おいしい中央アジア協会

「日本の食卓に中央アジア旋風を巻き起こす!」 私たちのミッションは、中央アジア料理を知…

おいしい中央アジア協会

「日本の食卓に中央アジア旋風を巻き起こす!」 私たちのミッションは、中央アジア料理を知らない人に、中央アジア料理の魅力を伝えることです。「おいしい中央アジア」を人々に広める活動を通して、食の国際交流をはかり、日本において豊かな食生活を育むことを目指します。

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  • 週刊プロフ

    中央アジアの炊き込みご飯「プロフ」を愛する人たちが、毎週プロフについてアツく語るマガジンです。

  • プロフの物語

    「おいしいプロフは、国境を越えて世界を緩やかにつないでいく」がテーマの、織田博子のオリジナルマンガ連載「プロフの物語」(おいしい中央アジア協会)をまとめています。シェア歓迎です。

最近の記事

謎のオレンジポロを作る

中央アジア地域の周りには中国、ロシア、コーカサス地域、そしてイランが位置し、食文化もそれぞれが影響し合い現在の形へ至る。中央アジアのプロフはペルシャのポロが由来と言われている。 1年以上も前だがペルシャ料理に関するこんな本を入手した。 M.R. Ghanoonparvar, Dining At The Safavid Court, California, 2017

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    • 【動画付き】おうちで作るパフラヴァのレシピ

      この記事をお読みいただいている方に、#パフラヴァ男子 というハッシュタグを見たり聞いたりしたことのある方はいますか? おいしい中央アジア協会で過去に4回(うち1回はZoomでのオンライン教室)、パフラヴァを作る料理教室を開催したことがあります。 今回のエントリーでは、パフラヴァと #パフラヴァ男子 イベントについてご紹介しようと思います。 パフラヴァとは パフラヴァはバクラヴァとも呼ばれ、ナッツを何層にも重ねて作るパイのような食べ物です。 カザフスタン、ウズベキスタン

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      • 当たり前にプロフが食べられる、いつかの日本で:その2

        ― 続いては、レポートのコーナーです。今日はどこに行っているのかな? レポーターの、ユウコちゃーん!  はーい☆ 今日は毎年恒例、お台場のプロフ祭りに来てまーす! 今年も大人気の、「ご当地プロフ日本一決定戦」が開催されてますー! さっそく会場に入ってみましょう!  わー見てください! 会場は大混雑ですね!すごい熱気です! どのブースからも、おいしそうなプロフの香りがしてますよ!  ひとつ行ってみましょう...こんにちは! こちらはどこのご当地プロフですか!?

        • 当たり前にプロフが食べられる、いつかの日本で

           午前中もがんばった。ようやく昼休みだ。 「さて、昼メシは何を食べようかな。」  会社を出て、歩きながら考えよう。  ラーメン?  ・・・いやいや。今日はご飯ものが食べたい。  カツ丼?  ・・・いやいや。ちょっと重いな。  カレー?  ・・・いやいや。午後も仕事だ。ニオイが気になる。  チャーハン? ・・・いやいや。ちょっと物足りない。  そうだ・・・  プロフを食べよう!  プロフは肉がゴロゴロ入ってるから、ボリュームがあって元気が出る

        謎のオレンジポロを作る

        マガジン

        • 週刊プロフ
          35本
        • プロフの物語
          8本

        記事

          結婚式の「朝プロフ」

          前回お話しした結婚式のプロフの続きを。 結婚式のプロフ。 ウズベク語ではトイオシュto’y oshiと呼ぶ。 私の周りにいた日本人はみな「朝プロフ」と呼んでいた。 ウズベキスタンのタシケントでは、結婚式の朝、男たちは早朝から動き出す。そう、朝プロフに行くためだ。たいていは朝7時頃から始まるそうだが、夏期の日の出が早い時期だと、6時に始まることもあるらしい。とにかく朝早いのだ。朝プロフと呼ぶに納得の早さだ。車など持っていない自分にとっては会場に行くだけでもなかなか容易ではな

          結婚式の「朝プロフ」

          The Best of Uzbek osh??

          週刊プロフに記事を書きませんか? ん?週刊プロフ?? まさか、そんなものが存在していて、そしてそんな話が私のところにやってくるなんて。 中央アジア、とりわけウズベキスタンを愛してやまない私は、何も考えずその話に飛びついた。 さて、プロフの話の前に私と中央アジアのなれそめを手短に。 以前、私は日本語教師として2年間、ウズベキスタンはタシケントに住んでいた。 そこで、彼らの文化、人柄、生活スタイルに魅せられすっかりファンになってしまった。 日本語教師であり、ワインソムリエでも

          「プロフを食べなさい。きっと、お腹が空いているのよ。」

          はじめまして、週刊プロフの5月末分を担当させていただきます、北海道在住の杉山雄二(すぎやまゆうじ)と申します。 2018年の夏ころに、ご縁あって”おいしい中央アジア協会”の代表理事である山田さんと知り合うことができ、彼女が”プロフ”に向ける熱意に、並々ならぬものを感じました。山田さんの企画・発案で開催した【おいしいユーラシア祭り】は、地元紙の北海道新聞社にも取材してもらうことができ、大盛況のなか終えることができました。 後述いたしますが、わたしは中央アジアのウズベキスタン

          「プロフを食べなさい。きっと、お腹が空いているのよ。」

          「もう1度食べたいポロ。」②カシュガルでのポロ

           前回の記事に引き続き、「もう1度食べたいポロ」の思い出について。  西安の留学生活でポロ(プロフ)は身近なものだった。シルクロードに興味のあった私は留学中に1人旅に出る。前回の記事で書いたように、この時の旅行は敦煌と嘉峪関がメイン。ウイグルは美味しい料理を食べよう、という理由で行くことに決めた。色々な遺跡を巡り旅は順調に続く。初の新疆ウイグル自治区。ウルムチでは近代的な街並みにちょっとびっくりしたが、美味しいポロやラグメンは食べることができた。 (2008年初めてのウイグ

          「もう1度食べたいポロ。」②カシュガルでのポロ

          「もう1度食べたいポロ。」①西安でのポロ

           ポロ(プロフ、抓饭)について2回分記事を、とお話をいただいたので、個人的な思い出になるけれど「私がもう1度食べたいポロ」について書いてみる。  初めてポロを食べたのは2007年の7月頃。留学先の中国・西安に着いて2、3日後。先輩の留学生が連れて行ってくれた校舎近くの路地にある小さくて小汚いウイグル料理の食堂。最初に食べた時の事は残念ながら覚えていない。気付いたらポロを食べるのが当たり前になっていた。その食堂は全部でテーブル席が8席くらい。薄暗くて顔立ちや言葉も違うウイグ

          「もう1度食べたいポロ。」①西安でのポロ

          キルギスを知るための10皿

          中央アジアに位置する小国キルギスは天山山脈の高い山々に囲まれた山岳国家である。シルクロードの東西交流の経路にあたる中央アジアには砂漠のイメージがあるがキルギスは夏でも雪を頂く山々や緑豊かな高地草原が広がる光景を見ることができる。この国の主要民族であるキルギス人はもともと遊牧民である。ソ連時代に定住化が進められたが彼らの食文化には今なお遊牧の伝統を受け継ぐものが多くある。肉と乳製品が中心となる遊牧民の食は素朴だと思われがちであるが、日本人など農耕を行ってきた民族には想像を超えた

          キルギスを知るための10皿

          世界三大炊き込みご飯は、パエリア、ビリヤニ、そしてプロフ!

          ある時「世界三大炊き込みご飯」というのが目に飛び込んできて、興味津々でその記事を読んでみたら「パエリア、ビリヤニ、松茸ご飯」と書いてあって、思わず目を疑った。なぜ松茸ご飯なのか? 確かに松茸ご飯はおいしい。世界三大炊き込みご飯に松茸ご飯を入れた方は、きっと松茸ご飯が大好きなのだろう。私は松茸ご飯のおいしさを否定するつもりは全くない。それよりも問題なのは、なぜプロフが世界三大炊き込みご飯にランクインしなかったかだ。 プロフ(油で炒めた肉と人参の炊き込みご飯) 日本人の頭の

          世界三大炊き込みご飯は、パエリア、ビリヤニ、そしてプロフ!

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          プロフの物語 最終回「プロフはゆるやかに世界をつなぐ」

          プロフの物語 最終回「プロフはゆるやかに世界をつなぐ」

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          プロフの物語 vol.7「祖母の、母の、娘のプロフ」

          プロフの物語 vol.7「祖母の、母の、娘のプロフ」

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          プロフの物語 vol.6「プロフの未来」

          プロフの物語 vol.6「プロフの未来」

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          プロフの物語 vol.5「プロフのおつげ」

          プロフの物語 vol.5「プロフのおつげ」

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          プロフの物語 vol.4「プラウを作った、しあわせな一日」

          プロフの物語 vol.4「プラウを作った、しあわせな一日」

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