家鍵をオートロック化する素敵デバイス「Qrio Lock」に一瞬の隙を突かれて2月の寒空の中家に入れなくなってしまった話

気をつけなはれや!!!!!!!

本来僕は音楽の話題についてブログを書きたいと思いnoteを始めたのですが、今しがた衝撃的な事が起こったので伝えます。

僕は今実家を離れ一人暮らしをしているのですが、つい最近賃貸のデフォルトの家鍵2つのうち1つを無くしてしまっておりました。
つまり今手元の鍵を無くすと家に入れないという大変危険な状態でした。

そこで、この機会にスペアキーをたくさん買って、バッグやジャケットに仕込んでいつ無くしても大丈夫な状態にしよう!!と思い立ちました。

しかし、家の鍵を調べてみたところ、合鍵の金額が1本当たり5000〜6000円する「ディンプルキー」というものでした、、、
仮に3〜4本新しくスペアキーを作るとなると15000〜20000円になってしまいます。

また、仮に色んなところにスペアキーを忍ばせておいても100%家に入れるという保証はありません。

どうしようかな〜なんか良い方法無いかな〜と色々調べたところ、、、、、あったんです!!!!「Qrio Lock」という素敵デバイスが!!!!!!

これどういう製品かざっくり言いますと、ドアの内側にBluetoothで動く自動鍵回しデバイスをくっ付ける事で家鍵をオートロック化する代物なんです!!!!

このQrio Lockは様々な機能が搭載されており、両手に荷物を持っている状態でも専用の小さいリモコンで開けられたり、オプション製品を買う事で自分が鍵をかけ忘れているのか確認できたりと、鍵にまつわる様々な困りごとを解決してくれるんですね。いや〜便利な時代になりましたね〜

で、これがお値段なんと19000円ほどで購入できるんですよ!!!
なんだ!合鍵作るよりも同じ値段で確実にかつ簡単に鍵の管理が
出来るじゃん!!!!!!!そう思い、即決でAmazonで購入しました。

実際届いて使ってみたら本当に便利。自宅の位置情報をスマートフォン専用アプリに登録しておけば、一定の離れた距離になると自動で締めてくれる機能や、半ドアの状態で締め忘れている事を検知して自動で締めてくれる機能など、本当に使い心地が最高でした。

後にこの半ドア施錠機能が自分の首を締めるとも知らずに。。。。

最悪の事態はつい先ほど起きました。Amazonで配達を頼んでいたものが自宅マンション手前のオートロックまで来たので、インターホンで開け、配達員さんを中に入れました。

「ピンポーン」
画面のつかないピンポンが鳴ったので、配達員さんが玄関前まで来た事を知り、部屋着でハンコだけを持ったままドアを開けました。
「Amazonさんのお荷物ですね〜、こちらにハンコをお願いします〜」
配達員さんからいつものように言われた僕は、いつも通り出された明細にハンコを押して、荷物を受け取ろうとしました。

また、最近Amazonやネット通販を利用する事が多く、配達員さんとのすれ違いで荷物を受け取れない日々が続いていたので、受け取る次いでに再配達を防ぐ方法は無いか配達員さんと相談していました。

事件はその時起きました。

「あ、もしよければ、不在の時はガス管とかが入ってるスペースに置いときますよ!まあ荷物にもよるんですけど一緒に不在票を入れておくんで」
最近はいつも配達してくれる方が同じだったので、配達員さんの粋な計いで
不在時はドアの隣にあるガス菅などが這っているスペースに置いといてくれる事となりました。

「え!?あ、そのガス管のスペースにしまうなんて出来るんですか!?知らなかった〜それって普段閉まってますけどどうやって開けるんですかね?」

そう聞いて、ガス管収納スペースのノブを覗こうとマンションの通路に出て、家のドアを締めました。

「あ〜ホントだ!こうやってノブを回すとガス管スペースの中が開くんですね〜ありがとうございます!次回から不在時はよろしくお願いしますね!」

そう言って配達員さんに別れを告げようとドアを開けようとしたら。。。。



開かない。



「あれなんでだろう?半ドアになってんのかな?え?何度ドアノブを回しても開かない!?!?!?なんで!?!?!?」


そこで僕は全てを悟りました。Qrio Lockは半ドアの状態で自動的に鍵を締めてくれる機能があったなと。それが作動したなと。

元々荷物を受け取るだけの予定であったので、勿論家鍵は持って無いですし、携帯もない。挙げ句の果てには部屋着だったので上は極暖ヒートテック、下はジーパンという1夜を過ごしたら凍死する真っ裸な状況でした。

ショックを隠しきれないままこのままマンションのエントランスをうろうろする訳にも行かないので、マンションの管理人さんや鍵開けトラブルなどを
便りに解錠を試みました。

最終的に1時間後、鍵のトラブル業者の方が駆けつけて下さり何とか家の中に入る事が出来ました。。。。
ちなみに、こう言った鍵のトラブルのお値段、皆さんいくらぐらいだと思いますか?

「1万円?まあ行っても2〜3万円でしょ〜」
僕もそんなもんだと思ってました。


お会計、しめて57,240円でした。

この記事を書いている今も呆然としています。自分の何が悪かったのか、と考えても今回のような件は自分の不注意で起こるようなものでもないしな。。。と途方にくれています。。。

スマート家電が進んでいく中、今回の様な思わぬ激ヤバイベントも発生する事があるかもしれないので気になっている方は気をつけてくださいね。。。

ちなみに、最初に無くした家鍵は家の中で無くしたんですが未だに発掘されておりません。


何でだろうな。。。。

カバンの中も、つくえの中も、探したけれど見つからないのに。。。。




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