見出し画像

【第一志望校合格への道5️⃣】🌸受験生必読 🌸受験指導者必読 🌸受験指導のプロによる戦略書【無料公開中!】

今回で5回目!
過去の記事はこちらから!

今回は【模試】への取り組み方について
書いていきます。

皆さんは、模試を受けるときは
どのような準備をしていますか?

毎月のように行われる模試を
何となく受けていませんか?

あるいは、また模試かよ…と
マイナスに捉えていませんか?

これまで指導してきた中で
成績が格段に伸びる受験生は
模試をとにかく大事にしています。
模試で緊張すると話しています。

模試で緊張するなんて…
と思う人もいるでしょう。
所詮は練習なんだから…と。

みなさんはどちらのタイプですか?
一度、自分のこれまでを
振り返ってください。

もし、模試を軽視しているなら
この記事を必ず読んでください。
模試を大切にできない受験生は
成功しません。

では、内容に移りましょう。

第5回
【模試をとにかく大切にできているか?】

まずはぼくの体験談から。
高校3年生の頃、
毎月のように模試がありました。

大学受験の模試は
朝から夕方まで行われるため
ぼくは億劫でした。

模試を受け終わってからは
自己採点をして
何となく結果を見ながら
それで終わっていました。

今、考えてみると
本当にもったいないことをしていたと
心の底から思います。

何度か書いていますが、
ぼくはこんな調子だったので
大学受験はセンターの時点で失敗。
浪人をすることになりました。

そして浪人生になってからは
次は絶対に受からなければ、と思い
勉強に対する全ての行動を
振り返りました。

そこで模試への取り組み方も
見直すことにしました。

まず模試を受ける前にやったこと。
それは【目標設定】です。

当たり前ですよね…。
でもこれがしっかりとできていないと
模試を受ける意味がないと思います。

具体的にどのような目標を定めるか。

それは【教科ごと】に
その模試限定の目標点】に
設定することです。

模試のときから
本番で必要な点数を何となく
目標にする生徒をよく目にしてきました。
高校3年のぼく自身もそうでした。

しかし、模試で本番の目標点を取っても
合格にはなりません。

また、模試を受ける意味を考えてみましょう。
よく言われるのは
・本番で緊張しないため
・場数をこなすため
ですよね。

正直、何回模試を受けようが
本番では多少なり緊張はします。
だって人生がかかってますからね。

ぼくは模試を受ける意味を
【自分の現状を客観視する】
ことだと考えます。

今の自分には何ができていて
何が足りていないのか。
それは日々の学習からでは
なかなか見つけられません。

そこで模試を受けることで
【模試の結果】というものを使って
自分を客観視するのです。

これまでも話してきた通り、
受験には戦略が不可欠です。
がむしゃらに勉強していても
確率を上げられません。

それに、時間は有限です。
受験まで刻一刻と減っていきます。
そんな中で成果を出すには
効果的に時間を使う戦略が不可欠です。

その戦略を立てるために
【模試】を活用しましょう。

そしてその目標点数は、
【その模試限定】にしましょう。

【その模試限定】とは何か。
それは、
今の自分が取れそうだと思う点数】
のことです。

大事なのは【今の自分が
ということです。
これまで勉強をしてきた自分が
今、どれくらいできるのか。
それを目標にする。
これは完全に主観的な数値です。

だからそのときの目標が
合格点に達していなくても
変更する必要はありません。
とにかく、【今の自分】の実力で
目標を決めてください。

そして模試を受けます。
模試の受け方ではぜひ以前の記事の戦略を
試してください。

模試の結果が返ってきました。
必ずやるべきことは
自分の目標との比較です。
目標点数をノート等に書いておき、
その真下に結果を書き込みます。

主観的な目標点数
客観的な模試の結果
どれくらいのズレがあるか、
よく分析をしましょう。

目標よりも上の教科。
素晴らしいです!
もっと自信をもつべきです!

目標よりも下の教科。
自分が思っているよりも
その教科の勉強の成果が
出ていないことになります。

また自分の実際の実力と予想の間に
開きがあるということになります。

つまりこのままのペースで勉強していたら
本番までに間に合わない可能性が
高いということです。
これでは確実に受かりません。

でも模試で自分を客観視できましたね。
ここでこれからの戦略を立てるのです。

目標よりも低かった教科は
より時間を確保していきましょう。
その分、目標以上だった教科を
抑えるなどしてバランスを取ることが
重要です。

目標以下の教科の時間を増やすだけでも
いいのですが…
あまりおすすめはしません。
そうしてしまうと
これまでの生活スタイルすらも
変わってしまう可能性があるからです。

受験生という生き物は
可能な限りの時間を勉強に
費やしているはずです。
だから、無理をして
体調を崩す方が怖いのです。

休息と体調管理だって
立派な戦略の一つです。
そこは忘れないでくださいね。

しかし、目標に届かなかった教科は
今の自分の課題であり弱点です。
そこからは決して目を逸らさずに、
今後の計画に生かしていきましょう。

今回は模試での目標設定について
紹介しました。
今まで何となく決めていた人は
すぐに変えてください。

これを繰り返していると
自分の点数を当てられるようになってきます。
そこまでの領域になるのは
【自分の勉強量】【なりたいイメージ】
【実際の実力】が完全に一致している状態です。
これは受験生の目指すべき姿です。

本番の練習としての模試。
それはもちろんですが、
これからは【自分を客観視する時間】
だと思いながら受けてみてください。

質問等がありましたら、
(無料公開のため非公開)@gmail.com
までご連絡ください。

ではまた🤙

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?