリアできる。「自動追従やないやんけ」と言われそうだが,伴奏を鳴らしっぱなしで対応できるので実用上同じようなものだ。

ただ,ずっと同じ音が鳴っていると,なんとなく微妙な気分になるので,5度上のDと交互に鳴らしてみた。試して見ると,第2音や第7音の音程確認にはこちらの方が良い気がする。完成したのがこの一品。転調の少ないト長調やト短調の曲の音取りにも結構使える。これであなたの腕前はメキメキ上がること間違いなしだ。(注) 効果には個人差があります。

MacやiPhoneとか持ってる人は,GarageBandで簡単に作れます。パーカッションのリズムパタンを変えると気分も変わって楽しい。お試しあれ。
こんなアプリをもれなく使えるようにしてくれてるAppleに感謝。

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