20190511_樺沢紫苑_アウトプット大全_

もっとアウトプットがしたくて樺沢紫苑著「アウトプット大全」を読んでみたら、ものすごい具体的でとりあえず笑顔になった。

アウトプットは、インプット以上に大事です。

それは重々知っていました。どれだけ自分の中に学びや発見を蓄積しても、それを実生活に反映させていかないとそれはただの「知識」です。「知識」は仕事や普段の生活の中で活用することで初めて人生に影響を与えてくれます。それは、わかっていたんです。

ただ、アウトプットって具体的にどうするんだ、、、てところがわかりませんでした。とりあえずツイッターで読書の感想をつぶやきだしたけれど、、、これでいいのか?て感じでした。アウトプットしている感触がなかった。

そこで、アウトプットの具体的な方法を知り、高次のアウトプットを実現させよう!と思い本書を読んでみました。以下に、その感想を綴ります。

まず、この本、めちゃくちゃ具体的です。読んで秒速で行動に落とし込めます。例えば「笑う」。本書によると、笑顔でいることにより免疫力が高まったり記憶力が向上したり長生きしたりするそうな。なんのアウトプットなんだ?と思いますが、これは感情のアウトプットだそうです。すぐできますよね。表情筋動かすだけですから。

往々にして、ビジネス書は抽象的なエッセンスが羅列されていることが多いですよね。ある程度色んな人に価値のある知識や知恵となると抽象化せざるを得ないのでそれは当たり前でもあるのですが、それを実生活に活かそうとすると自分なりに解釈して具体的な行動に落とし込む必要があります。

この本は、その点で他のビジネス書と一線を画しています。落とし込むの超楽。例えば上記の「笑う」だと、笑顔でいる!と手帳に書いて日ごろ意識していけばいい話ですよね。その点、この本自体がとてもアウトプットしやすい本です。

また、具体的であることに加えて、本書はアウトプットの概念を変えてくれます。アウトプットすることで効率的な自己成長が実現され、その結果、実生活がいい感じになって今よりもっと幸せになっていくんだろうな、という考えだったんですが、本書を読んでアウトプットそのものが幸福を生み出し育んでいくものとわかりました。幸福のためにアウトプットするのではなく、アウトプットすることそのものがすでに幸福を産むんです。アウトプットと幸福感は直結しているんですね。されにその先に、自己成長という更なる高みがある、、、アウトプットてすごいんやなぁ、、、と思わされます。

普段ビジネス書を読む際は、発見があるページに折り目をつけていくんですが、本書は折り目だらけです。最多かも。いきなりその全てを実行に移すことはちょっときついので、ひとつずつ、行動に移していきたいと思います。まずは、笑顔でいる!

蛇足です。自分は完璧主義で世間体を気にするところがあるので、アウトプットがとても苦手です。素振りはめちゃくちゃするけど絶対に打席に立とうとしない控え選手的な。今年は、レギュラー狙います!令和初の三冠王は俺だ!!!

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