kemi(古川明美)

*𝔽𝕖𝕞𝕚ℝ𝕚𝕤𝕞* 『社会に求められるわたし』ではなく、『わたしがありたいわたし』と…

kemi(古川明美)

*𝔽𝕖𝕞𝕚ℝ𝕚𝕤𝕞* 『社会に求められるわたし』ではなく、『わたしがありたいわたし』として生きながらも『わたしらしい美しさに目覚める』ためのコンテンツを配信。 ✦ダンスインストラクターhttps://hitotsuki.crayonsite.info/

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    たまらなく愛おしいと思うこともあれば、どうしようもなくしんどいと思うこともある育児。その両面をコトバにできたらと思っています。

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わたしらしい美しさに目覚めるポップダンスプログラム

【わたしらしい美しさに目覚めるポップダンスプログラム】このプログラムは、プロダンサーやパフォーマーを育成することや、ただダイエットをしたいだけのエクササイズとしてのプログラムではなく、ダンスという自己表現を通して、 という方を対象に、年齢、体力、体型、運動経験値に囚われずに、ダンスを通して本気で自己開花したいすべての大人の女性のためのプログラムです。(このなかで1つでも当てはまればOK♪) * ダンスと他のフィットネスとの違いは、そこに“表現”があることです。 表現

    • どの瞬間の私も“本当の私”

      仕事。それこそが正義だと、信じて疑わなかった。「仕事だから」という免罪符は、私を育児という“なにもない自分”から無理矢理にでも引き剥がすのに、これ以上ない切り札だった。 やりたいことを主業として仕事をしている時の私こそが、“本当の私”。それ以外の私は、何でもないただの空気のような存在。だから少しでも早く、少しでも効率よく、“本当の私”の形を取り戻さなくてはと、ずっと思っていた。娘にあんなことを言われるまでは。 「だってコドモがいると おしごとのじゃまになるでしょ?だからい

      • 生きてることのすべてはボーナスポイント/心の中に松岡修造をインストールする

        人生でいちばん重要なのって、「何を成し遂げたか」ではなく「それらすべてを通して、自分をどう捉えるか」なのだろうなと思う。 自分の価値をどれだけ認めてあげられるか。 どれだけありのままの自分を受け入れられるか。 どれだけ自分を信じて、一番の味方でいてあげられるか。 そういう意味で、わたしはこれまでほぼ全くと言っていいほど、自分に対して優しい声かけというものをしてこなかった。 そもそもつい数年前まで、自分に対して声をかけるということをやろうということ自体全く頭になかった

        • 自分のなかの波を受け入れる

          いつも過剰気味になってしまう自分を、どこかでずっとダメだと思っていた。 「もっと一定のリズムでなければ」 「もっと全体を均さなければ」 「もっと安定的にできなければ」 たとえば疲れてるとわかっているのに、つい家事やら仕事やらに手を出して自爆したとき。たとえば文章を書き出したら止まらないとき。たとえば過食で苦しんでいたとき。 その反対に、動かなきゃいけないとわかっているのに、どうしても動けないとき。 完璧主義とはちょっと違う、このオーバーフロー気味な自分は、なにかが普通

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        わたしらしい美しさに目覚めるポップダンスプログラム

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          「若い頃に芽が出なかったらムリ」って誰が決めたの?

          武道館に立ったアーティスト、オリンピックに出たアスリート、成功したビジネスマン。そういう人たちのほとんどは皆、若い頃、子どもの頃、小さい頃からそれをやっていた。 ずっとずっと自分を信じて、ずっとずっと努力して、どんなに笑われてもけなされても続けてきた。そういう物語を見ると、ガッカリする。 「あぁ、やっぱりこの人もか…」と。 若い頃、子どもの頃、小さい頃からやっていたこと。少なくともその芽、その傾向を、幼いころから何かしらで見せていた人しか“成功”しないと思われているのは、

          「若い頃に芽が出なかったらムリ」って誰が決めたの?

          落ち込むことは、才能である

          基本的にどの方向に目を向けても、人と自分を比べては凹む性格である。 例えばSNS上の見知らぬ同業者が、自分と似たような形態、似たような表現方法でうまく行っているように見えればそれだけで凹むし はたまたまったくの異業種の人であっても、ビジネス的に上手にやっているように見えたり、理想的な働き方をしているように見える人がいれば凹み もちろん身近な人でも、個性あふれる才能を活かして生きている友人がわんさかいて、その度に「すごいなぁ。わたしなんて…」が始まる。 もちろん仕事のこ

          落ち込むことは、才能である

          美しさは「なる」ものではなく「ある」もの

          「キャラメルもっとほしかった!」 そう言いながら、5才の娘は大粒の涙をポロポロこぼした。 小さな手にはすでに2粒のキャラメルを握りしめている。それなのに、それでは足りないと言うのだ。 「そんなこと言うならそのキャラメル全部返して!」怒ったわたしは、娘に向かってそう言った。 「喜ぶと思ってあげたのに。嬉しがる顔が見れると思ってあげたのに、それでは足りないと彼女は言う。それならば全部返してほしいし、もうなにもあげたくない。」そう思ったのだ。 でもそこでフと思った。 「あぁ

          美しさは「なる」ものではなく「ある」もの

          人生は答え合わせとマル付けの繰り返し

          自分の子ども時代がツラかった。あるいはそう記憶している人は、みずからが家庭を持つようになると、まるでその記憶を分厚いペンキで塗り直すように、「理想の家庭をつくること」に躍起になって、無意識にがんばりすぎちゃうのかもな…と、フと思った。(わたしのこと。) そう考えると、そういう人に本当に必要なのは、理想の家庭をつくることでも、理想の母になることでもなくて、「自分の子ども時代の良かった部分も悪かった部分も、ぜんぶ含めてマルだったんだ」と、芯から思えるようになるための体験を積むこ

          人生は答え合わせとマル付けの繰り返し

          踊ると美しくなる理由

          「動きが心のありように大きな影響を与える」。そんな領域に足を踏み入れたきっかけが、まさにダンスでした。 「ダンスをすると楽しい気分になる」とか、「踊ると有酸素運動になる」といった単純な話ではありません。踊ることは、それよりもはるかに深い意味があるとわたしは思っています。 * 「『ありのままの自分の身体を愛そう』なんてよく聞く言葉だけど、それができれば誰も苦労しないよ…」と、ずっと思ってた。 どこかの自己啓発系のネット記事で、「そうだよね!」って共感したことは何度もある

          踊ると美しくなる理由

          天使も悪魔も同時に存在している

          男性にとっての家事育児は基本的に加点式で、やればやるだけ点が入るけど、女性にとってのそれは減点状態から少しでもプラマイゼロに近づけるための行為でしかない。 だからこそ、やってもやっても不毛で、どこまでやっても感謝されることはなく、怒鳴ってしまったり、失敗してしまったときだけ責められる。あるいは感謝されることがあっても、自分自身でそれを素直に受け止めることができない。どこまで行っても終わりがなくて、それがゆえに常に罪悪感と自己犠牲がセットになっている。 「子ども」という、こ

          天使も悪魔も同時に存在している

          誰も救わなくていい

          「誰も救わなくていいし、誰の役にも立たなくていい。」もしそうだとしたら、あなたはいったい何をしたい? 「他人を救いたがる女たち」 なにげなくネットサーフィンをしていたら飛び込んできたこの言葉から、目が離せなくなった。 少々毒気のある表現ではあるけど、その的確さに「ウググッ…(- ω - ;)」となったのだ。 それは、恥ずかしながらわたしのなかにそういう厭らしさがあることを多少なりとも自覚していたからに他ならない。 (その後流れてしまって、この言葉の出典元はわから

          誰も救わなくていい

          「女」は捨てるものでもなければ拾うものでもない

          パートナーシップや女性性について語るとき、そこに続く言葉がいつも「〇〇された」「〇〇してほしい」「〇〇してくれない」といった、受け身言葉になるのはなぜなのだろう。 性、こと「女性性」に関する話には、いつもどこか背徳感と恥が入り交じる。 例えば結婚出産を経た女性が「女」であろうとメイクやファッションに力を入れ始めると、「イタイ」「若作り」「ムリしてる」と言われるような気がしたり、あるいはその反対に「いくつになっても女を捨てちゃダメ」と言われたり 思春期〜20代頃の女性がボ

          「女」は捨てるものでもなければ拾うものでもない

          育児書が苦手な理由/わたしのスピードはわたしが守ってあげる

          子どもに対して「早く早く!」って言ってる時って、自分に対して「早く早く!」って言ってるときなんだろうな。 ここ数年を思い返して、子どもに対して「早く!」って言わなかった日ってたぶん1日もない。 それだけ常に子どもを急かしていたし、同時に自分自身を急かしていたんだなぁ。「このままじゃダメだよ!」「みんなについていかないと遅れちゃうよ!」「みんなと同じようにできないと、あなただけ取り残されちゃうよ!」って。 だからこそ、こういうときに物事の表層だけを見て「子どもに〇〇と言う

          育児書が苦手な理由/わたしのスピードはわたしが守ってあげる

          自分のなかに眠る美意識を信じて生きる

          去年の今頃のわたしから今のわたしを見て、ネイルサロンに定期的に通う自分になれているなんて、思ってもいなかった。 去年の今頃のわたしから今のわたしを見て、お腹が見える丈の短いウエアを着てレッスンをする自分になれているなんて、想像もしていなかった。 去年の今頃のわたしは、パートナーとの時間を定期的に取って時々お出かけしたり、男女としてお互いに相手を想いやれる関係性にまた戻れるなんて、もう一生無理なのかもしれないと思っていた。 でもそれが今はぜんぶ叶っていることに、静かに感動

          自分のなかに眠る美意識を信じて生きる

          ✦あなたの身体に寄り添う✦プライベートセッション

          『あなたの身体に寄り添うプライベートセッション』は、当サークルが提供する全レッスン、WSおよびセッションに共通するコンセプトである、【わたしらしい美しさに目覚める・ポップダンスプログラム】の一環のセッションです。 このプライベートセッションでは、ダンスを通したボディメンテナンスで女性の身体性を回復することに、より重点を置いています。 受講はわたしと生徒さんの1対1で、対面/オンラインのいずれかよりお選びいただけます。 【わたしらしい美しさに目覚めるポップダンスプログラム】

          ✦あなたの身体に寄り添う✦プライベートセッション

          ビジネスとは、もう一度ありのままで愛される道である。

          年末から長らく間が空いてしまっていた発信やレッスンを、また少しずつ再開していこうと思っています。 おかげで順調にメインアカウントの閲覧数は落ち、イイネの数やフォロワー数も相変わらず平行線だけど だからこそ「間が空いても大丈夫。」「時間が空いてもまた来てくれる。」ということを経験しなければいけないのだろうな。 外向きを気にして、不安や焦りのなかで無理矢理動いても、長い目で見ればいいことは何もない。 ビジネスとはもう一度ありのままで愛される道であり、その経験をまず自分がし

          ビジネスとは、もう一度ありのままで愛される道である。