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『AIに測られる私たちの英語力』

こんにちは。
翁長 和香です。

高校の最初の授業で、いつも生徒たちに
“What is Language?”
“What can we do with Language?”
という質問をしていました。

さて、今回の学習指導要領の改定により、
英語教育は移行期間を経て
これから大きく変化をしていきます。

すでに小学生では活動や教科として導入され、
今後中学校、高校では
従来の文法訳読の授業ではなく、
英語での授業、運用が主となる授業となります。

以前、文部科学省から
SELHi(Super English Language High School)や
SGH(Super Global High School)の
指定を受けている学校で勤めていた時、
文法の授業と並行して、
新聞や本、TEDなどから
その時起きている時事問題などを
取り上げて教材を作成し、
英語のみで行うコミュニカティブな
授業をしていたことがあります。

入学から生徒たちは英語での
プレゼンやコミュニケーション活動を
積み上げてきてようやく慣れた頃、
3年生になり大学の入試問題が目の前に立ちはだかり、
みんな閉口してせっせと難関大学の
長文問題に対峙する姿に、
求められている授業と大学受験で問われる力の
差が埋まらないものかと思ったものです。

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