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【第一志望校合格への道3️⃣】🌸受験生必読 🌸受験指導者必読 🌸受験指導のプロによる戦略書【無料公開中!】

第3回となる今回は
試験中の戦略についてです。
実践で抜群に使える戦略であり、
ぼくは中3の頃から
ずっとこの戦略で合格してきています。

教え子にもこの戦略は伝授し、
全員が第一志望校に合格してきました。

前回までの記事を読んでいなくても
理解できる内容になっていますので、
ぜひご覧ください!

では本題に入りましょう。

第3回
【問題を捨てて得点を増やす】

人の気を引きたくておかしなことを
言い出しているのではありません。
これは効果抜群の戦略です。

今回の戦略の大前提として、
試験の点数をどのように捉えているかを
解説していきます。

試験には満点が設定されています。
100点満点が多いですね。
(ぼくが受けた福岡県は60点満点でした)
で、ここで質問です。

あなたの第一志望校に合格するために
試験で満点獲得は必須ですか?

答えは当然NOですね。

入試には各学校において
合格点という基準があります。
この基準さえ超えてしまえば
あなたは合格なのです。
#ここまではみんな考える

では次の質問。
あなたは合格点を獲らなければいけないと
考えながら試験を受けますか?

皆さんの答えはどうですか。
ぼくの答えは完全にNOです。

ここでYESと答えたみなさん、
この記事は絶対に理解してください。

具体的な数字を出してぼくの考えを。
福岡県は60点×5教科の300点満点でした。
ぼくの受けた高校は9割が合格点だと
言われていました。
つまり合格点は270点。

ぼくは270点を獲らなければ!
とは思っていませんでした。
じゃあ何を考えていたか。

30点捨てられる。

これが今回の戦略です。
270点を獲ること
30点捨てることは、
数字上は同じです。

でも精神的には
真逆の効果をもたらすんです。

270点を獲ろうと考えると、
できない問題にぶつかったときに
焦りが生まれます。
それが高配点なら尚更。

一方30点捨てられると考えている場合。
4点の問題が解けなくても
何もトラブルにはなりません。
だって30点までは捨てられるから。
まだ26点分の余裕があります

この精神的な余裕をもつかどうかは
試験当日の明暗を大きく分けます。
一方は焦りが生まれる。
一方は余裕をもって続ける。
一度焦ってしまったら落ち着くまでに
時間を要します。
最悪の場合、そのままのメンタルで
戦い続けることになります。

それでは絶対に勝てません。
だから、捨てるのです。
問題を捨てるのです。
難しい・できない問題を
秒で捨てることが得点アップへの
近道です。

捨てるという発想の転換、
そのメリットをなんとなく
理解できてきたかと思います。

ここで実際にぼくが
高校入試本番(数学)でやったことを
紹介します。
本当にこの通りやりました。
では見ていきましょう。

合格点は9割。
1教科だと54点を獲ればいい。
つまり6点捨てられる。
数学は配点が基本2点。
後半の大問3つのラストだけ
それぞれ3点配点の構成でした。

ぼくの戦略は6点捨てる。
捨てる場所は明白です。
3点配点の3問のうち
2問は捨てる。
解かずにすぐ捨てる。

なぜここにしていたかは、
この3問は極めて難しかったからです。
また、できそうな問題でも
計算が複雑な問題が多く、
時間がかかるからです。

実際に試験が始まり、
計算問題から順に解いていきます。

捨てる問題以外ができなかったらどうするの?
と思う方もいるかと思いますが、
合格点9割の学校を受ける人たちは
ほぼ満点で戦ってきます。
だから2点の問題はできて当然だし、
そのレベルには達してないと無理です。
戦えません。
だから3点配点を捨てることだけを考えます。

3点配点の問題まできました。
問題をざっと読みます
ここで問題を理解しようとゆっくり読んだら
捨てる意味がありません。
とにかくざっと読みます。

なぜざっと読むのか。

それは、ざっと読んで理解できるなら
ほぼ確実に解けるからです。
配点が高い問題は時間を要します。
ざっと読んで理解ができるのならば、
答えまでの道のりもすぐに浮かぶので
短時間で解くことが可能です。

つまり、ざっと読んで理解できたら
それはぼくがその日に解くべき
唯一の3点問題になるのです。
(3問中2問は捨てるから)

これで3点問題はクリアです。
後の2問は問題を見ずに捨てました。
そして最後の問題まで終了。

3点を2問捨てると、
時間はめちゃくちゃ余ります。
ちなみに時間については
次回ガッツリ触れてます!
今回と次回を読めば、
試験中はメンタル無敵ですので、
ぜひ合わせて読んでください。

話を入試本番に戻します。
現時点でぼくの解答用紙は54点。
合格点に達しました。
ただし、全部正解ならば。

正直、時間と心に余裕があるので
書いたものはほぼ正解です。
時間は十分に余っています。
ここからは見直しを中心に行います。
#これは次回の内容
#今回扱うと要点がぶれるから
#ごめんなさい

そして数学は時間終了。
ちなみに本番の数学の点数は57点でした。
捨て問が1問追加で解けたからです。

これがぼくの今回伝えた戦略
【問題を捨てて得点を増やす】
の実践例です。

合格点を獲るのではなく
合格点と満点から考えて
捨てられる点数を捨てる。
とにかく捨てる。

実際に模試などでやってみてください。
試験中のメンタルが大きく変わります。
それは結果にも好影響を与えます。
ただし、次回の内容も頭に入れてからね。
#宣伝うざっ

今まで、問題を解くことに一生懸命になり、
問題を捨てるなど考えもしなかったでしょう。
ことわざにもありますよね。
『損して得取れ』
これからは捨てましょう。
捨てられる点数を考えましょう。

次回は時間の使い方についてです。
これも今までにあまり考えなかったことが
含まれた内容になっています。

合格に導くプロが試験時間を
どのように捉えているのか。
正直、今回と次回の内容は
このシリーズの中でも
最重要項目になります。
#次が読みたくなったね

次回の記事でまた会いましょう!
ではまた🤙

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