競争に負け続け、誰もいないところで勝てばいい

こんにちは。今回は競争に負けて、勝つことについてです。

負けてるのに勝つってどういうことだ、と思うかもしれませんが、つまり、みんなが競っているような競争には本気で参加せず、誰もいない土俵で勝つということです。

学校や会社員はいわば競争社会です。受験や出世など、成績を競い合い、上位の人だけが良いところに上がっていけます。

そうした競争に勝ってきた人は良い思いができるので、何の文句もないでしょう。しかし、競争の世界では、負ける人が必ず存在します。もし、自分が負け側になってしまったときに絶望しないように、勝てる土俵を探しておくことが大切です。

競争に勝てるのは一握りだけ

どんな土俵でも、競争に勝てるのは一握りしかいません。たとえ、100メートルを10秒で走ったとしても、世界クラスに上がっていくと、9秒台で走る人がいます。

地元でどれだけすごいと言われていた人でも、東京に出たら普通の人です。競争で勝ち続けるというのはとても難しく、誰しもいつかは負けるのが競争の世界です。

いつか負けると分かっているなら、競争には挑まないほうがいいでしょう。

競争に挑むとキリがない

学生時代に頭が良く、良い大学に入れたとしても、その大学には同じ頭のレベルの人達がいます。

就職すれば、同じレベルの大学の人達が同期にいますから、またしても同じレベルでの戦いになります。社員の数に対して、役員レベルにまで登りつめることができるのは一握りになりますから、キリがありません。

周りに対して常に競争を挑んでいると、人生、ずっと戦いであり、勝ち続けないと落ちこぼれてしまう厳しい世界です。

どこから競争から逃れて、楽な道を選ぶことで、豊かな生活を送ることができるようになります。

土俵に立たない方法を考える

土俵に立たないようにするために、どうすれば良いかを考えることが大切です。

まずは、どの土俵に立っているかを考えましょう。受験の土俵、出世の土俵、婚活の土俵など様々ですが、どれも、多くの人が経験する戦いだと思います。

それらの土俵から降りる方法を考えてみることです。例えば、受験の土俵の場合、社会科目を使って文系の学部を受験するのではなく、文系数学で勝負することで、倍率を下げることができます。

また、東京ではなく地方の国立大学を狙うなど、大学受験といっても、いろんな抜け道があります。

出世競争には入らずに、副業や転職、独立などで稼ぎを増やすとか、婚活に関しては、出会いの場所を変えるなどの方法もあるでしょう。

今戦っていることに対して、戦わなくてもいい方法を考え、土俵から降りてしまうと、人生に負けた気分になるかもしれませんが、むしろその逆です。

戦わなくてもいいという気持ちの気楽さや、戦い相手の居ないブルーオーシャンの世界というのは、生活をとても豊かにしてくれます。

競争に負けてもいい

違う土俵に立っているわけですから、多くの人が戦っている土俵では負けても構いません。そうすると、周りからは落ちこぼれのように見えるかもしれませんが、なぜか幸せそうにも見えてきます。

頑張っているのに報われない、と嘆いている人は、厳しい戦いに挑んでいるからであって、楽をして幸せな生活を送れることを知りません。

世間では、メインの土俵で勝った人だけがすごい人だとされ、豊かな生活をしていると思われています。しかし、見えないところでは、戦うことすらせずに、悠々自適な生活をしている人もいます。

その良い例が、会社員と経営者です。会社員は頑張っても報われることの少ない立場ですが、経営者は、上手くいけば、楽して豊かになることができます。

今の競争で負けてみる勇気を持ってみましょう。

近道して最後に全員追い抜く

人生の目的が豊かな生活を送ること、だとすると、メインの土俵に立たずに別の土俵で勝負することは、遠回りのように見えて近道だったりします。

周りからは遅れているように見えますが、結局最後には近道して全員追い抜くことになるのです。

急がば回れ、という言葉通り、目的を達成したいのであれば、あえて遠回りのように思える土俵に立ってみて、メインの土俵では負けることが大事です。

まとめ

誰しもが、何かの競争に巻き込まれていますし、世間の常識から外れたことをすると、落ちこぼれだと思われてしまいます。

しかし、落ちこぼれと思われる勇気や、見栄を張ることを止めてみると、なんと豊かに過ごせることか気づくと思います。

日々の競争や周りの目に疲れている人は、それらの競争から降りてみることをおすすめします。

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