シンスケ将軍は、引き続き雑誌集めに奔走。連邦中をかなり歩いているはずなのだが、それでも知らない場所があったり、小さい家だと思って入ると地下がエグかったりするので、新しい発見がある。

　その結果、つい最近なのだが「スペクタクル・アイランド」というバカでかい島を発見した。そして、その島ごと拠点にできたのだが、広すぎてまだ何にもできていない。

　とりあえず、島の端っこにある廃墟に女性を1人配置して、雨でも平気な場所にベッドを作り、水ポンプを置いて、テイトというトマトみたいな植物の世話をしてもらっている。

　問題点としては、ベッドのある廃墟の真ん前に、以前の住民の亡骸が転がっていること。この亡骸は、なぜか近くにある木の板か何かに挟まっているようで、抱きかかえることもできず、どうあがいても移動させられない。

　いっそのこと、銃撃して腕とか頭を分離させて運んでしまおうかとも考えたが、その考え方が既にサイコパスで怖いので他の手を考えた。

　まず考えたのが、どうせ動かせないのであれば、上にコンクリートの塊を置いて見えなくしてしまう作戦。我ながらいい案だったのでさっそくやってみるも、なぜか体の一部がコンクリートの上に出てしまい、しかもブルブル震えるスプラッタな事案が発生したので却下。

　ただ、これはうまくすれば何とかなりそうな感じがしたので、上に置くコンクリートの高さを変えたり、コンクリートの位置を微調整したりして何とか隠せないかトライ＆エラーを繰り返す。

　一応言っておくが、この亡骸はシンスケ将軍が仕留めたものではなく、もともとここに住んでいた住民が、何らかの原因で亡くなったものであることだけはお伝えしておく。…確かに下着にしたのは私だが、直接私が手を下したわけではないので、そこは認識を正していただきたい。

　何度か亡骸とコンクリートのブロック遊びをしている目の前で、女性がテイトの世話をしているカオスな状況だったが、何かのタイミングで亡骸が挟まっていた木の板から抜け出した！

　全く予想していなかった展開だが、シンスケ将軍はその亡骸を抱きかかえ、海へ放り投げることに成功！ 事無きを得た。あと、Fallout4にお墓を作れる機能があれば、真っ先に作って埋葬していただろうとも宣言しておこう。

　そしてサンクチュアリに戻り、雑誌を探す旅を続けていたところ、ジャーナルに「スペクタクル・アイランドが襲われています」と出た。

　あんな何もない場所を！？ 急いでファストトラベルして女性のベッドのある建物の屋根の上に陣取る。あいにく深夜だったので周りは真っ暗だが、こういう場合、襲って来るのはレイダーかスーパーミュータントだ。

　ここは離れ小島なので、向かって来るとすれば海からしかないと思い、海の方を眺めるが何にも来ない。でもまさかねと思い、陸地の方を見ると…さっきまで真っ暗だった地表がところどころ緑色に輝いている。

　何だろうと思い、無邪気に走って行くと…なんと発光マイアラーク！ その後ろにいるのは発光しているがマイアラークキング！！ さらにはロブスターの化け物マイアラークハンターのマイアラークオールスターズが襲い掛かって来た！！

　不意を突かれたが、そこはLv100のシンスケ将軍。V.A.T.S.も活用し、あっという間に相手を肉片に。

　サンクチュアリのワークには、アイテムがわんさか入っていて、中身を表示させるのに待ち時間が出るほど。

　原因は単純。将軍が取れるアイテムを片っ端から取り、敵から剥げるだけ剥いで集めまくったアイテムが入っているからだ。こうなってくるとゴミ屋敷の主人の気持ちがわからんでもない。いや、筆者の家はキレイだが。

　話を戻すと、マイアラークのような化け物系の敵と戦う場合、装備品がないので手に入るのは肉ばかり。

　レイダーやガンナーの場合は、倒した後に装備を剥ぎ取れるので、最近は拠点を襲ってきたレイダーたちを倒して剥いだ後、拠点にいる住民にレイダーから剥いだ装備を付けさせてパワーアップさせるのが楽しみになっている。

　今回は肉だったので、チクショーと思ってしまった自分をサイコパスだなぁと思わずにはいられない将軍だった。

　だんだん人格が崩壊してゆく…これが世紀末か。