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ドリームツリー 10歳の夢

総合の授業でドリームツリーというものを
作ったらしい

授業参観で娘の夢発表を見せてもらった

セルフチューニング講座で
心を学ぼうと決めた私

目の前に座る子どもたちがみんな可愛くて。

赤ちゃんの頃の写真のスライドショー
みんな愛されて育ってきたんだなと
心震えてうるうると涙ぐむ

娘の写真も
もちろん可愛かった

あの時の写真ってすぐに思い出せる

生まれてきたばかりの子どもは
純粋無垢で真っ白な存在

目の前の娘は本当に立派に育ってくれた

あっという間の10年

娘が私をお母さんにしてくれた

真っ白だった娘は
今何色に染まってるんだろう?

私たち大人の押し付けで
子どもたちが望まない色に
染めてしまってはいけないよね

未熟すぎる母だっだと思う

あんな言い方しなきゃ良かった
もっと話を聞いてあげれば良かった
もっと抱きしめてあげればよかった

私なりに必死だった
でも、あの時の発言は
本当に娘のためだったのか?

私の心が満たされていたら

私の心がもっと安定していたら

娘はもっと違う色に染まっていたかもしれない

きれいな色に染まれたはずなのに
発色を遮ってしまったのではないか

溢れ出る後悔
反省の念

自分の人生や生き方や働き方を
真剣に考えるためにも

自分自身に向き合おう

考えるきっかけをくれたのは
いつも娘だ

私もお母さん10歳だ

縁あってたどり着いた縁側

私が蓋をしていた気持ち
好きだったけど嫌いだった祖母
その祖母にも愛されていたということ

両親にも弟にも
なんで?どうして?の気持ちがいっぱいで
反発してきた

怒りも不満も
本音は「悲しみ」
「愛」と隣り合わせの悲しみは
悲しいという気持ちを認められずに
怒って泣いてムカついて嫌いになって
我慢して蓋をして
無かったことにして忘れたふりして生きていた

まだ掴みきれていないけど
そんな家族でも
やっぱり愛していたし
愛されていた

伝え方も受け取り方も
ズレていたのかもしれないと思えた


ここまで認知できたことで
娘への想いにも変化が起きている

今、目の前の娘は
持ち前のプライドと頑張りで
みんなからすごいね!って
言ってもらえる、いわゆる正解の作文を
書いていた
本当にきれいにまとめていた

文章力もあるし
堂々と発表できるところも
素晴らしい◎

でも、、、
今日の夢はほんとの気持ちじゃないことを
知っていたから。

まるで昔の私を見ているようで
苦しかったんだ

自分の好きを優先できずに
大人に褒めてもらえる正解を当てに行く

それは周りの人に嫌な気持ちになってほしくないという「優しさ」であり
心地よく生き抜く知恵のようなもので
ある意味の「賢さ」と
やればなんでもそれなりに
こなしてしまえる「器用さ」があって
人との対立が起きるなら自分の気持ちは一旦置いておく「調和性」を待ち合わせた平和主義者

もっと自由でいいよ
もっと変でもいいよ
誰にどう思われるかなんて
気にしなくていい
私は私
人は人
上には上がいるし
そもそも上とか下とかないよね
ママはこれから心を学んで
自分と向き合って
評価や承認が気になってしまう人生は
抜け出すから

もっとあなたらしく
ありのままの心で
素直な気持ちを大切に育んでほしい

母として
あなたのありのままに寄り添える人になる

たくさん笑ってね
たくさん泣いてね
たくさん大きな声で歌ってね
楽しく歌ってね

だいすきだよ

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