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数年間放置した自転車を復活させたい!②

こんばんは!

ポチってから2日、Amazonから自転車整備用のツールやパーツが続々届きました。もはや逃げることはできません。腹をくくってモリモリ整備をしていこうと思います。

チューブの交換(前輪)

チューブだけは一足先に届いていました。パナレーサーのスーパーチューブなるものです。スーパーチューブというのは少々肉厚で確かな重量の増加(デメリット)と不確かなパンク耐性(メリット)が得られるらしいです。どの程度効果があるのかはわかりませんがとにかくパンクが憎かったので少しでも減らせると嬉しいなあなどの気持ちを込めました。あと入れてる最中に割れたりしないといいなみたいな気持ちもあります。
「肉厚」という気持ちが強く伝わってくるパッケージのイメージに思わずツッコミを入れてしまいましたが、冷静になるとこう示すしかないよなみたいな気持ちもあります。

さて、それではまず前輪を外していきます。

…………

……前輪ってどう外せばいいんだ?

自転車 前輪 外す[検索]

…………

クイックリリースレバーなるものを回転させて外すようです。無事に理解できました。本来ブレーキを外す行為も必要のようですが、最初から外れていたので問題なく進めることにします。ブレーキの件は重大ではありますが、ブレーキに手を入れる時に考えることにします。

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無事に前輪タイヤを外しました。外してみると実際簡単で、自転車というのはユーザー側が整備可能なものであることを実感します。それはそうと数年放置したせいで繭みたいなものがついていたりします。
兎にも角にも最初に清掃をすることにします。昨日のブラシ+ウェス+水でモリモリ掃除をしていきます。わたしは萌えキャラなので虫とかあんまり得意ではないので、繁殖とかはしてなくてよかったな~と思います。萌えキャラなのですが今はホームセンターで購入した使い捨てのゴム手袋を装着しているので実際まあまあ強気です。使い捨てのゴム手袋は油汚れや軽い怪我も防いでくれるので神のアイテムです。
わたしはケチな家に生まれたこともあり数年使い捨て系の製品を使うことを渋っていましたが、怠惰な人間ほど使い捨て製品は神なので使えば使うほど神だなと思うようになってきました。

軽く清掃をしつつ、チューブ交換をしていきます。まずタイヤを外すのが一苦労かなと思いましたが、すっかりしぼんでしまっているのでサクサク外れていきます。順調に続いてチューブを外します。リムもまずまず汚れているので並行してちょいちょい拭き掃除をしたりします。交換のために前の古いチューブを完全に取り外して……

…………

取り外して……

…………

いや外れねえ!

自転車 チューブ 外す[検索] 

…………

いや、特に間違えはありません。どうなっているのかと言うと、今リムに通っているバルブがリムから全く外れないという状況です。困りました。
エントリーモデルだから外れない仕組みだったりするのか……?などと一瞬思いましたが、構造上バルブはチューブにくっついているのでそんな仕様だとチューブが完全にダメになったらリムごと交換とかいう自体になるはずです。交換する予定なので多少バルブが痛んでも……とラジオペンチなどを駆使しますが全く外れません。

…………

自転車 バルブ 外す[検索]

いや何も出てこねえ!

本来はスポッと抜けるらしいのですがうんともすんともしません。「押し込んだらいいよ」などとインターネットに書いてありますが力いっぱいやっても全然ダメです。ちょっと周囲を水洗いしてみるとか試してみましたが改善しません。本当に困りました。かくなる上は……

…………

…………

ガンッガンッ

…………

いい具合の石を探してそれで叩くことで外れました! いやーやっぱり石は最高ですね! 流石古来から人類の文明と共にあった物体です。投石の打撃力をなんとなく実感しました。

さて、ようやく新しく購入したチューブの出番です。
クロスバイクのエントリーモデル系あるあるなのかもしれませんが、ガチ初心者の人が引っかからないようにするためか、チューブのバルブが英式(軽快車など一般的な自転車で広く使われているタイプ)のことがあったりするらしく、わたしのSUITTO2クンも英式バルブを搭載していました。一般的にスポーツ車に使われているのは仏式バルブというもので、空気圧の管理などもできガッチリ空気が入るのが特徴らしいです。仏式のほうが基本”強い”っぽいので「全部仏式で良くない?」と思うのですが、時々Amazonで仏式製品に「うちの自転車に使えませんでした、仕様が違うなんて知らなかった!」みたいな感じの星1レビューがついていたりするので、メーカーとしても苦肉の策なのかもしれません。
実は前に乗っていた頃から仏式に替えたいなということ自体は思っていたので、所持している空気入れもさりげなく英式仏式両方イケるものを用意していました。今回いよいよグレードアップができることになります。これはわたしの癖でけっこう世間的にもあるあるだと思うのですが、製品を交換する時についグレードアップしたくなるみたいな習性があります。

チューブに少し空気を入れたほうがいいらしいので軽く入れていきましょう。空気入れをはめてレバーを下げプシュゥ~~~~~~~ッッ!

…………

プシュゥ~~~~~~~ッッ!

…………

仏式 空気 入れ方[検索]

…………

ちゃんとはめることができたのでポンプからも「シュッ、シュッ」てな感じのいい音がするようにできました。良かったです。
ちゃんと手持ちの空気入れが仏式に空気を入れられることもわかったので、これからチューブをはめていきます。英式と仏式バルブはリムのバルブ穴の経が違うらしく、そのままリムにはめることができないらしいので、ちゃんと英→仏変換用のバルブ穴スペーサーも購入していました。こういうところは抜かりありません、無事に固定もできました。今日イチ順調な流れに安堵します。

バルブ穴は問題なかったので、ここからタイヤをはめていきます。まずチューブをタイヤにいれていきます。

モリモリ……

モリモリ……

チューブをタイヤにはめ終わったので、このタイヤをリムにはめていきます。

モリモリ……

モリモリ……

モリモリ……

最後は素手だと厳しいので、タイヤレバーをつかってはめていきます。タイヤ自体がまあまあ痛んでいるせいかわかりませんがどんな感じで完了なのか若干ピンと来ません。余裕があったらタイヤも替えてもいいような気もします。とはいえ恐らく大丈夫っぽいので、ここから空気を入れていきましょう。先程仏式の空気入れの使い方も覚えたので、問題ありません。

シュッ……

シュッ……

シュッ……

シュッ……

いやこれどこまで入れたらいいんだ!?

自転車 タイヤ 空気圧 適正[検索]

どうやらタイヤに記載されているらしいので、ほんとか?と思いつつ見てみると……ありました、「50-80」みたいな表示が。これを空気圧計を見ながら調整していくようですね。

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ひとまず60ぐらいを目安に入れてみることにします。

シュッ……

シュッ……

シュッ……

シュッ……

シュッ……

いやこれ本当に空気計あってるのか!?

タイヤもまあまあ硬い気がするので初心者英式バルブユーザーからするとなんかもう充分入っているような気がしてなりません。空気入れも久々に引っ張り出して来たものなのでよくわかりませんが故障とかしている可能性だって無くはありません。萌えキャラなので「このままタイヤが破裂しちゃったらどうしよう」みたいなことを考えます。
とはいえ適正空気圧でないとタイヤによくないらしいので、ここは勇気を持って手持ちの空気圧計を信じることにします。

シュッ……

シュッ……

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完成しました!!
写真では特に伝わりませんが、感覚としてこれは流石にタイヤです。ぐいぐい回転して前へと進んでくれるようなタイヤが戻ってきました。

タイヤができたので前輪に改めてはめていきます。まだ前輪だけですが”タイヤ”がはまると自転車もにわかにコロコロと転がりだす勢いがあり、生命の息吹を感じますね。この自転車は息を吹き返しつつあるのです、たぶん。

このまま後輪もこなそうかと思ったのですが、自転車のツールセットが届いたのがもう夕方で、気がついたら日が暮れてきてよく見えなくなりつつあるので、今日はここまでです。
思ったよりも進みは悪いですが、とはいえタイヤチューブの交換自体は同じ手順のはずなので、次のときは今日よりはスムーズに進むのではないでしょうか。

てなわけで二日目の作業は完了です! なんやかんや順調ではないでしょうか?

おまけ(トレーラーパークボーイズを見はじめた)

今期アニメの『ゴジラS.P』が本当にムチャクチャおもしろいのですが、一度うっかり録画をしそこねてしまったので、独占配信のネットフリックスにしぶしぶながら加入しました。
ネットフリックスは萌えアニメなどをあんまり出してくれない印象なので「ケッ、お高くとまりやがってよ!」なんて萌え豚のわたしは思っていたのですが、とはいえせっかくなので活用しようと思い、普段あまり見ない海外ドラマを見ることにしました。

ちょうど気分が沈みがちだったので楽しい作品がいいなあと思い。コメディ・ドラマの『トレーラー・パーク・ボーイズ』を選びました。ムショから出所してきたジュリアンとリッキーが街に戻ってドタバタするダーティな雰囲気の作品で、本国カナダではかなり人気のある作品らしいです。
設定からもわかるように萌えアニメ的な要素は一切ありませんが、萌え豚とはいえ萌えアニメしか見られないわけではないのですよ。

まだシーズン1の序盤ですが、アニメにおける可愛い女の子みたいな脳直の快楽要素が、このドラマでは発砲・ドラッグ・汚言(FUCKなど)みたいな要素に変更されています。とはいえこれらはマジで脳直の快楽要素なので、発砲シーンでゲラゲラ笑ってしまいます。
登場人物はかなりダメダメな人たちが多いのですが、なんやかんやで楽しく暮らしているところを見ると本当に元気を貰えるというか、「今自分は無職だけど生きていくぞ~!」みたいな前向きな気持ちになります。無職で気持ちが落ち込みがちな方にはピッタリのドラマかもしれませんね。

ジュリアンとリッキーは腐れ縁で、喧嘩も多いのですがもうひとりの幼なじみバブルスを交えて「なんだかんだで俺たち親友だよな」なんて確認するオチを見るとほっこりした気持ちになりますね。
シットコム自体が若干近さがあるのかもしれませんが、このあたりは日常アニメみたいなものの持つ魅力と近いものがあるのではないかと感じました。残念ながらドラマにはアニメの女の子は出てきませんが……。

というわけで明日も頑張っていこうと思ったのでした。おわり。

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